＊Croquis de Paris No.802 ～ 大切な記憶 ～ ＊

 

 

母の日々の野菜や花への愛情があって、

超がつくほどの採れたて野菜のなんて幸せなことか。

 

見つけ忘れて大きく育ってしまったオクラも

柔らかいままで食べられるらしい。

 

一方で、雨が降らないせいか、トマトが硬い感じだったかな。

それでも、大量に採れた時にはトマトソースを作って冷凍庫へ

 

 

祖母が漁師町の生まれだったので、今も実家には新鮮な魚がバケツで届き。

 

母の実家が豆腐屋さんで、常に出来立ての豆腐を食べていたのもあって、

フランスに来ても豆腐は常に冷蔵庫に用意していて。

 

 

祖父が大工、父が建築、兄が土木と、

家には大工道具や建材、職人さんがいて、図面があって、

さらに兄のダイナミックな現場や、出来上がった喜びなんかをそばで見ていると

 

ああ、この体は色んなもので出来てるなぁと。

さらに、その記憶は消えずに年齢とともに深く濃くなっているような気がするなぁと。

 

 

と、まぁ自分のことはさておき。

 

今年の夏はこの二人が可愛かったです♪

 

娘と姪っ子＾＾

 

日本帰国前に、私が着物の着付けを練習していたのもあって

今度は娘から姪っ子に浴衣のレッスン。

帯も自分で結んで着れるようになりました☆

 

 

そして母が、これ二人着れないかな？と出してきたのは、

私の大学時代のワンピース（左）と母の20代の頃のワンピース（右）

 

そっくり＾＾

色や素材の違いはあれど、切り替えやシルエットが笑

 

30年、50年以上経って着てもらえるのが嬉しいですね。

あとこの保存の良さが、さすがです！

 

 

そんな仲良し姉妹のような二人を連れて、

フランスにはない、娘憧れの（＾＾）GUに買い物に出かけたり

帰りに星乃珈琲店に寄ったり。

 

 

時には、娘が一人で友達の住む街に一人旅に出たり。

 

 

東大寺の鹿に、法隆寺に、釜飯に

美味しそうなイチゴのかき氷。

そして向こうの家族みんなで陶芸も。

 

楽しそうな写真が送られてきました。

 

 

どこまでも一緒に行きたがる姪っ子は今回は休憩＾＾

 

（でも知ってる、二人とも一緒に遊ぶのを楽しい時間にするために、

片方がいない間にこっそり勉強を進めてたりするってことを）

 

 

ここに来れば、祖父母がいて、姉妹のように、

面倒も含めてわちゃわちゃ言い合える時間もあって、

逆にその中でひとりになりたい時もあって。

 

きっと大切な記憶になっていくんだと思う

 

 

ほんと、貴重な時間をありがとう