*Croquis de Paris* no.21*☆小旅行 part.2〜アヴィニョン〜☆
2009年8月21日9:00 AM カテゴリー:Designersdiary
MUNEKOです。
パリの暑さはお盆を越えてマックスに!
昨日は36度の猛暑でした。暑〜い。
それにしても
シャモニーにレマン湖の景色、涼しげで素敵でしたね♪
まさかそんな近くにいたなんて!(といってもまだまだ遠いのですが)
ちょっと感動しちゃった私です。
ジュネーブの大きな椅子
昔聞いた、祖父が戦争に出た現地での話を
お盆ということもあって思い出しました。
戦争と平和について本当に考えさせられますね。
さてさて、今週は小旅行 part.2〜☆
今回の滞在先でもあった城壁で囲まれた街、
「アヴィニョン」の街のことを☆
アヴィニョンと言えば?
ご存じでしょうか?『アヴィニョンの橋の上で』という歌を。
その橋がここ、サン・ベネゼ橋(通称アヴィニョン橋)です。
私が記憶しているのは「橋の上で 踊るよ 踊るよ〜」というタイプですが、
「アヴィニョンの橋で 踊るよ 踊るよ〜」と言う日本語の歌詞のほうが
フランス語の歌に近いですね。
争いに巻き込まれ、破壊されながらも礼拝堂を残してまた
市民の手によって再建、そして今度はローヌ川の氾濫によって流され
今の形になったそうです。
☆今も残る礼拝堂☆
そしてこのアヴィニョン橋の橋の向こうにそびえ立つのは、
こちらも橋と並んで世界遺産の『教皇宮殿』です☆
こちらも革命派の破壊や略奪をうけて
なんと中身は本当に何にも残されていない状態でした。
窓のステンドグラスも、礼拝堂の中までも
ほとんどのものがすべて跡形もない・・・
そんな中でたくさんの国からやってきた人々が
その国の言葉で説明されるガイドに耳を傾けながら
一生懸命当時の様子を振り返る。
私達もその中のひと組。
歴史にとんと弱い私。
でも煌びやかな調度品も壁の装飾も何もないその部屋は
果てしなく遠い昔から続く争いに
平和への祈りの意味も込められているようで
深く心に響くものでした。。。
さ〜て、来週のパリスケッチは?(これで最後♪)
ゴッホを訪ねてアルルの街をお送り致しますっ。