*Croquis de Paris No.658 ~ マレ地区と OGATA paris ~ *
2021年10月29日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
急に時間が空いて、
お茶がしたい、あぁ誰かとお茶がしたい。
でもこんな急に誰を誘えば良いの?
Oさんも忙しそうだけど、メッセージ送ってみる?
☆ 久々のマレ地区 ☆
と、メッセージを送った後で、
今日たまたまチェックしていなかったメールがあることに気づく。
「munekoさん、良かったら今日お茶でもしながら話しませんか?」
Mさんから朝の11時に貰っていたメールを15時前の今開いた。
☆ OGATA paris、玄関には手水が、それをちゃんと使うMさんが可愛い^^ ☆
そう、大体の変なソワソワ&あれしなきゃこれしなきゃは
すでに何かが起きてるのを私が無意識でキャッチしていることが多い。
あぁこれだったのね。
と、わりと結構な頻度であるのでこういう出来事にももう慣れた。
☆ 入ってすぐの吹き抜けのホール。洗練された落ち着いた雰囲気が心地いい空間。
でも実はここにあると期待していたものが、なかった〜^^; ☆
慌ててMさんに、今からでもお茶出来ますか?と電話を入れて、
Oさんからは、息子さんをプールに連れてきてるから、
ごめんなさいの返事を貰って、
どこかmunekoさんのオススメはありますか?と聞かれるも
全く拘りはないので、Mさんのオススメで♪と返事をすると
ギャラリーの案内を頂いているので、マレのOGATAに行きませんか?と。
☆ 突きあたりのギャラリースペース。森田子龍さんの書が展示されていました。☆
メトロのホームでMさんと待ち合わせて。
電車を乗り換えて、セレクトショップ、メルシーもある
サン・セバスチャン フロワサール駅で下車。
Mさんに連れられるがままにドベレム通りまで歩くと、
そこには素敵な、なのにどこかで見たことのある空間が。
☆ 2階からの眺めは計算された美しさ。 ☆
分かった。
つい最近、来たいって思ってた場所だ。
デザインウィークの記事を見かけた時に、
実物を見たいと思っていた、吉野桧を使った一枚板の美しいカウンターがあって、
これは是非行かなきゃ!と思いながら、
名前も場所もすっかり忘れてしまっていたという^^;
☆ なぐり(名栗)加工の床。家にあったら思わずゴロゴロくつろいじゃうな。 ☆
で、そのカウンターをデザインしたのがよく知る人だったので、
がらんとした広いホールの写真を撮って
「カウンターがなーい!笑」と写真を送ったら、
「見に行ってくれたのね、ごめーん!笑」と返事が返ってきた。
わざわざ行ってもらうのもアレだしと、
知り合いに知らせるのはやめておいたらしい。
惜しかった・・・
☆ お茶、和菓子、パッケージ、空間全てに、緒方氏の考えるフランスの空間を生かした日本の美が表現されています。 ☆
偶然連れて来てもらったOGATA parisの空間は
洗練されていながら暖かく、とても素敵で。
建物内には、ギャラリー、バー、茶房、レストランがあって
建築家であり、デザイナー、レストランオーナーである緒方慎一郎さんが、
空間から食に至るまで、ほぼ全てをデザインされているそう。
なんてこと・・・
☆ お茶もケーキもすっごく迷ったけど☆
残念ながら、時間も遅かったし予約もしていなかったので
茶房は空いていなかったけど、
どれにしようか迷ってしまうほど、
素材の組み合わせが食べる前から五感を揺さぶられる
魅力的な和菓子が売られていたので(これも全部緒方さん)
娘の好きそうな”ひと口果子”(ひと口サイズの和菓子)を購入。
☆ 結局娘が好きであろう”ひと口果子”に。☆
本当にいい場所に来させてもらいました。
今度は是非、茶房やレストランに家族で来てみたいです。
☆ 空がいい色に染まってきました ☆
外は夕暮れ。
久しぶりのマレ地区
この界隈の人の服装やお店の雰囲気が大好きなのに、
ずっと来てなかったなぁって。
あと、人の多さとカフェの混み具合にちょっとびっくりした。
☆ ほんと賑やかでちょっとおっかなびっくり^^; ☆
パリではテラス席がいつも人気。
まだまだ人混み馴れしていない私はガラスを隔ててMさんと中へ。
場所が違えばこんなにも雰囲気が違うんだなぁ
すっかりぷらっと1人で出かけなくなってしまった日々を
また少しづつ取り戻していこうと思いました。
初めて2人でお茶をさせてもらったMさんとの話は尽きなくて。
まだまだ話し足りないけれど、夜も遅くなってきたので
今日はおしまい。
楽しかったぁ
☆ 左は栗のコンフィに紫芋の餡包み、右は蜂蜜のゼリー生姜の餡包み ☆
翌日、娘とおやつタイム
最近めっちゃ美味しいものにありつけてる〜と娘。
ほんとだね*^^*
誰かの純粋なもの作りに触れると
生命?みたいな、何かを頂いてる気がします。
感謝しかないです。
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆