*Croquis de Paris No.758 ~ アールヌーボーとジュエリーの変容展 ~ *
2023年9月29日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
ふと振り向くと、仕事の電話なのか、
建物の通路を話しながら向こうに歩いて行く男性の姿が
☆ 歩いていてこういう景色に出会えるのが幸せ ☆
中庭から向こうの建物まで続くパリらしい景色。
***
夏の日本からパリに戻って来てると聞いて、
久しぶりにSさんに連絡をして、
今日何してる?お茶でもする?
☆ 今日もヴァンドーム広場近くのこちらへ ☆
そうそう、あれが見たいと思ってたんだけど、
もう予約でいっぱいみたいなの。。。
それ私も行ってみたいと思ってた。
じゃぁダメもとで顔出してみる?
行ってみようか♪
☆ 常に素敵なジュエリー展が見られる貴重な場所です ☆
お邪魔したのはここ、レコール・ヴァンクリーフ&アーペル
『アールヌーボー、ジュエリーの変容展1880-1914』
っていうか、かなりの頻度で来てる気がする^^
☆ 焼き物のペーパーウェイト。その存在感が美しいです ☆
幸い、中の混み具合をみて入れて頂きました。
明日ロックダウンするっていう日に予約してた私たちを
事情を聞いて当時入れてくれたのもここ。感謝です。
☆ ジョルジュ・フーケの「翼を持つ海蛇」東京アルビオンアートコレクション ☆
ルネ・ラリック、ジョルジュ・フーケなど、
アールヌーボーの時代に活躍した芸術家たちの作品が
アルフォンス・ミュシャの絵と共に飾られていました。
☆ 左上も同じく、ジョルジュ・フーケ作「海の妖精」アルビオンアート ☆
1880年代から大きく進歩した、素材や化学技術。
宝石そのものの価値にとらわれず、
自由に実験的な作品に挑んだ様子が頼もしいです。
☆ これらの多くが日本の所蔵で、アルビオンアートさんという名前を初めて知りました。 ☆
技術の発展とジュエリーのデザインの変容は、今もつくづく感じますね。。。
あれもこれも教科書レベルの作品を
じっくりと目の前で眺めることが出来る事に感動でした。
☆ 蝶々や蝉の髪飾り ☆
羽や葉脈に、透かしの様なエナメル技術、
プリカジュールがふんだんに使われている作品。
作っている人も身につけている人も楽しそうで*^^*
☆ ミュシャの絵と共に ☆
こちらはデッサン。
見ているだけで、なんだか命をもらうというか、
わぁっと嬉しくなります。
レコール ヴァンクリーフ&アーペルさん、ありがとうございました☆
(次回からは別の場所に引っ越しをされるそうで、
これがここで開催される最後の展覧会になるのだそうです)
☆ チュイルリーを通り抜けしよう ☆
さぁじゃぁ、ここからはお茶でもしに行く?
雨が降りそうな雲の下
チュイルリー公園を抜けて、橋を渡り・・・
☆ そろそろ降ってくるかな ☆
お馴染みのセーヌ川を渡ります。
Sさんとの、パリ時々ジュエリー&カフェ散歩
いつもお付き合いありがとうね。
楽しいです。
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆
☆MUNEKO☆