*Croquis de Paris No.533 ~ 全ては必要なタイミングで ~ *
2019年6月7日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
あっと言う間に6月が半分、いや3分の2過ぎちゃいました^^;
学年末。
娘が中学生になってからというもの、
夏のバカンスはなんと、2ヶ月半!
日本で待つ実家の母や娘の従姉妹や仕事先にも
もうそんな経つんですね〜とは言われるものの、
考えてみれば、一年ではなく10ヶ月すればやって来るわけですから
ほんとあっと言う間に感じるわけで。。。
☆ 一年の締めくくりのお仕事といえば ☆
それにしても。
去年の夏パリに帰って来て、新学期が始まったのが9月。
(そう、私の体って娘のカレンダーに沿って感覚づけられているわけで)
中学に入って2年目となる今年は親としても学校の状況が見えて来たり
父兄として自分も色んな係を担当したり、そんな一年にひと言。
「いやぁ〜、なんかしらんけど大変な年だった〜、笑」
☆ 借りていた教科書の返却のためのカバー剥がし。これがけっこう面倒な作業で ☆
9月に入った頃は仕事もまだ忙しくなくて、
学校関連の係もまさか自分がやるとも思ってなくて、
今のうちにフランス語を強化しようかしらん♪とか、
陶器の絵付けがやりたかったんだよね〜とか、
昔から好きだったエコバッグのデザインでもしてみようかな♡
なんて言っていたのがどこへやら
まさかの怒濤の1年間でした、笑
☆ うまくはがれない!無理に剥がすと文字も一緒にはがれて使えなくなっちゃうので
そこはテープごと残して。同じく過去に使って来た人たちの苦労の跡もいっぱい^^ ☆
学校の事を引き受ける事が性格的に向いていないわけではないだろう
けど、
何をするにもどっぷりとハマっちゃうので切り替えがへったっぴで。
デザインの仕事に向かうには、それ相当に意識を戻す力が必要で。。。
会社勤めでない分、そっちに時間をさけば、
最終的には家族が休んでいるバカンスや深夜に仕事をする事になる。
人は好きなんだけどねぇ。
ほどほどがいいなぁと思った一年でした。
それに、色んな人の思いが飛び交う波動に?すっかり疲れ果てたりもして。
☆ 剥がしたカバーの山。そうだ、良い事浮かんだ♪
透明のマスキングテープを手に入れれば良いんじゃん!とさっそく今のうちにポチっておきました。☆
反面、同じようにフリーで仕事をパワフルにこなしつつも、
学校の役をさくっとこなすママ友たちを見ていてほんと頼もしいと思う。
それこそガツンガツンと、自分の子供たちのために。
時に怒り、時に無理にでも人に振り、割り切るときは割り切る。
共通するのは、合ってるにしろ間違ってるにしろ、その人の強い思いや考えがある人。
そういう意味では、良いもの見せてもらった一年でもあったなぁって。
☆ 前後すべて雨マークの中、唯一晴れだった日を選んでシャンドマルス公園。
なんか中の芝生には柵が張られて、入れなくなってますね。 ☆
で結果。自分はどうありたい?っていうのが定番なのだけど
今回の自分の気持ちが不思議。
微妙に掴み切れていなくて定まらない。
そんな事を思っていたら、今日(って言ってもこれを更新したのが6月20日)
のほぼ日(https://www.1101.com/home.html)の
糸井さんの今日のダーリンの言葉がどんぴしゃで感謝感激で!
かといって、全文をお借りするわけにもいかず^^;
☆ 年末のクラスピクニックを開催しました。おお、いいね!やりたいね!って気持ちで始めるけど
子供がこの年になってきても幹事ってやっぱり気をつかうなぁって思うのでした。 ☆
「うん、いいよ」という娘の返事が好きだった。
から始まる文章。
そして、糸井さんのことで言えば、自身の子供のころはそういう感じではなく、
ものぐさで、めんどくさがりだったと。
しかし、大人になるにしたがって、
みんながものぐさで腰が重いわけじゃないと気付いて
そういう人は他の人を気持ちよくさせるなぁと思ったらしい。
☆ こんなに晴れてるのに雨降ってます^^; そんな中でも子供たちは元気♪ ☆
そして最後。
ものぐさで皮肉屋の人だったら、
その「うん、いいよ」が、人に利用されてばかりの、
自立心のない人間にさせられている、と言うのかな。
でも、いま、あらためてよくわかることがある。
「人に利用されない人」になって幸せかといえば、
決してそんなこともないのだ。
いまのじぶんや、じぶんの友人たちは、けっこう、
たがいの「うん、いいよ」を利用しあっているもんな。
わわわわわーってなった。
まさに私が探してた感覚はこの感じなのかも!と。
神さま〜、笑
(すみません、完全に言葉借りちゃってます。)
☆ 手を繋いだ絵が端から端まで。
公園の中央の芝生に入れなかったのはこのためだったみたい。
世界中で、小麦粉など天然素材を使用した巨大な絵画を製作されている
アーティストのSAYPE(サイペ、またはサイープ)さんの、「世界難民の日」に向けられて描かれた作品。☆
学級委員、生徒会、キャプテン。成人式の青年の主張(?)まで
一度も手を上げた事が無いのに、いつもやる事になるのは私だった。
いつもふてくされたりしかたなくやって、
なのに結局、頑張って上手くこなして来た。
娘を持って、また学校関連に関わる事になって、
たぶん、今になって子供の頃の私がムズムズしているんだろう。
またお前は大変な方を選んで・・・っていつも身内に思われちゃってるかもって
当時の私はちょっと申し訳ない、恥ずかしい、格好悪いななんて
思っていたのかもしれない。
☆ 柵の上から、ギリギリ・・・手に見える?ないか?^^;この後世界中で展開されるそうですよ。
個人的にはSYPEさんのこの作品が好きです。「スイスの山に絵本を読む子供の巨大アート」☆
今の自分の娘を見ていて思う。
ああ、こんなに「うん、いいよ。」って引き受けて
堂々としてても良かったんだよなぁ。
「あ、やりたくない。興味ないし。」って、
それも堂々としてて良かったんだよなぁ。
「私けっこう上手いのよ♪ 」
って堂々と人前で喜んでても良かったんだよなぁって。
同時に娘に、
当時のママ、もっと堂々としてて良かったんだよなぁ。
ってそんな話をしたら、面白いと私の感覚をウケてくれた。
な〜んにも気をつかわなくったって大丈夫だったんだよねぇ*^^*
と二人で笑う。
こうやって事は起こり、握りしめていた記憶は更新されて
また今の自分のあり方が更新されていくんだなぁ
としみじみ・・・
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆