*Croquis de Paris No.820 ~ ルイ・カレ邸 3/アアルト建築/ミナ ペルホネン/エサ・ヴェスマネン ~ *
2024年12月6日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
ルイ・カレ邸の続きです*^^*
先週はお仕事スペースを、https://www.lapage.jp/diary/27785/
今週はミナ ペルホネンのファブリックを使用した居住スペースを少し。
☆ ライトも見て!消したらこうなって、点けたら「ほら!」柄が浮き上がるのよ♪ ☆
ガイドのおばさまが、ミナ ペルホネンの洋服やファブリックも大好きで
見て、この洋服。素敵でしょう♪
Moi J’adore!(私、大好きなの!)
を繰り返されていたのも可愛いかったです。
わかる。私も大好き^^
☆ ルイ・カレの部屋 ☆
それにしても、ミナ ペルホネンのファブリックや皆川さんの作品
エサ・ヴェスマネンさんのランプがこの家に本当によく似合いますね。
そうそう、小さなお子様連れの家族がいらっしゃってて
ずっとお母さんに抱っこされて大人しくしていたんですけど
この絨毯を見たとたん
☆ 可愛い絨毯が目に飛び込んできたんでしょうね。好きすぎてゴロン ☆
周りの大人の様子を見ながら、徐々に徐々に・・・
寝転がっていたのが可愛い過ぎました*^^*
☆ 建物の見えるバランスまで考えられているでしょうね。☆
窓から見える緑の景色も、それを切り取る窓枠も、
ぶら下がっているペンダントライトも。
はぁ、素敵だなぁ
☆ 自分の家のライトの使い方も考えてみたくなりました。☆
小さな家族の食卓も、向こうの・・・物置きだったかな
手前に植えられた一本の木と下の芝生、その上の真っ白な建物のシルエットまで
景色の一部としてバランスを取られているのが素晴らしかったです。
☆ 人が触ることを想定してその味わいを考えられた取っ手 ☆
そして、人に使われることで味わいを深めていくドアノブや取っ手。
これらも全てアアルトのデザイン。
流し台も一枚の金属板から作られていて、タイルとの隙間を
埋める事なく当時の技術でピッタリと作られていました。
もうキリがないですけど^^
ありがとうございました☆
☆ 最初の奥様、アイノ・アアルトさんと。アイノさんのデザインも有名です。☆
お茶目な方だったというアアルト。
ルイ・カレとの交流は家を建てた後も続いて、
ルイ・カレ自身もアアルト建築の保全に力を注がれたそうです。
☆ 外が暗くなってダイニングの美しさがまた際立ちますね。 ☆
それにしても、
たっぷりとルイ・カレ邸を堪能させて頂きました。
出発の18時が近づいて、外は暗くなったぶん
さらに家の暖かな雰囲気が際立ってきましたね。
☆ 格子窓からの明かりも ☆
そろそろバスに戻らなきゃ♪とパタパタしていたら、
あら、バスは18時15分発でしょう?
今の時間の景色も最高よ。もうちょっとゆっくりしていったら?
とガイドさん。
☆ ありがとうございましたー ☆
確かにサイトにはそう書いてあったような・・・
いや、点呼もないので一応18時に戻ります!
何人かが笑ってそう言って、
おばさまにお礼を言って名残惜しくルイ・カレ邸を去りました。
☆ もう、どれだけ美しいんだか^^ ☆
いやぁ、最高だったな。
(こうやって書きながらまた味わい尽くせた事もありがたかったです。)
☆ 携帯の機能で明るく見えますが、もうあたりは真っ暗でした。☆
そしてバスは18時ピッタリに出発して^^
少し渋滞にハマったところから私の記憶はなく。
すっかり眠ってしまったようで、気がつけばパリ Porte d’Auteuil の噴水の前でした。
ピッタリ19時に到着。
この渋滞を読んでいたのでしょうね。
運転手さんもブラボー
長くなりました(読んでくださった方もありがとうございます!)
今後の自分のデザインに影響を受けそうな
とても大きな経験をさせて頂きました。
タイミングも、全てに感謝です。
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆
☆MUNEKO☆