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*Croquis de Paris No.570 ~ 彼女にとっては初めての^^ヴェルサイユ宮殿 ~ *

さてさて、

 

フランスの学校では、おおよそ6週間から8週間に一回のペースで

2週間のバカンススコレールがあります。いわゆるプチバカンス。

 

 ☆ めっちゃ近いお出かけ。ヴェルサイユ ☆

 

昔はほんと、こんなに休みでどうすんの!?って思ってたんですけど、

 

中学校になって、

週に日本語の国語と社会の授業を通常の授業+6時間を受けて帰って来て

さらにそのためのテスト勉強もこなしているのを見て、

 

休みに入ったら、おつかれさん!休め休め〜♪って

定期的にバカンスがあって良かったなぁって思う。

 

まぁ、かといって親は親で忙しいから

特別どこかに連れて行ってあげれるわけではないのだけれど。

 

 ☆ 今の姿のヴェルサイユ宮殿を作ったルイ14世の像 ☆

 

そんなわけで、バカンス中の家族3人が揃った水曜日。

どこか出かけたいけど、小さい頃にあちこち連れて行った先って

子供は案外覚えていないもので^^;

 

そこで、

ねぇねぇ、今学校のフランスの歴史の授業で何やってる?と聞くと、

レヴォリューション・フランセ(フランス革命)が終わったところだと言う。

 

 ☆ お昼ご飯を食べて一番込み合う時間に来てしまった^^; ☆

 

じゃぁさ、昔ヴェルサイユ宮殿に行ったのって覚えてる?

 

全然覚えてない。by 娘

 

そんなもんだよねぇ笑

 

日本から私の母が来た時、

主人の両親が来た時、

そして親友のKちゃんが来た時と・・・

確実に3回は来てるはずなんだけどね。

 

 ☆ 入り口はこの左の端っこ ☆

 

と、いうわけでやってきましたヴェルサイユ宮殿☆

パリから45分くらい?(忘れた)

とにかく一瞬で着きました♪

 

お昼ご飯を食べて宮殿に向かうと・・・

ばっちり込み合う時間になってしまい写真のような行列に。

ただ、すでにチケットを購入済みの人のセキュリティーチェック

のための列だったので、行列の割には早く入れた気がします。

 

 ☆ 素敵な回廊。宮殿の中で落ち着いたカラーの好きな場所です。 ☆

 

やっと入場〜

 

入ってすぐの白と黒のチェックの回廊がシックで懐かしいです*^^*

 

ここから見える別の部屋が礼拝堂になっているのですが、

本当は天井画とかも美しくて有名なんですけど、

この日は真っ暗であまりよく見える状態ではありませんでした。。。

残念

 

 ☆ ヘラクレスの間。元々はここに礼拝堂があったそうです。 ☆

 

そしてここからはなんとも豪華絢爛^^

 

***

 

ヴェルサイユ宮殿は、1624年にルイ13世が狩りをする場所として建てたものを

後に太陽王と呼ばれる14世が今の形に改築しました。

 

建築家のルイ・ル・ヴォーとジュール・アルドゥアン=マンサールによって設計され、

室内装飾は画家のシャルル・ル・ブラン、

庭園は造園家のドレ・ル・ノートルが担当しています。

 

 ☆ ヘラクレスの天井画、素敵〜 ☆

 

その後ルイ15世やルイ16世の邸宅として使用され、

16世の妻マリー・アントワネットが暮らした事でも有名です。

 

ルイ16世とマリー・アントワネットは

娘も勉強した、かのフランス革命により

ヴェルサイユ宮殿を追われる事になりました。。。。

 

***

 

 ☆ ヴィーナスの間(大理石のルイ14世の像、ベルばらのオスカルのモデルとも?)、

ディアナの間、戦争の間(馬に乗ったルイ14世のレリーフ)、マルスの間 ☆

 

その後皇帝になったナポレオンもここを邸宅にしようとして

修繕コストの関係で断念したそうですが、

19世紀末から徐々に、21世紀になってからも鏡の間や庭園が修復されて

今日私たちが見る姿になったみたいです。

 

 ☆ ここも確か戦争の間だったと思う・・・ ☆

 

そう、もうパリに来てほぼ20年ですからね^^;

私の目にも、おぉ、また綺麗になったね〜、この生地とか新しくなったんじゃない?

とか分かるわけです(そんな自分が怖い)

 

 ☆ 鏡の間に到着 ☆

 

じゃじゃーん♡

 

もっとも有名な鏡の間に到着。やっぱり素敵だねぇ

 

奥までの距離が73m、

壁に取り付けられている鏡の数は357枚あるのだそう。

 

 ☆ 私の母と来た時はここでおんぶされてた気がするなぁ ☆

 

ガイド音声を聞く二人。

 

貴族の人たちが舞踏会で着飾ってくるくる舞ってそうな華やかな部屋。

そしてこの鏡の間を抜けると・・・

 

 ☆ いやはやため息 ☆

 

鏡の間の前に通って来た、

馬にまたがるルイ14世のレリーフがあった戦争の間と対称的に配置された

こちら平和の間。

 

いいですねぇ♡

 

 

 ☆ ここまで要素を重ねているのにイヤな感じがしないバランスってなんなんだろう ☆

 

今度こそ記憶に残るでしょ?笑

 

とはいえ、生まれてから結構な数のヨーロッパの装飾を

見ている娘にとってはどうなんだろう

普通?笑

 

私はこんなに長年住んでいても、

いつまで経っても新参者のように新鮮。

ただ、どうしても見て帰らなきゃ!って焦りがないのも、

特別テンション上がりすぎて目がくらまないのもありがたいかな。

 

ちょっとそこまで♪

で見に来られる幸せ^^

 

 

写真が収まらないのでもう一週続きます

 

A la semaine prochaine 

☆MUNEKO☆