*Croquis de Paris No.486 ~ 散歩に学校にお祭りに ~ *
2018年7月13日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
今回のバカンス。
まだ娘が地元の中学校に通っていない頃
毎日がとにかく暇で暇でたまらないらしく(そりゃそうだ)
一番下の姪っ子が帰って来るのを待つ日々。
なので、朝はちょくちょく散歩に誘った。
☆ 川の側を歩きながら ☆
初めての2ヶ月の日本滞在。
これから期末テストが始まる学校に、一ヶ月半通わせるのもなぁ酷かなぁ
と思って「じゃぁ、期末テストの後で」とお願いした。
そしてやっと学校に通い始めて一週間。
めっちゃ学校が楽しいらしい^^
(テスト期間中も気にせず通わせておけば良かったかな)
帰って来て「ただいまー!」の声のまぁ元気な事
それによく喋る喋る、笑
☆ 鯉とフナの群れが一杯♪ ☆
昨日は少し離れた地区での夏祭りだった。
学校のお友達はすでに一緒に行くメンバーが決まっていて、
我が家はいつものママ友仲間のひとり、
S家のKちゃんが今年から違う学校に通っているので
Kちゃんに誘ってもらってお祭りに遊びに行くことになった。
☆ それを狙う鷺^^; ☆
そんな予定の夕方
学校から帰って来た娘が、楽しかった〜と話しながらも
ちょっと静かになって、
今日ね、ちょっと日本の怖いところをみた。と言う。
小学校から持ち上がりの今の中学校。
今回一番に仲良くなったのは、
校長先生からひとり知らないお友達がいるよ
と言われていた目の前に座る転校生の男の子Sくん。
☆ 土地の神社に二人でお散歩をかねてお参り ☆
そのS君がちょっとした嘘をついたらしい。
テストの結果を聞かれてちょっと盛ったらしい*^^*
その結果に、誰々よりS君の点数が高いはずがない!と女子が猛攻撃^^;
圧倒されたS君は、正直に謝ったらしいが
その後も攻撃は続き・・・・
何も言えずに見ていた娘がもうやめて欲しくて泣きそうだったと。。。
☆ この御紋ってどこの?と言われて、そういえば生まれてこのかた気にした事がなかったなと。
調べてみたら「左三つ巴紋、天皇家の家紋の五七桐、日本を象徴する菊」でした。☆
と、今こうして私に話しながらも泣けて来そうなところを
お祭りのお迎えの時間が迫っていてKちゃんが来るから泣くわけにはいかない。
私は何も声をかけれなかった。と
フランスだったら嘘をついていた事を突っ込んて、
で?何点なん?と笑って聞いていたかもしれないし
言いたそうじゃなかったら、ああいいよと聞き流していたかもしれない。。。
☆ ひい爺ちゃんが作った社務所。☆
それで良かったんじゃない?
と私が言うと、
日本だとすごく騒ぐ人も授業中はいないし、みんなルールを守ってきちんとしてる。
フランスのみんなはだらだらしてるし、色々守らないし、
でも、
なんていうのか、ルールとか正しい意見がいじめみたいになることってあるかも。。。
そうかもしれないね。
☆ 別の日には、遠〜いこんな山の麓まで ☆
***
この顔で(こてこて日本人顔で)生まれも育ちもフランスって事に驚かれる事がある。
先日仕事関係の人とお昼を一緒に食べていて子育ての話になった。
見た目は日本人。
でもやっぱりちょっと感覚は日本人としてズレてることはあるかな^^;
色々なエピソードを話すと、その人は
直さなくっていいんですか!? やばいじゃないですか!と驚かれた。
☆ フランスではありえない命の自動販売機、笑。200円だけ握りしめて来といて良かった〜 ☆
いや、直したら繊細過ぎて今度はフランスで生きて行けないですよ、笑
だから、日本ではそういう時は直接的な原因でなくても
自分のとある事が起因となってその事を引き起こしたんじゃないか?
て事も含め謝まる事があるんだよって事実だけ知らせてる。
後は自分の気持ちに従えばいいと。
☆ やっと着いた〜。じいちゃんが作った公園。ってか、山奥すぎて誰が遊びに来てるんだか微妙^^; ☆
とまぁ、ほんと勉強だねって。
色んな感情が湧いて来るね。
いっそ作文として仕上げちゃえば面白そうだね。って
今から違う学校に通うKちゃんが迎えに来てくれるんだからさ、チャンスじゃん。
気持ちをシェアすれば、Kちゃんの事だからきっと分かってくれるよ♪
と言うと、
あかん、話したら泣きそうやからやめとく。
そっか*^^*
昔からドラマをみても小説を読んでも、ゲームしててもハマる娘だからね。
よほどショッキングな出来事だったんだろう。。。
☆ 母娘でブランコ。鉄棒で逆上がりは無理でも、
上がって前回りにぐるん♪ってのを私がやって見せたけど、怖くて出来ならしい、笑 ☆
そんなKちゃんとの夏祭り。
どんどん規模が縮小されてて、わりとすぐに帰って来たけど
めちゃめちゃ楽しかったらしい^^
まぁ、車に乗せてもらった時点でよく話してたもんね。
送り届けてくれたパパさんとも凄く楽しく話したらしくて
パパさんも喜んでたとのメッセージ。
良かった良かった。
☆ ほんと見なくなった水田。見つけた。☆
写真は散歩の風景。
ひい爺ちゃんが建てた社務所がある神社に
爺ちゃんが作った山の麓の公園。
川にいる大きな鯉やらフナの集団やら、亀やら鷺やら・・・
田んぼは本当に減っていて、やっとこさ見つけたくらいだけど。
気持ちいい
良く聞かれる質問に、
フランスと日本、どっちが好きですか?とか住みやすいですか?っていうのがある。
☆ 猫ちゃんすくすく育ってます。まだとても触れないけど。☆
今の日本の生活は最高。
でもこれはあくまでも上げ膳据え膳で生活させてもらっている世界。
そりゃぁ嘘みたいに楽な生活。
そしてパリがあるからこそのこの田舎の有り難さが身に染みているっていうのもある。
反面、最近どんどん仲間が日本に本帰国している寂しさ。
娘にも聞いてみる。
ねぇ、フランスと日本、どっちで暮らしていたい?
「フランスに住んでバカンスで日本。の今が一番良いんじゃない?」
笑、そっか、確かに。こんなに休みはないもんね日本。
そうなのかもしれないね^^;
もう少し何も考えずに流されるように流されてみようか。
(これ何回も言ってる気がする)
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆