*** パ リ 通 信 No.110 ***
2011年5月6日9:00 AM カテゴリー:Designersdiary
*Croquis de Paris*
☆ パリの美味しい食堂『 ラ・カンティーヌ・ドゥ・トロケ 』☆
こんにちは muneko です♪ 日本はこどもの日でしたね。
ゴールデンウィークもあと少し、皆様楽しんでますか〜?
今日からまたまた暖かくなったパリです。
朝は肌寒かったものの、お昼には26度まで上がり
吹く風は涼しくて一番過ごしやすい良い季節になりました。
さて、こちらプチバカンスが終わって2週間が経とうとしていますが、
今日はそのバカンスで出会った美味しいレストランのお話を。
お店の名前は『 ラ・カンティーヌ・ドゥ・トロケ 』、
トロケの食堂、というレストラン。
人気のバスク料理のお店、ル・トロケを気軽に味わえるお店として有名なのだそう。
ちなみに、バスクとはスペインとフランスとの国境にあるビレネー山脈に位置し
「食はバスクにあり」と言われるほど、美食で知られる地方です。。。
前菜はマテ貝を特別にコースに入れてもらって、ビーツとソーセージのマリネ、
他に卵と人参のサラダ、生ハムのマリネを頂きました ☆
予約は取っていないそうで、早い者勝ち☆
と言う事で開店時間の7時に!
と向かってみたらその住所は間違いで大慌てで正しい住所を調べて来た道を戻る
(ネット情報も鵜呑みにしてはいけないですね。。。)
と言うハプニングはあったものの無事到着。
フランス人の食事はだいたい8時からなので7時半でも余裕で座る事が出来ました。
食堂という名の通り、長机で知らない人同士でも
わんやわんや言いながら楽しく食べる雰囲気が気に入りました♪
チーズはコンテにブルーベリージャムを合わせて ☆
ところで、一緒にいるのは日本人の友人とスウェーデン人の彼と言う組み合わせ。
二人はゲームデザイナーとソフト開発者という間柄。
アメリカにいた二人の会話は英語なのですが、私と街に買い物に出かけると、
私は店員さんのフランス語を日本語で友人に訳し、それを彼女は英語で通訳します。
慣れて来ると思わず、その彼に向かって私は日本語で話しかける失敗も(^^;)
そして、やって来たこのトロケの食堂には黒板に書かれたメニューがあるのみ。
フランス人独特のあの筆記体で( 公式に p の丸は丸めない、t の横棒は突き抜けない)。
しかも内容は普段聞き慣れない単語が並びます。
豚の耳、ブーダン(豚の血を固めたソーセージ)、
鴨の舌とフォアグラのテリーヌ(もあったのかな?)etc
思わずお手上げでお任せのコースに。
人数分の異なる料理が運ばれて来て、みんなで取り分けて食べれるコースです。
ちょとこれは後悔でしょうか、上に書いた様なマニアックな物が食べたかった私。
自称ゲテモノ好きを豪語する友人もきっと。
その後の食事中もフランス人にこれはどれを頼んだの?と質問を良く受けました。
選ぶのが難しかったのは私たちだけでもないようです。
そしてそんな大人達の中であれもこれも「いらな〜い」を連発する困った娘は
友人とお絵描き対決に夢中。
『 ラ・カンティーヌ・ドゥ・トロケ 』
La Cantine de Troquet
101 Rue de l’Ouest 75014 Paris
選んでもらったワインも美味しくて、値段もリーズナブル。
もう一度行きたい!いい感じで余韻を残してくれるお店でした☆
我が家の定番になりそうな予感。
ちょっと観光地から離れた場所にありますが
皆様ももし良ければ行ってみてくださいね。
では、また来週〜
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆