*Croquis de Paris No.548 ~ サグラダファミリアとグエル公園 ともうひとりのガウディ、ジュジョール! inバルセロナNo.3 ~ *
2019年9月20日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
うひょ♡
スリが堂々と闊歩している
(しかも「あなたスリに狙われるから荷物には気をつけてね。」
ってそこにいた人に声をかけて堂々と降りてった^^;)
パリとはひと味違うバルセロナのメトロを降りたら
☆ なかなかいい眺め ☆
きらーん☆
いきなり見えちゃいました^^
この公園でお散歩している人たちは、
日々このサグラダファミリアの成長を見ながら過ごしているのね♡
☆ 予約時間までまだ余裕があったので、向かいの池から撮影 ☆
『 サグラダファミリア 』
初代建築家、フランシス・ビリャールが無償で設計を引き受けて
着工されたのが1882年。ただ、意見の対立から翌年にビリャールが辞任して、
2代目建築家に就任したのが、当時まだ無名だった30歳のアントニ・ガウディでした。
そこから亡くなる1926年(44年間)まで設計と建築に取り組んで・・・
今が2019年なので、130年以上、この建物は成長を続けているわけで。
☆ この迫力がうまく伝えられない ☆
到着した西側から東側にまわって
予約した時間もやって来たので、いよいよ入場します。
造形が複雑過ぎて、なんじゃこりゃぁ(驚)って世界
どう写真を撮ってよいのやら^^
ところで今回は、ものすごく並ぶからここは予約して行った方がいいよ
と友人から聞いて予約したのですが、それでも直前だったので、
塔へ上るチケットはすでに完売。中だけの見学になりました。
☆ 東側の誕生のファサード、キリストの誕生から初めての説教を行うまでの逸話が彫刻で表現されています。
入り口である「慈愛の門の扉」は日本人彫刻家の外尾悦郎氏が手がけたもの ☆
実はこのサグラダファミリア、
本来なら300年はかかると予想されていたのが、
今の進んだ技術のおかげで2026年に完成予定なんですよね。
(約144年で完成予定)
今の設計責任者はは9代目のジョルディ・ファウリさん。
1978年からここで仕事をされている日本人建築家さんの外尾悦郎氏が
2013年に主任彫刻家になられている事でも有名です。
これは2026年にはちゃんと早くに予約して塔の上まで上らなきゃ、ですね。
☆ 外のあの光景から一歩中に足を踏み入れると・・・ ☆
日本語ガイドで色々説明を聞いたらいよいよ中へ☆
じゃじゃーん☆
わおっ
ある程度イメージはしていたものの、中と外のギャップが凄いです。
これはこれで面白いんですけど、ちょっと戸惑うとともに・・・
☆ あの天井の向こうに地上世界が広がってそう ☆
腐海にたどり着いた気分*^^*
宮崎駿さんの、あのナウシカに出て来る
巨大な菌のような樹木が茂っているあの腐海の森
☆ 右上、西側の壁に小さく聖母マリアが、左下の傘の下にはキリスト像がありました。☆
実際調べてみるとものすごく良く似ているとうわけでもないのに、
ナウシカが、あのオームの抜け殻を見つけて喜ぶシーン。
(分からない人はすみません)
天井の高さと、この上に地上世界がありそうな地下空間に潜った感、
自分がまさにあの場所に迷い込んだかのよう・・・
☆ 赤と、黄色と、青と。ステンドグラスからの光がすごく美しいです。☆
中は前回書いたカテドラルとはまったく違って、
ステンドグラスの美しさや、独特の柱のデザインはあるものの
シンプルで広々とした空間が広がっています。
オーディオガイドで「なぜなら神はここにいる人々の中に存在するのだから」
(要は、そのありがたい対象物をここに置いて拝ませる必要はない?)
って言ってた気がするんだけど、ちょっと不確かです。
☆ ほんと、ガウディという人の頭の中はすごいですね。☆
いやぁ、面白い空間ですね。
外の様子からすると、もっと具象的なデザインがくるかと想像するのですが
こうきたかと、笑
ともあれ、中の椅子に腰掛けてじっくり異空間を味わう事ができました。
さぁ、最初に見た西側の受難のファサードにまわろう。
☆ 西側の受難のファサード。私ったらなんてざっくり写真を撮ってきたのかしら ☆
ここに来ると、左耳も限界で。
どこに行ってもオーディオガイドで聞きながらやってきたので
聞くのをやめて見るだけにしてみました。
で、今調べたらかな〜り重要ポイントだったようで^^;
(いよいよ2026年にもう一度行かなきゃ)
☆ 地下にはガウディが設計を考える時に利用していたと言われる逆さ吊りの模型が ☆
帰って来てダイアリーを書く頃になって色々調べる私。
へぇ〜、はぁ〜って。(見て来ただけに実感半端ない。遅いって笑)
個人的には、TABI JOZUさんのサイトが本当に良く出来ていて面白かったです。
https://tabijozu.com/barcelona-sagradafamilia
もっと見てみたい方は是非是非♪
ご夫婦で運営されているみたいです。
☆ 3Dプリンターに、塔の上にあるフルーツの模型なんかもありました。☆
地下の作業場に萌える私、笑
こういう現場が大好きです^^
この日は、朝は市場でご飯を食べに出て、その後カタルーニャ音楽堂を見て、
時間があったのでカテドラルに行き、お昼は別の市場のバルでご飯を食べて、
そしてこのサグラダファミリア。
私にしてはよく頑張りました^^
と言うわけで、この日も早めにホテルに帰ってちょっと休憩。
☆ 地元で人気のお店 ☆
晩ご飯何食べる?
近くのレストランの評判を日本語で調べて
(なんて便利で恐怖な時代)
地元の人に人気のパコ・メラルゴさんへ。
早い時間に行ったので座れたけれど、あっと言う間に満席になりました。
お洒落でモダンなお店って案外日本的要素が入って来るもので・・・
好みとしては断然お昼のエル・キン・ダ・ラ・ボケリアかな♪
☆ グエル公園のラ・ナトューら広場から見るバルセロナの街の眺め ☆
翌朝は、こちらもガウディが設計したことで有名なグエル公園へ。
工事が入っていてかなり見れない部分があるせいか
ネットで見る限り、ガイドつきの入場券しかもう販売されていなかったので
英語のガイドツアーに参加。む、難しいったらっ
☆ 下のトカゲ?の噴水が有名 ☆
『 グエル公園 』
ガウディのパトロン、グエル氏がガウディに依頼した都市開発プロジェクト。
当初は60戸の住宅を建設する予定だったが、売れたのはたったの2戸のみで
その後グエル氏の死などから未完に終わり、公園だけが残ったのだそう。
こちらも世界遺産♪
☆ 洗濯女の回廊と呼ばれる通路 ☆
ここも、とにかくどうやって作ったの!? っていうくらい、
この土地から掘り出された自然の石なんかを利用して作られているんですけど
その労力が半端なくって。
思わず、工事をしていた作業員の気持ちになる私^^;
ふへぇ〜
☆ 公園のベンチや、このお菓子の家みたいな、可愛いモザイクを仕上げていたのはジュジョールという人だった〜 ☆
広場のベンチや、テラス下の広場の天井に施されたモザイクは
ガウディの弟子、ジュゼップ・マリア・ジュジョールのもの。
これ、綺麗ですよね〜。マリアってついてますが男性です^^
あ〜!今分かった!
綺麗な色合いが印象的だった、カサ・バトリョは彼の仕事だったんですね!
しかも、ガウディが施主さんと揉めて建設工事が止まってしまった
カサ・ミラを完成させたのもジュジョール!
今になってやばいの知ってしまった、笑
☆ これもJosep Maria Jujol Gibert 1879年9月16日-1949年5月1日の作品? ☆
今回の最後はこの写真で終わろうとしていた私。
なにせ可愛かったから。
これももしかしたら、ジュジョールの手によるもの!?
ほんと、自分の反応している部分に笑えます。
最近色々疲れていたし、なんだかこう、地味になってたんだけど、
一気に力が湧いて来た♪(単純)
やっぱ好きなんですねこういう世界が。
私もどこかで実現してくしかないのかも*^^*
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆