*Croquis de Paris No.609 ~ 徒然なるままに~ *
2020年11月20日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
実家の少し斜め前くらいに、
洪水が多いこの土地の特徴でちょっと急な坂を上がったところに、
柿の木がある小さなお家があって。
そこに腰の曲がった小さな可愛いおばあさんが住んでいて。
いつもカラフルなビーズを、白い糸が通された長めの針を使って
ネックレスを作る内職をしていたのをふと思い出した。
☆ ビーズの箱に混ざって、スモーキークォーツにラブラドライト、メノウ、淡水パール。
下のグリーンの石は人から貰ったんだろうな。☆
高価なものでは無くて直径5mmほどの、たぶんプラスチックかな、
白、黄色、オレンジ、青、黄緑、ピンク、
紫は無かった気がする。すごくシンプルな明るい色あい。
いつも私は、手伝って良い?って聞いては黙々と
針が通らない、造りの悪いものを除きながら
一緒に作らせて貰ってた懐かしい思い出。
☆ 珍しく絵を描きました。カラフルで大胆なのを仕上げたかったけど、結局いつものごとく細かなものになった。☆
コートなんかを入れている母の洋服ダンスの、
観音開きになっている扉の中に小さな小物入れの引き出しが付いていて、
私はそこを時々開けては、ジュエリーもアクセサリーも一緒になった
その引き出しの中のものを眺めるのが大好きだった。
小判くらいの形と大きさのゴールドのメッシュの土台に
ピンク、黄色、水色、紫、黄緑のカボッション(ガラスかな?)
がついたブローチに(←いつか復刻したい)
☆ 1km範囲のお散歩、今日は方向を変えて歩いてみた。☆
表面がつるりと整えられた、厚みはそれより少し厚い、
メダルくらいの大きさのトップがついたロングのペンダント。
土台は茶色で上半分は透明の、今でいうところのレジンやアクリルの様な素材で
中には教会の薔薇窓を縁取った様な、
少しゴシック調の繊細な金属製のモチーフが閉じ込められていた。
☆ 写真では分かり辛いけど、特徴的なレリーフがついた、アールデコ調の建物。
彫刻家、Jean Bouche ジャン・ブシェさんの作品 ☆
旅行に行った先では、槌目のついたシルバーカラーのバングルや
陶器のビーズがついたネックレスを買ってきてくれた母。
私も修学旅行に行った時は、母に七宝焼のブローチを買って帰った気がする。。。
☆ エコール・ミリテール、旧陸軍士官学校の建物が続く ☆
生まれ育った場所の植物や食べ物、両親の仕事に母の好み。
子供に与えるものは大きいなぁ
☆ 青空に白い飛行機雲。ここが1kmの限界かな。☆
最近の娘は、というか、今の時代の流行もあって
一回りサイズが大きくなって(気がつかない間に成長してしまったのね私、笑)
私が着れなくなったお気に入りの洋服は娘が見事に着こなしてくれていて。
日本で育った私からすれば、大学生の様に(社会人の様に?)
今日は何着ていこう♪ とその日の洋服を楽しみながら出かけて行く。
☆ ユネスコの本部があります。☆
遊びでお洒落して出かける事がなくなった今は
学校が着たい服を着ていく場所になりつつあるみたい。
☆ 折り返して帰ろう ☆
昨日、学校の美術の宿題をするために色々素材を集めているようだったので
ついでにビーズを仕舞ってあった所を私も一緒に探していると、
パールのネックレスが出てきた。
たぶん、むか〜し私が祖母からもらったイミテーション。
☆ さっきのジャン・ブシェの建物の上部 ☆
懐かしい。たぶん何かに使えないかなってここに仕舞ってあったんだと思うけど、
こういうの使うようだったらあげるよ。と言ったら娘は大喜びで。
お友達もそういうのをしていて良いなって思ったけど、
それを見た後で自分が買うわけにはいかないなとちょうど思っていたらしい。
☆ こういう2つの建物の調和が好きです。☆
今朝は早速ハイウェストのGパンに、
私が着なくなった黒のハイネックのリブのセーターの上から
パールのネックレスを着けて出かけて行きました。
その前はアウロウタマヤ(懐かしっ)のずっと処分出来なかったニットのベストを来て。
☆ パン屋さん発見。今日のおやつはここにしよう。☆
「いったいどこ行き?(めっちゃお出かけっぽい)」
と突っ込みたくはなるものの^^;
私も慣れてきた。
これもコンフィヌモン(外出禁止令中)ならではの世界なのかもなぁ。。。
☆ なんでもない小さな扉が可愛い。☆
楽しんで生きなされ
それだけで免疫力も上がりそうだしね。
☆ 太陽が低いので影は大きく ☆
変わりばえのない日々の中で。朝起きるとザワザワだったり、
訳もなく昨日までとは違う空気の変わり目を感じる時があって。
そういう時はあえて少し思いがけない方向にも歩いてみる。
少し違う場所を歩いてみる。
そうすると気持ちがちょっと引き締まって、自分が安定してくる気がするので。
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆