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*Croquis de Paris No.497 ~ ラトリエ・デ・リュミエール『 クリムト展 』 ~ *

『 サンモール通り 』

なんでもない通りの様でいて、なんかいい感じがするぞ、クンクン。

 

1 リューサンモールなんかいい感じ

 ☆ ほんと、写真で撮ってみるとなんでもない感じなんですけどね。個々のお店にいい雰囲気が漂ってる通り。☆

 

個々のお店に個性があって、ちょっと探索したくなる空気を漂わせている

リュー サンモール(サンモール通り)

 

2 メトロ リュー・サンモールから歩いて5分

 ☆ 地図をスクショで貼っておきたいほど、ここら辺は憧れがありながらも土地勘に疎い私 ☆

 

11区。

オベルカンフとか、セレクトショップで有名な、メルシーからもう少し西に行った

ペール・ラ・シェーズ(著名人が眠るお墓として有名な場所)の手前にある

メトロ、リュー サンモールから歩いていくと、

目的の建物がそこにある。

 

3 ラトリエ・デ・リュミエール

 ☆ おお、空いてるじゃ〜ん♪って入ったけど、自分達が帰る頃には行列ができていました。☆

 

『 ラトリエ・デ・リュミエール 』

 

もう一ヶ月も前の、夏のバカンスが終わろうとしている頃の話。

 

行きたい行きたいと思っていたこの場所にSちゃん家族と共に

ようやくやって来る事が出来た。

 

お昼を早めに済ませておく事にして、空いてそうなランチタイムにチケットを予約して♪

 

4 グスタヴ クリムト

 ☆ グスタフ クリムト(ギュスターヴじゃないんだね^^;) ☆

 

「クリムトが好き」

 

学生の頃、美大生にとって、クリムト派かエゴンシーレ派か?

みたいな議論はありがちなネタで。

 

華やかで、裕福なイメージで、

キラキラしているちょと平面的なクリムトの作品に対して、

ぎょろっとした目つきで、登場人物はやせっぽちで、

ストイックで圧倒的なデッサン力が伝わって来るエゴンシーレの方が、

私も含め、周りの友人たちには人気があった。

 

あれってなんだったんだろう。。。

貧乏学生達にとってシーレの方が身近な存在だったのかな。。。

あと、そっちが好きって方がカッコいい気がしたりしてね^^;

 

5 広々とした空間

 ☆ 元鋳造所を利用して4月にオープンしていたレーザープロジェクターを使った天井までも広〜いスペースの美術館。☆

 

その後、いつの頃からか(いや実は元々だろうな)

装飾的で平面的で華やかで、それでいてちょっと影を感じさせる部分を持つ

クリムトの作品が好きになった。

 

ぶらりどこかのたばこ屋の店先で見つけた

お母さんが優しく子供を抱いて眠っているクリムトの絵はがき、

(『女の生の三段階』という作品の一部を切り取ったものだった。)

を額に入れたものをトイレに座れば眺められる所にひとつ。

 

6 地べたに座って

 ☆ 地べたにごろん。座っても、寝ながらでも♪ ☆

 

あと大好きなYさんが額装して、N家に飾られて以来

私が凄く気に入って、N家の日本への引っ越しの時に我が家へとやってきた

横顔の若い女性が金の竪琴を弾いている『音楽1』と言う作品が

これもN家から譲られたピアノの上にひとつ。

 

たぶんね、強烈好き!とかでもなく、

実はその時代のそこに生きていたんだと思う、笑

そのくらいナチュラルに好き。

 

7 この広さは伝わりにくい?

 ☆ この巨大さは伝わりにくいかな〜 ☆

 

そんなクリムトの作品を、

新しくパリに出来た、レーザープロジェクターを使った美術館。

ラトリエ・デ・リュミエールで見ることが出来た♡

 

それも巨大空間で、

まるで自分達の方が絵にどっぷりと取り込まれた様な世界で*^^*

 

8 同時代のエゴンシーレも

 ☆ 同時代のエゴンシーレの作品も登場しましたよ♪ ☆

 

元々は鋳造所だった場所。

かなりの広い空間に音楽と共に映し出される、クリムトの絵画の映像。

 

見に来ている人は思い思いの格好で

座ったり、寝転んだりして眺めて良し。

 

なかなか実物を見れる機会というのは少ない中で

こういう形で一気にひとりの作家さんの

それも世界中の作品を見れるというのは面白い試みだと思う。

 

9 同じポーズをとる三人

 ☆ 絵と同じポーズをとろうとする三人、笑 ☆

 

クリムトって何〜?って言っていたCちゃんやKちゃんの様な

作品を知らない子供達にとっても、

これだけの絵画とのふれ合いって相当なインパクトがあったんじゃないかな・・・

 

10 クリムトの独特の世界観にどっぷり

 ☆ 作品を元の作品以上に成長させるってなかなか贅沢な手法^^ ☆

 

ぐるぐるぐるぐるぐる

『 生命の樹 』を描いた作品が成長しながら空間を取り巻いて

キラキラとした模様が自分達が座っている床まで広がって来る。。。

 

11 2階からの長め

 ☆ 上から見る空間。四方八方がクリムトで埋め尽くされる贅沢 ☆

 

最近、自由〜にデザインしたい欲がむくむくと湧いている私。

 

巨大すぎるエロスにおいおいと突っ込みたいところもあるけど^^

なんていうのか、言い含んだ感じ?のする

美と豊かさと芸術と、生活空間への関わり方にとても惹かれる。

 

「 ちょっとでもそんな世界を生み出せたら」

 

少し未来を見せてもらった気がした。

 

この気持ち、大切にしようっと

 

 

12 近所のカフェでオヤツ

 ☆ 帰りは会場近くのカフェでみんなでおやつを食べて帰りましたとさ*^^* ☆

 

 

 

A la semaine prochaine 

☆MUNEKO☆