*Croquis de Paris No.822 ~ Joyeux Noël ! 楽しいクリスマスを♪ ~ *
2024年12月20日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
今年のクリスマスツリー
霧吹きで水を与えているとほぼ変わらず元気でいてくれます*^^*
☆ 近くのスーパーの店頭で、枝ぶりも見ずに買ったけど、小さな我が家の玄関にぴったりのサイズでした♪ ☆
車の中から眺めるのどかな風景。
先日の打ち上げで一緒にご飯をしたTさんのお誘いで、
その場いたMさんと私、そして旦那さんの4人で
Tさんが所属する印刷アートミュージアム、通称AMI/アミ
「Atelier-Musée de l’imprimerie」のArtegrafのアトリエに行ってきました。
☆ パリから南に車で約2時間 ☆
私は今回が2度目の訪問。
今回のアトリエではどんなものが見てみたいですか?
とのTさんからの質問に思わず、
例えば自分の写真や作品を持って行って、試しに刷ってみることは可能ですか?
なんて、気軽に聞いてしまったのですが
☆ マルゼルブにある通称AMI「Atelier-Musée de l’imprimerie」に到着 ☆
親切なTさん。
ひとつだけのつもりが、私とMさんの二人から3枚ずつ
送った写真やデータから原稿を前もって準備してくれました(感謝!)
車の中では、Mさんのリズミカルで面白い会話のキャッチボールが
Tさんとの間で繰り広げられて、私は終始笑わせてもらいながら。
Tさんが説明してくれるマニアックな印刷の話に旦那さんは???になりながら^^
パリから車で南に約2時間。
AMIに到着☆
☆ このミュージアム本当に素敵で貴重なので、パリから遠いですが、印刷好きの方にお勧めです ☆
前回の訪問の様子はこちら、
Mさんと旦那さんは初めての訪問。
私はまだ2回目だというのに誇らしげ笑
☆ 世界で最初のグーテンベルグ印刷機のレプリカや、リトグラフの石版もたくさん ☆
というのもこのミュージアム。
印刷の技術や歴史を知る上でとても貴重な印刷の機械が集められていて
好きな人にはたまらないと思うんですよね。
たっぷり見たいところですが、今回はサクッとミュージアムを案内していただいて。
ではでは、アトリエで自分たちの作品を実際に作ってみましょうか♪
Tさんよろしくお願いします!
☆ どのくらいの時間焼き付けるかは、Tさんの長年の経験から導き出されたもの ☆
自分たちが用意したデータをTさんが予め、
透明なフィルムにポジとして準備してきてくれたものを
フォトポリマーが施された版に焼き付けて硬化させます。
色がのらない部分に光が当たって、硬化されなかったところを洗い流せば版が完成。
そして、美しい黒を表現できるシャルボネールのインクを使って
☆ この後の版を自分でもやってみたのですが、自分の鈍臭さに、我ながらびっくり。
ジュエリーもそうですが、皆さんの器用さに尊敬の眼差しです。☆
・・・ってほとんどやってもらっちゃってますが^^
ローラーで版に塗り込んで、そのあと不織布や寒冷紗で拭き取ります。
白を引き立たせたい部分はシッカロールなどで油分をさらに拭き取って
いざ♪
☆ ローラーのボタンを左へ右へと動かすたびに、
「右にまいりま〜す」と、Mさんのエレベーターガール風のセルフが可愛い。☆
ローラーの機械を通して
凹んだ部分のインクを紙が吸い取ってくれて・・・
☆ Tさんとしては初めての線画だそうで。もっと原稿に近いものに仕上げたいらしいのですが、私としてはこの感じも好きです。☆
出来ました☆
昔描いたダリアのスケッチ♪
版にすると、いい具合にかすれが出たり押した型がついて
雰囲気のある素敵な仕上がりになりますね*^^*
そしてもう一つ
こちらは紙をめくるシーンを動画で撮影してみました。
☆ どんな感じに刷られているかワクワクする瞬間ですね。☆
昔撮ったパレロワイヤルのベンチの写真が素敵な作品に
☆ 自分の写真ですが、かっこいい〜 ☆
現像やプリントとは違って、
紙とインクで立体感のある、豊かな表情が出ますね。
モノトーンのグラデーションも生かされて流石の仕上がりです♪
☆ こちらで乾燥、家でさらに分厚い本で重しをしました。☆
Mさんと6枚の作品が仕上がりました♪
この後も、和紙に刷ってみたり、色々遊ばせていただいてカードを作ってみましたよ。
☆ Joyeux Noël ! 2024 ☆
メリークリスマス☆
皆さんも楽しいクリスマスをお過ごしください^^
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆
☆MUNEKO☆