*Croquis de Paris No.499 ~ 『 Au- delà des limite(境界のない世界)』 ~ *
2018年10月12日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
さてさて、
展覧会やら演劇続きですが・・・
こちらも上げておきたかった。
チームラボ
『 Au- delà des limite(境界のない世界)』
☆ ラ・ヴィレット、みんなで行ってきました。☆
と言っても夏のバカンスの終わり
8月の最後のお話です^^
日本からパリに戻って来て、
展覧会が終わるまでに行っておきたかったのが
先日のクリムトと、このチームラボ。
☆ 入場を待っている間に、日本の子供の指遊び。列の後ろの子供がめっちゃ一緒に遊びたがってるから、
これフランス語では無理なの?後ろの子は入れてあげられないのかな?と聞くも、どうも無理っぽい^^; ☆
日本でも何度か行こうと思ったんですけどね。。。
逆に日本の方が我が家は遠くて、
なかなかチケットが取れないか、もしくは
ものすんごく並ぶ覚悟で行かなければいけない^^;
なので、日本で気になりながらも行かずに帰って来ました。
パリに帰って来てからでもギリギリ間に合う!
☆ 入って直ぐのお絵描きコーナー ☆
パリでも急にはチケットは予約出来なくて、
こうなったらお昼時間の空いてそうな時を狙って
直接行ってみようと言う事になった。
我が家と、いつものSちゃん家と、その親友のAちゃん家の3家族で♪
☆ お!見つけた! ☆
やっぱり予想していたよりは短めの列。良かった♪
最初に噂のお絵描きコーナーで
お花か蝶々か、蛙かトカゲか、鳥かワニを選んで塗り絵をして
スキャナーで取り込んでもらうと、
隣接する部屋の中に自分が書いた動物が現れるんですけど・・・
☆ すり鉢状になった部屋を駆け上ったり、動物を追いかけたり。しょっぱなから子供達心をガッツリ^^ ☆
チームラボさん、よく考えてます。
娘は蛙を選んだんですけど、
色を塗るための下絵は斜めから見た立体的な方向からのイラストになっていて、
でも実は部屋の床や壁に反映される絵はその動物を上からみた図。
なので、一瞬自分の蛙がどの子なのか戸惑うわけです。
でも「あ!」と自分の塗った配色に気がつくわけですね。
しかもこの動物達は食物連鎖を表していて、
小さな動物は食べられちゃうので、
食べられたり、実際そこを歩いている人に踏まれて潰れたり(たぶん)
しょっぱなから子供達が楽しめ過ぎて進めない進めない、笑
途中ちょこちょこ小さな部屋も楽しみながら、
ようやく奥まで進むと・・・
☆ こんな空間生み出せるチームラボを心から尊敬します*^^* ☆
なんじゃこの空間〜!
もうね、宇宙レベルの凄さ、笑
いやもう笑うしかない。
☆ 降りそそぐ大量の花に思わず、写真をパシャリ ☆
友達のSちゃんがお花にまみれてます*^^*
日本だとどうなんだろう・・・
このラ・ビレットの吹き抜けの空間、めちゃめちゃ広いんです。
そんな巨大空間で
凄く高い所から水や、花びらや、光が降り注いで来る。
しかも、自分達が触れたりそこにいると
それに合わせて水も跳ねるので子供達も大はしゃぎ♡♡♡
☆ しばし、自分達を避けて流れる滝の中に座って水を眺める子供たち ☆
まぁ、実際ザバザバザバーって水に濡れるわけじゃないんですけどね
(それだと逆に行かないし!)
デジタルだと思っているものに触れたのに
それが自然の反応をしたり、自分の存在を認識してくれたり。
しかも、こんな人工的な巨大空間の中で、水や花びらが舞い降りて来る
ほんと、自分達の想像を超えてくるので
しばし時間を忘れて座り込んで、ほわーっってなります、笑
☆ 大人の私たちも大はしゃぎ ☆
いやぁ、凄いです。
技術も、そしてそれ同様に美的センスも。
四季の移り変わりや、雨と共に生きてきた日本人の感覚。
それを昇華した作品って感じがする。
☆ 高い天井から降りそそぐヒマワリと雨 ☆
そしてもうひとつ、
面白いのが神様という感覚。
チームラボさん的には違うかもしれないけど^^;
人や動物が演奏したり踊りながら部屋を出て、壁を歩き、また別の部屋に入り・・・
その横を一緒に歩いて、トントンとそれらに触れると
「なんだ〜い?」って感じでゆっくりとこちらを振り向く。
そりゃぁもう大喜び。
☆ 嬉しくて話しかけながら一緒に踊るMちゃん ☆
あれ?でもこれをどうして自分達が神様だと感じたのかは不明だけど^^;
画像がリアルに作り込みすぎていないせいかな。
(イラストを白黒反転させた様な、縁が輝いてる像なのね)
踊りながら列を作って歩いている人や動物が振り向いてくれると
なぜだか異常〜に嬉しい、笑
☆ なんど撮っても、ひとり駆け回る子供ちゃんがいる^^注:独特の空間だけど霊ではありません。 ☆
もうこの空間なんか、わけ分からなくなるけど^^;
勝手に神の部屋だと思ってます。
これって本当になんでだろ、笑
やっぱりあれかな、
自分達の想像の域を超えてる技術っていうのが大きいのかな。。。
しかも手のひらサイズの携帯なんかのハイテク機器っていうのじゃなくて
全身で体感出来るリアルな大きさ、
いやそれ以上のキャパを超えた大きさ。
そしてデジタルなのに、自然。
☆ やっぱり、なんじゃこりゃーな空間なのです。☆
完全にやられましたね、笑
それこそタイトル通り、ボーダレス
『 Au- delà des limite(境界のない世界)』
さっきまで見ていた部屋からも溢れて、
こっちの世界にも人や、花で溢れかえる。
それにつれてこちらの感覚も麻痺し始める
☆ 子供達でさえ尊敬の眼差し。☆
ああ、でも好きだなぁ
なんだろう、感覚だけでもこれ、私も実現したい世界だ。
小さなビジューの世界で?
例えばここが巨大な感覚を麻痺させるボーダレスな世界なら
私の、
マッチ箱に納まりそうな小さな世界の中に
いったい何が表現出来るんだろう。。。
いつまであるか分からないけど、動画リンクを貼っておきます。
ほんと素敵でした*^^*
『 Au- delà des limite(境界のない世界)』
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆