*Croquis de Paris No.531 ~ ぼんやりと歴史に触れるお散歩編 ~ *
2019年5月24日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
ふと、
あ〜水辺を歩きたいなぁ。
「きらーん☆」
今日は川だな^^
と、ちょっと開いた時間にセーヌ川を散歩しに行って来ました。
☆ 今日はここからセーヌの川岸に下りましょう〜 ☆
仕事はようやく一段落して、次の段階へ。
でも何やら子供や学校関連やら。自分は直接ではない、でも
水面に石を落として、ふたつ目かみっつ目の輪っかあたりの位置にいるらしく
なぜか情報は流れて来る。
そして娘がこなしている取り組みも、連日の情報に自分にとっては少し重くなって来た。
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さんぽしよ♪
☆ 素敵なご夫婦も川岸を散歩されていました ☆
そして、今あるこちゃこちゃが無くなったら、大きく息をしにどこかに出かけよう。
とりあえず今は美味しい紅茶を入れてほっとしよう。
ねぇねぇ、今の用事が終わったらどこか出かけない?
と娘を誘う^^(友達がいないんかい、笑)
海?川?山?公園?
「え〜?別にぃ」by娘
はてさてどうなることやら^^;
☆ この白いふわふわの正体は? ☆
そうそう、
散歩していたら、ふわっふわ飛んで、軽く舞ってる白い物体が。
それもものすごい量で。
この木かぁって写真を撮って、今見てみるとこれ
ポプラの木なんですね*^^*
落ちている枝を見てみると、こうやって実がなってて、それが弾けたら白い綿が・・・
なるほどぉ可愛い
んですけど、
いくらふわふわで軽いと言っても、目に入ると辛いんです^^;
雪か?ってほどの量で降って来るのでなかなかの強者です。
☆ セーヌに浮かぶ船のお家、ペニッシュ。カッコいいです。 ☆
で、ちょっと気になったんです。
意外にパリってこのふわふわ落ちて来たり、
花粉がばーって降って来る系って多くないですか?って。
調べてみると、パリには10万本の並木があるらしい。
ブローニュやヴァンセンヌの森や公園を入れると全体で49万本。
☆ エッフェル塔が、なんと130歳を迎えたんですよ♪パチパチパチパチ〜 ☆
その街路樹として植えられている種類は140種類で、代表的なものは、
プラタナス、マロニエ、菩提樹、エンジュ、楓、トネリコ、
ニセアカシア、ポプラ、ニレ、桐、らしい。
プラタナスも(以前ダイアリーにも書いた、https://www.lapage.jp/diary/10160/)
確かとげとげとした綿毛がざーっと降って来ましたよね。
マロニエの花粉もなかなかもの。
これ、マスクをつけて歩くと何事か!?
と恐怖がられるパリだからみんな普通に歩いてるけど
日本だったらみんな、かなりの長い期間マスクで歩いてそうですよね^^;
☆ イエナ橋、向こうはトロカデロ ☆
エッフエル塔の真正面の橋、イエナ橋の下をくぐって・・・
そうそう、エッフェル塔が130周年を迎えたんですよ。
って友人のSNSの投稿で知った私です^^;
記念にエッフェル塔を使ったライトアップイベントが夜の22時から開催されていて、
見たかったれど、もの凄い人の出だったみたいで、
友人の動画で気分だけありがたく味わわせて貰いました♪
☆ ドゥビイ(リ) 橋は 1900年に完成 ☆
おそらくこれ以上遠くに行く時間はなさそうなので、ドュビイ(リ) 橋を渡る事に♪
特にこれといった特徴のない歩行者用の橋。
もともとは1900年のパリ万博のために一時的な橋として架けられたものなのだそう。
☆ 車が通らないのでゆったりのんびり景色を眺める事ができます ☆
エッフェル塔が完成したのが1889年なので、その一年後。
って事は、この橋も来年で130年☆
ほぼエッフェル塔と同い年の橋の上を今私は普通に歩いてるわけですね*^^*
☆ パレ・ド・トーキョーへ ☆
橋を渡って道路を渡ったところにあるのが、パレ・ド・トーキョー。
https://www.palaisdetokyo.com/
今渡ってきたドゥビリ河岸の通りが、第一次世界大戦の同盟国、日本の首都にちなんで
1918年、「東京通り/アヴェニュー・ド・トーキョー」と改名されて
これに面して立つ建物ということから、パレ・ド・トーキョーと呼ばれる事になったらしい。
建物が出来たのは1937年の方のパリ万博の年。
☆ 広場の大きな水面と、左右に広がった建物の形状とレリーフが特徴 ☆
ちなみに今、かつての東京通りの名前はアベニュー・ド・ニューヨーク。
そう、ニューヨーク通りって言うんです。
第二次世界大戦で日本はフランスの敵国となったために、
1945年に今度はニューヨークと改名されたけど建物の通称はそのまま残ったらしい。
(^^;単純ですごい発想)
☆ このレリーフもなかなかの迫力 ☆
現在はコンテンポラリー・アートのための、
収蔵品をもたない企画展示のみのミュージアム。
昔チケットをもらってパリコレを見に来たり、
アンディ・ウォーホール展が来たときはすごい行列が出来ていたり。
パリコレや、現代美術っていうよりも表現の全てを受け入れている美術館って感じでしょうか。
この日も、広い広場でスケーターの二人が撮影に挑んでいるようでした。
さてさて、時間もいっぱいかな。
そろそろ折り返して帰る事にしましょうか。
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆