*Croquis de Paris No.699 ~ 初めましての高野山へ ~ *
2022年8月19日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
兄から、どこか行きたいところある?
と聞かれて。
ふと、日本に行く前にこちらのママ友さんから
高野山への行き方教えてくれない?って聞かれたことを思い出した。
☆ 実はこれが初の高野山 ☆
それが、行ったことないのよぉ
思わず私も気になって調べて返事をしたのでした。
前回帰国した時は、那智の滝に連れて行ってもらって。
那智の滝は多分、小さな頃に行った事があるんじゃないかなぁってくらいの記憶。
こちらの高野山は、車でそこを通りすぎたことが確かあるよなぁ、って記憶。
☆ 奥の院。お地蔵さんお地蔵さん、写真撮らせてもらって良いですか。☆
どちらも世界遺産として有名なわりに。
案外地元にいると行かないもので・・・
なので、兄に。
高野山って日帰りで行って帰ってこれる?
って聞いて、突然だけど高野山に連れってもらう事になりました(嬉しい*^^*)
☆ 弘法大師御廟はこのからもう少し奥にあります。☆
と言ってもいつも勉強不足で出かけるので、行き当たりばったりなのだけど^^;
広い場所なので、歩き疲れてしまわないようにと車は中の橋の駐車場に置いて奥の院へ
撮影禁止なので写真はないのですが、
たくさんの燈籠が並ぶ燈籠堂、その裏手に回ったところに弘法大師がおられるという
弘法大師御廟(ごびょう)に向かって手を合わせて来ました。
☆ 気が良い、というのか、とにかく気持ちの良い空間でした。☆
帰りはこっちから。
奥の院というのを全くどういうものかわかっていなかったのですが、
弘法大師御廟から約2キロに渡って、歴史的に有名な大名や、
有名企業の墓碑や供養塔がある参道だったのですね。
参道には樹齢数百年の杉の大樹がたくさんあって、
木漏れ日や香り、澄んだ空気がとても気持ちがいい場所でした。
少し歩いて、また車に戻ってお次はこちらへ
☆ 金剛峯寺 ☆
金剛峯寺(こんごうぶじ)
名前だけは知ってる^^
有料ですけど、拝観できるというので入らせて頂きました。
入り口の門や、屋根から、玄関から
日本の、厳かで卓越したもの造りの素晴らしさが既に伝わってきます。
☆ 廊下もほれぼれするほど美しい〜 ☆
真言密教の聖地である金剛峯寺
自分達がさっきくぐってきた正門も、昔は天皇と皇族、高野山の重職だけが
くぐることを許されていた神聖な門だったのですね。
☆ 別館への廊下から、小さな石庭。なんだけど素敵! ☆
中の大広間や仏間の立派な襖絵など、撮影禁止のところが多いのですが、
私も大好きな狩野派など、いやはや素晴らしかったです。
この廊下や石庭も、外の景色も最高で*^^*
軒の木の並びや、外の壁の色や、緑や、全てに対してバランスが取られているのでしょうね。
☆ 日本のZENというのか、生命のもの静かでいて心強い美しさを感じます。☆
↑こちらのお庭も☆
秋にも訪れてみたくなります。
☆ ひゃぁ、ここも素敵ですね ☆
こちらは蟠龍庭(ばんりゅうてい)
石庭としては国内最大級の面積だそうです。
雲海を表す白川砂、雲海に浮かぶ雄と雌の龍が向かい合い、
奥殿を守っているように設計されているのだそうです。
素敵☆
☆ 蛇腹道、ここも秋がまた綺麗なんだろうなぁ ☆
金剛峯寺の後はどちらへ?
そろそろ娘たちの足取りがやばい笑
車に乗って移動するか迷って、
金剛峯寺から金堂に抜ける蛇腹道を歩いて次に向かうことに。。。
娘たちよ、頑張れ〜
☆ ほら金堂に着いたよー ☆
私と兄、永遠歩けてしまうタイプなんですよね^^
ダメだ、娘たちが完全に気力を失っている笑
壇上伽藍(だんじょうがらん)の境内は広くて、
主な建物として根本大塔(こんぽんだいとう)と、金堂(こんどう)がありました。
とにかくその巨大さが、全てのパーツも大きく作られているせいか
頭の中がバグを起こして変な感覚に。
中を・・・見学したいはしたかったんですけどね。
今回はやめておきました^^;
☆ 時間も遅くなってきたので、お茶ができることをを探すのも大変でした〜 ☆
金堂は高野山の僧侶が一堂に集まる総本堂は高野山内で最古の歴史を持つ建造物
(ただ記録されているだけで6回火災で消失しています)
根本大塔は、大師空海が思い描いた真言密教の世界こそが、この壇上伽藍そのものであり、
その中心となる建造物、という意味合いでの根本、なのだそう。
(読めば読むほど、また来ないとねってなりますね)
それより娘たちにお茶をさせねば。不機嫌すぎるっ(かわいいなぁもう笑)
☆ 帰りの車の中からパチリ。微かに仁王さんの姿が ☆
ギリギリお茶ができるところを探して、
お土産を買えるところを探して、
やぁまぁ、帰ろっか。
大門の仁王像さん、また今度ね〜
こんなことも含めていい思い出。楽しかったです!
兄に感謝☆
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆