*Croquis de Paris No.637 ~ 2度目の味わい ~ *
2021年6月4日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
5月30日は母の日でした。
可愛い手作りカードを貰いました♪ 嬉しい。
☆ そういう事をすっかり忘れちゃってる家族だと思ってたのでさらに嬉しかったです笑 ☆
もうね、歩道がテラス席でいっぱい^^
☆ 外に出してるテーブルの数がみなさん半端ないです ☆
しかも、あと一週間もすればテラスだけでなく
レストラン自体もオープンできるとあって街の空気もワクワク♪
良かった良かった♡
☆ メトロの車内から、よく見ると・・・ ☆
「ふと」
今日どうしてる?と声をかけて会えて自由にお茶出来るって
なんて素晴らしいんでしょうね。
この日もふと思い立ってSさんに声をかけた。
(ここのところいっつもSさん笑)
☆ こういうポスターを作っちゃうパリ市が可愛い ☆
地下鉄に乗るとポスターには
『 パリジャンの日常が戻ってきた、そして彼らの美術館も』
ドガかな。
パブかどこかでダンスを踊る人たちの絵とともに。
そう、美術館や劇場にとっても7ヶ月ぶりの再開なのです。
☆ 小さな道路は通行止めにしちゃっていいのね ☆
この日も新しくオープンした美術館を予約しようと思ったけど
直前に売り切れて断念。
なので、またいつものオデオン界隈をお散歩。
ここら辺は歩道も狭いので、
小さな道路は通行止めにしてテラスにしちゃってました^^
☆ どこにいるでしょう*^^* ☆
とりあえず、今日はSさんが行きたいと思っていた場所へ。
私にとっては自由にお店とか見て回れるだけで嬉しい。
まずは有名な広場(パリ1地価が高いそうな)での
お花のインスタレーションを見に行って。
だけどよくわからなくて笑
☆ インスタレーションの作品って昔からあまりピンとこなかったりする ☆
そういえば、
娘が準備しているブルベ(中学卒業試験)のオーラル
(口頭でのプレゼンと質疑応答)の内容は
巨匠クリスチャン ボルタンスキー(1944~)のグランパレでの作品
パリ解放の直後に生まれ、戦争に影響を受けた幼少期
作品は第二次世界大戦でのナチスドイツのユダヤ人強制収容所など
生や死、記憶と歴史を想起させるものとして
美術や文化というジャンルを超えて世界的に大きな話題を呼ぶ
おおお、学生時代を思い出しちゃうわ。。。
☆ 何気に気になる風景だったので ☆
って言うか、こっちの中学生って、
すでに大学生みたいな授業の受け方をしてるなぁと。
私も日本でクリスチャン ボルタンスキーの作品を見てるけど
なんだか重いなぁとか、難しそうだなぁとか。
そんな程度の感覚だったわけで。
でもここフランスで、ヨーロッパの歴史や文学を学んでいくと
それは娘にとっては自分ごとのようにリアルな世界なわけで。
私が遠い遠い異国の、ピンときてなかったことを
この人たちはリアルにやっている。
☆ 他にもスピ系のお店の一角に置いてる原石を見に行ったり、作家さんの器を見に行ったり。☆
時々娘にも言うんだけど、
自分に子供がいて良かった〜って。
ママ、人生2度楽しいよ。と
もうなかなか内容についていけなくなったけど
あんなに遅いと思っていたフランスの数学は
自分がこの頃やっていた日本の内容を通り越し、
ママは出来るものだと思って聞いてこられた質問が
一度ネットで検索しないと記憶にないくらい難しい内容だったり
☆ SさんちのUちゃんの帰宅時間を忘れていて、急遽Sさん宅にお邪魔 ☆
英語もイタリア語も、フランス語も、
レポートの量が大変だなぁって思う反面。
自分の考えで自分でまとめて話して、
時には自分たちで映像編集までしてプレゼンして。
・・・フランスの授業、なんて面白いんだ^^
そして、どんどん子供自身が自分の意思を持っていくのね。
☆ 買った本と原石を見せてくれるSさんが可愛い ☆
Sさんとは子供が男の子と女の子ながら
同い年の同じクラスなので、諸々学校の話なんかもしながら、
作家さんの器を見に行ったり、
原石が好きなSさんのお気に入りのお店に行ったり、
電話が鳴って、今日は実は下のUちゃんが早く帰ってくる日で
急遽Sさんちにお邪魔したり。
で、自慢の原石を見せてくれたり^^
☆ 乗り間違えてモンパルナス駅 ☆
気がつけば、私も帰る時間。
ぼーっとしてたら乗り過ごしてて、
別の乗り換え口のモンパルナスで下車。
長く人混みに出てなかったので、
ちょっとの事で疲れやすくなってる自分に気づいたり。
今度は、
いわゆる過去には日常だった
その生活に慣れていかなきゃですね。
もう一度その時間を味わい直しましょう。
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆