*Croquis de Paris No.549 ~ ビーチとカサ・ビセンスとピカソと inバルセロナNo.4 ~ *
2019年9月27日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
さてさて、
バルセロナシリーズもようやく最終回 ♪
自分でもよく書いたなと^^
後追いで色々また調べたりするので、普通以上に時間がかかっちゃうんですよね。
でも書いておきたい。
3泊4日のスペイン バルセロナの旅。
3日目の午後からのお話です。
☆ コロンブスの塔 ☆
もうね、旅慣れない我が家ですからね。
特に今回は旦那さんがふとスペインに行っておきたいというので
思いがけずチケットを取った次第。
日本にいた間も私はなんのプランも立てず、
旦那さんはさすがに日本から一冊ガイド本を買って来てくれていたので
それをベースにネットを駆使しながら、バルセロナでその都度考える。
の行き当たりばったりな旅でした^^
(前もって考えすぎてもしんどいので、まぁそれもよしって事で)
☆ ポルト・ベル、大きな橋を渡って、ヨットハーバーからビーチを目指してお散歩 ☆
朝のグエル公園を後にして、
高台からバスで南に下りながら、適当に見つけた所でランチをした後は
「スペインの海を見ておきたいね」
これを実現するため、バルセロネータの港に向かい
ヨットハーバーと豪華客船を眺めながら、さらに海がある方向に向かってお散歩。
☆ 痛いほどの光って言うんですかね。パリとは全然暑さが違います。日陰に入りたい!☆
それにしても、同じ気温でもバルセロナの夏は暑いです。
熱いと書いた方がいいかも^^;
途中たまらずアイスを買って、ちょっと公園で休んで。
たぶんこの向こうに・・・海が、あるはず。
頑張れ我ら
☆ 到〜着〜! ☆
あった〜☆☆☆
いいじゃんいいじゃん、バルセロネータのビーチ♪
さらにめっちゃ暑いけど、
海には触れたいね*^^*
(パパはすごすごとどこかに退散・・・)
行ってみようか♪
☆ いやほんと熱いったら ☆
サンダルを脱いで、裸足になって・・・
しゃれにならないくらい熱い!笑
けど、わーい楽しーい
☆ 住宅街の前に開けたビーチ。街のすぐ側にビーチがあるって良いですね、パリにも欲しい♡ ☆
それにしても、いかにもリゾートビーチって眺めです*^^*
みんな色んな国からやって来てるんだろうなぁ・・・
パリの人も夏のバカンス明けは真っ黒ですからね。
何週間滞在とか、ゆっくり過ごして帰るんでしょうね。
☆ 私、傘さしてますし、服着てますしね^^;超〜消極的なアジア人がここに。 ☆
そんな中、その暑さだけで退散しそうな母娘ですが、
足だけでも浸かっちゃおう!地中海に♡
海水はさすがに冷たくて気持ちいい〜
「さ、行こっか♪」(笑、超淡白)
☆ カサ・ビセンス。こちらも世界遺産 ☆
ここからロープウェイでモンジュイックの丘という所にも登れるけど、
朝が早かったのと移動で少々お疲れ。
なのでちょっとホテルに戻って休憩する事に。
(知らない土地への旅ってほんと体力いりますね。。。)
☆ 左下は男性の間と呼ばれるタバコを吸いながら話をするための部屋だったのだそう。
そしてその横右が女性の間、男性の間とは対称的に写実的な天井画が描かれていました。☆
サグラダファミリアも見たし、カサ・ミラも、カサ・バトリョも、
カタルーニャ音楽堂も。グエル公園も登ったし、あとは・・・どうする?
じゃぁ、ホテルからほど近い、こちらもガウディの作品で世界遺産の
『 カサ・ビセンス 』に行ってみようか。
☆ 屋上も家具も可愛いデザイン ☆
タイル業者だったマヌエル・ビセンスの夏の別荘として
1883~85年にガウディが建てた邸宅。
ムデハル様式という、幾何学模様とタイル装飾が多いのが特徴らしいです。
っていうか、ガウディのこの、その時その時のデザインの違いが凄いですね^^;
☆ カウンターにも、そして外のテラスにも人がいっぱい ☆
そして夜は、グラシエ通りの一本隣にある
『 シウダット・コンダル 』へ
入った瞬間から美味しそうな予感♡
☆ おいしいお肉がバゲットの上に乗ってます^^。ひとつから頼めるので気軽で楽しい。
左上から右回りに、バゲットのラムステーキ乗せ、季節のキノコとイカのソテー、イベリコの生ハムクロワッサン、
今日の魚のフライ(イカナゴ?)と、奥はししとうとイワシのフライ 。あとは写真にない海老のアヒィージョ。☆
スペインのバルの好きな所は、タパスと言って
一皿が小さくて、値段も手頃で色々なものをつまんで食べれるところ。
日本の居酒屋風?かといえば、デザートもあって、朝食もランチも楽しめて
「飲み」ではなく、「食」がメインのイメージ。
しかも海が近いから、肉も魚も美味しいって最高じゃんって。
飲めない私に合ってます♡
☆ 濃厚チョコレートケーキにチュロスとチョコレートソース、カタルーニャ風フレンチトースト(たしか)に、
バニラアイスのサンドを注文しました。さすがにお腹は超いっぱい^^ ☆
デザートも豊富♪ でしかもお値段一律。
4つ頼んだらサービスのおじさんがウケてくれました^^
どれも味見したい。そう思えるお店だったので、ね♪
☆ ずーっと続くご飯屋さんのテラス。そしてショップも沢山。ここいいね。☆
お店が面している通りの中央は、テラス席が並ぶ遊歩道があって、
まだ日が暮れていないので、歩いてゆっくり帰る事に。
あぁ楽しいね。。。としみじみ
娘に、ねぇなんだかホテル遠くない?(ふふ、実はめっちゃ歩いてる)
と突っ込まれながら。
こういう空気が好きなので、のんびりと
最後の夜は過ぎてゆきました。
☆ なかなか素敵な看板。ピカソと一緒に記念撮影♪ ☆
翌朝。飛行機は夜なので、今日も少し時間はあるけど、
ピカソ美術館でも行っとく?
美術館にあまり乗り気でない二人でもさすがにピカソなら大丈夫でしょ♪
☆ 左ピカソが16歳の時に描いた「科学と慈愛」。右は15歳の時に描いた「初聖体拝受」☆
私たちが知ってるピカソってあのキュビズムの、大胆な絵を思い浮かべるけど
ここには、15歳、16歳で賞を受賞した写実的な絵画もありました。
こんな絵を描いてたんですね。。。
☆ 他にも、セザンヌやゴーギャンを思わせる絵も。☆
15歳。高1とか高2の時かぁ。
私その頃どんな絵を描いてたかなぁ。ちょっと懐かしくなりました。
小学校から油絵をやっていた私、
高校でも真面目に絵は描いてたし、絵は描けるんだけど
何を描いていいのか分からなかった。それは大学最後までそうだったなぁ。。。
(今でもか。だからプロダクトが好きなのか^^;)
☆ ピカソの「ラス・メニーナス」(1957年)の部屋 ☆
最後に面白かったのは、
有名なベラスケスの作品「ラス・メニーナス」という1656年の作品を、
70歳を過ぎたピカソがその絵を分解したり、ベロニカの様なスタイルで描いてみたり
ちょっとタブーかなと思える様な事をしちゃってる部屋。
あの岡本太郎とも親交があったのですね。
みんな素敵だなぁ
ピカソ自身は1881年のアンダルシアのマラガ生まれ(スペイン南部)で
バルセロナには1896年から1904年(14歳から23歳)の8年間を過ごし、
その後92歳で亡くなるまでは、人生のほとんどをフランスで過ごしたそうです。
☆ この濃さも今では懐かしい ☆
さ、私たちもパリに帰りましょうか*^^*
最後にバスの中から、ガウディのカサ・バトリョをパチリ☆
なかなかこうやって家族で海外旅行ってないですからね。
美味しかったし、楽しかったです。
ありがとう〜スペイン、ありがとう〜バルセロナ〜☆
(ここまで読んでくれた人がいたら、ほんとありがとう〜)
おしまい♡
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆