*Croquis de Paris No.501 ~ ジャルダン・ダクリマタシオンで日本のお祭り ~ *
2018年10月26日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
さて、またまたバカンススコレール、
いわゆるプチバカンスに突入しているパリです^^;
すごいよね、この間学校始まったばかりですよ?
☆ 何年ぶり?久々にジャルダン・ダクリマタシオンにやって来ました。
日本全国のお祭りが見れると聞いて♪ ☆
でも、友人家族と話していたのは、
今まではプチバカンスに入る度に、
ふぅ〜2週間子供が家にいるよぉ〜、どうして過ごす〜?
だったのが、
子供も大きくなったのと、
普段は今の学校で親としてのアソシエーションへの参加が割と多かったり
子供も習い事で忙しかったり、日々のテストをこなすのが大変だったりするので
この定期的に休みに入れるこのシステムに(学校も習い事もお休みになります)
親の方も、おおありがたいわ〜♪ って思えるようになって来たよねと。
☆ 入って直ぐに青森、五所川の「立ちねぷた」が飾られていました。ね「ぷ」た。なんですね*^^* ☆
さてさて、プチバカンスに入りたての週末。
お友達家族に誘われて、超久しぶりのジャルダン・ダクリマタシオンにやって来ました♪
ジャルダン・ダクリマタシオンといえば、普段は子供用の乗り物や、
小さな動物園、水の遊び場などなど、小さな頃はかなりお世話になった公園。
https://www.jardindacclimatation.fr/
(サイトを見ると、当時より色々進歩を遂げてそう)
☆ 行かなきゃ行かなきゃって思ってたルイヴィトン美術館がそこに!こんな所にあったの? マジで行かねば^^;☆
まだまだジャポニズム 2018-2019 に盛り上がるパリ。
日本全国のお祭りが見れると聞いてやって来ました♪
日本にいたらそれこそ、東北に関西に四国にって、
見に行こうと思ってもなかな行けないですもんね。
これは行っとかねば^^
☆ ギリギリ最初の演目の信玄公祭りの最後のパレードに間に合った♪ こちらは山梨、甲府より ☆
この日は日曜日。
朝から晩まで色々と催し物があるし、
見たいは見たいけど、絶対込むよなぁなんて言いながらも
地下鉄を降りて人ごみに流される様になんとか園内に午前中にたどりつき、笑
ギリギリ最初の演目、山梨甲府の信玄公祭りの最後のパレードに間に合いました♪
馬に乗っている信玄公も、後ろから歩く甲冑をつけた家来の人たちもこちら現地の人。
このお祭りは一般のフランス人の方の参加も沢山募ったのだそう。
☆ この後とんでもない人になって、後から来た友人家族はみんな購入を諦めました^^; ☆
そうこうしている間に時間はお昼前♪
この調子ではこの後確実にだだ込みしそう、なので早めに買っておこうかと。
それでも、けっこう並んで・・・
あつあつさんの出来立てのたこ焼きと、
中川さんの、日本人には本当にうれしい手の込んだ、
日本らしい付け合わせのお弁当とシンプルなお寿司を買う事が出来ました。
これがめちゃめちゃ美味しかったです! 幸せ〜♡
どちらもパリにお店があるので、行ってみなくちゃですね。
☆ 岩手の鬼剣舞が始まりました。☆
お次の演目は、岩手から『 鬼剣舞(おにけんばい)』
会場はもの凄い人になってます^^;
「おにけんばい」って聞いた事なかったんですけど。
岩手の県名も、岩に鬼の手形が残っている事から岩に手、岩手と呼ばれている
なんてのも全然知らなかった〜
☆ なにこれ〜ってくらい、独特の雰囲気にレベルの高い舞に感動 ☆
それでこの鬼剣舞。
知らなかったとはいえ、見始めるとすごく面白いんですよ。
予想外に引き込まれる^^
お囃子の音と、独特のリズムを刻む・・・うまく言えないけど^^;
激しそうに見えないけど、ちょっとゆっくり踊っている様に見せて
毛筆のはね、ため、はらい、みたいなメリハリ(どんなん)
これ、かなり難しい踊りです。
思わず、隣にいたパパ友さんと、
いわゆる一般の人が踊ってるんだろうけど素人レベルじゃないよね。
と凄い出来映えに感動しちゃいました。
☆ さんさ踊り、2015年の時点で参加者が4日間で延べ約3万5千人だっていうから凄いですよね。☆
感動の後はパレード。
こちらも世界的に見て、これだけの太鼓を使って行われるお祭りはないと言われる
東北五大祭りのひとつ、岩手、盛岡のさんさ祭り。
鬼の退散を喜んだ人々が神様に感謝しお礼に舞った踊りだそう。
先ほどの鬼さん達も列の最後に♪
すごく人気でした^^
ちなみに、仏様が鬼に扮しているので鬼の頭に角はないんだそうです。
☆ この日は少し肌寒いけど最高にいいお天気でした ☆
いやぁ、凄かったぁ。
ここでちょっと休憩時間♪
先ほどの会場に敷物を敷いてみんなでゆっくり。
☆ 髪には日本風の髪飾りをつけて、もくもくと組み紐に専念する女子たち*^^* ☆
ここに誘ってくれたAさん。
編み物から刺繍から縫い物から何でもこいの方なので
子供達にこんな時間もあろうかと、手作りの組み紐風のキットを
作って来てくれていました。
おまけにおやつにおせんべいやら、手作りの栗きんとんまで☆
わお
女の子達、こういうの大好きですよね〜
もくもくと組んでいましたよ♡
☆ 左上、なんでもスケッチして記録を残すMちゃんがめっちゃ可愛いの ☆
そして次に始まったのが奈良春日大社のおん祭。
これね、難しいです^^;
司会の女性がしきりに、これはいわゆる華やかなパーティのイメージのお祭りではなく、
名前は同じ「Matsuri」でも神事です、儀式ですので。
ってフランス語の意味を違えて言われていたのがよくわかります。
長年にわたる大雨・飢饉・疫病の根絶祈願のため、
時の関白藤原忠道公が若宮の御神霊を新たに造営した春日野の神殿に迎え、
丁重な祭礼を奉仕したのがおん祭の始まり。
以後、880余年にわたり途切れる事なく行われている儀式。
『 春日若宮おん祭のサイト』
http://www.koto-netpress.com/bookmark/onmatsuri/
なんと、様々な儀式や芸能で24時間あるみたいですね。すごい
っていうか、これも同じ関西で生まれながら全然知らなかった。
お渡り式というのかな、時代装束を着た大名行列とかもあって、
これらすべて日本から持って来られたのかと思うとすごい事ですよね。
『 お渡り式のサイト 』
http://www.koto-netpress.com/bookmark/onmatsuri/sight/scene02.html
☆ 本場日本のチームは切れが流石に違います^^ ☆
そして最後は子供達お待ちかねの『よさこい祭り』^^
日本からは迫力の、十人十彩というチームが一組と、
なんと、よさこいのチームがパリとボルドーにもあるんですね
パリは日の出舞、ボルドーのチームは鯉道会と言うそうです。
最後は3チーム合同で♪
☆ さっきまでの厳かさとはうってかわって、これも日本文化です。☆
さあ皆さんも一緒に〜♪
ってなかなか踊れませんけどね、すごい人盛りでした。
娘が、
鳴子っていうんですか?
しゃもじタイプのカスタネットみたいな音がなるやつ。
あれ欲しい、買って。って早速あなた・・・
キリが無えよっ、笑
(なんでもとりあえずはやってみたいタイプ^^;)
今回はちょっと勘弁してもらいました。
☆ 最後は舞台から下りて、パレード形式で。☆
ところで、さっきとはうって変わって現代の日本文化のよさこいですが、
今回誘ってくれたAさんと、
それにしても、これだけ動ける着物ってどういう作りになってるんだろう?と
Aさんのバレエの先生も興味津々だそうで、確かに。
表と裏で色を変えたり、裾さばきがすごくいい感じ。
面白いです、これもまたひとつの新しい文化ですね。
さぁ、よさこいも終わって最後はねぷた?
と思いましたが流石に体力の限界、笑
とてもフランスにいるとは思えない、華やかで楽しい一日でした♪
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆