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*Croquis de Paris No.703 ~ 機械仕掛けの島『 レ・マシーン・ド・リル 』 ~ *

前回の続きです。

巨大列石や遺跡を楽しんだカルナックを後にして、ナントの街に戻ってきました。
 
夜の7時半(夏は9時10時まで明るいフランスです)
外のテラス席には人がすでにいっぱいです*^^*
 
 ☆ 人で溢れてる広場 ☆
 
パリとの違いは、
パリはアペリティフとしてワインにおつまみって感じの人が多いのに比べて
とにかくこちらはビール!ってことですかね。
雰囲気もとてもカジュアル♪
 
さてじゃぁ我が家の晩御飯はどうする?
色々検索して、ここが良いんじゃない?
とまた予約もせずにやってきたタパスとワインのお店
 
 ☆ Tapas&Vinosというスペイン料理のお店が美味しそうでした ☆
 
でしたが、この日は予約でいっぱいでした。
 
それで思い出したのが、初日に入ろうとしたけど一杯だったお店を覗いてみることに。
 
 ☆ 広角レンズを試してみました。めちゃめちゃ入ります^^ ☆
 
散歩しながらお城方面に戻ります。
 
お堀沿いにある小さなレストラン、Le Fou de Roiに到着(写真忘れた)
こちらは無事入ることが出来ました。
 
 ☆ マテ貝のグラタン、鴨のロースト、牛バベット(カイノミ)のステーキ、フォンダンショコラ ☆
 
アットホームな雰囲気と程よい量でお値段もお手頃。
なんだかここ良いね*^^*
旅先にいながらホッとできるレストランに出会えました。
 
それにしても、今日はよく動いたね。お疲れ♪
 
 ☆ 路面電車の乗り場もポップです ☆
 
翌朝最終日。
 
少しだけ歩いて目的地に向かうには遠そうなので、路面電車に乗って行くことに。
 
切符を3枚購入して・・・
 
たら、後ろのおじさんが「週末は切符いらないよ〜無料だよ〜」
 
 
 
 ☆ おじさんに切符をあげようとしたけど、おじさんも定期があるので必要なく、娘が旅の記念に持っておくことになりました。☆
 
と耳にした時は買ってしまってました^^
ほんとだ、書いてた。
想像もしていませんでした。
ナントは週末電車代(多分バスも?)は無料なのですね、すごいです。
 
 ☆ 歩いてロワール川を渡ります。お天気は曇り空。☆
 
とまぁ、そんなこともありながら、
切符は切らずに数分間電車に揺られ、降りたところからロワール川にかかる橋を渡って・・・
 
着いた〜☆
きゃ〜
 
 ☆ この大きさが伝わるかな・・・ ☆
 
ちょうど巨大な機械仕掛けの像が歩き出すところでした*^^*
 
『レ・マシーン・ド・リル/島のマシーン』
 
ナント島にある、元々は造船所だった場所が機械仕掛けの動物を作る工房になっていて、
この巨大な像はその作品のひとつ。
 
 ☆ 象の背中に乗ることが出来ます。☆
 
それにしても大きい!
時々鼻からこちらに水しぶきも飛んできます^^
胸の下にある運転席でこの巨大な像を動かしてるんですね。
シワの感じから関節の動きまで、実にうまく出来ていて感動。
 
素敵だなぁって思うのは、リアルさやメカを追求しているのではなくて
仕上がりがアーティスティックな作品だということですね。
 
 ☆ 目の前でこの大きさのものが動いているのをみると、なんだか嘘みたいで笑えてきます。☆
 
これらは技術者や彫刻家、建築家やクリエーターが立ち上げた団体
ラ・マシンによるもの。
 
元々は劇団やショーのマシンを作っていた人たちが、
このナント島の「マシン・ド・リル」プロジェクトに参加しているのだそうです。
なのでこんなに異世界の遊園地が出来上がったのでしょうね。
 
 ☆ 海中メリーゴーランドに到着 ☆
 
ナント出身の作家ジュール・ヴェルヌの世界や、
レオナルド・ダヴィンチの機械工学の世界を表現した動物たちのサバンナ、
巨木のプロジェクト「サギの木」、謎の海底動物など、
彼らが描くイメージスケッチもすごく繊細で素敵でした。
 
 ☆ 中は3階建てになっていました。 ☆
 
巨大ゾウさんと一緒に歩いてきた先には、海中メリーゴーランドが。
ちらはジュール・ヴェルヌの謎の海底動物をイメージしたものでしょうね。
 
っていうかチケット売り場に来たものの、
中を知らないのでどういうシステムかわからず、
 
入場?それとも乗るの?乗らないの?
 
のの、乗ります!(知らないけど。しかもほぼ大人の三人だけど笑)
 
 ☆ とっても濃い〜メリーゴーランド ☆
 
パリの、そこかしこに未だに存在しているメリーゴーランドも大好きだけど、
いやはやほんと、ここは情報量が多いです笑
 
とにかくどんなものがあるのか見てみよう♪
一旦最上階まで上がって・・・
 
娘が、あれにしようあれ!と選んだのは
 
 ☆ 案内の人が日本語を勉強中のお姉さんで、写真を外から撮ってくれました。☆
 
この子でした*^^*(ひとつ前の写真の右下です)
 
ちょうど三人乗り♪
 
誰にもわかってもらえないと思いますが、
私には昔おばあちゃんが浜で買ってきたことがある・・・
なんだったかな・・・
 
マツカサウオ、そう、硬い鎧を纏ったような、あの魚のことを思い出しました。
 
 ☆ 頭と前のヒレを運転する娘と、後ろの我ら ☆
 
娘が前の上の操縦席(頭部と前ヒレ?)
私と旦那さんが後ろで二人、尾ビレやら上のヒレやら後ろの小さなヒレやらを担当。
(なんとなく優雅に動かしてみたりして)
 
多分一番乗りの時間帯なので、周りにほとんど搭乗者がいない中、
この大きな3階建てのメリーゴーランドをほぼ一組のために動かしてもらってるという。
 
^^やっぱり笑えてきた。
 
 ☆ 皆さん巨大な象に登場中 ☆
 
大きさが規格外だったり、ハイテクそうでアナログだったり、
新しそうでクラシックだったり。。。
フランスのこういうセンスが大好きです。
 
 ☆ 右の建物の中にまだまだたくさんの機械仕掛けの動物があります。https://www.lesmachines-nantes.fr/
 
楽しかったね。
 
本当は最初のこちらの建物の中にも、たくさん機械仕掛けの動物たちがいるんですけど、
日曜日ということもあって向こうのほうまで長蛇の列。
 
また今度、あるかな、ないかな。
今回はやめにしておこうか。
 
さぁラスト、電車の時間まで残りのナントを楽しもう。
 
 
 
 
 
A la semaine prochaine 
☆MUNEKO☆