*Croquis de Paris No.828 ~ マドレーヌ寺院へ ~ *
2025年1月31日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
Kさんとヴァンクリーフ&アーペルの学校
でパール展を見た後は、おしゃべりをしながら
イタリアン通りを真っ直ぐ、オペラ座の前を通ってさらに真っ直ぐ歩いて
マドレーヌ寺院にやってきました。
☆ いつの間にか工事も終わって、覆われていた白いシートも外されていました。☆
今のパリなら美しく生まれ変わったノートルダム大聖堂がおすすめですが、
あちらはすでに見て来られたそうで。
マドレーヌ寺院も少し前まで修復工事がされていたと思うのですが
こちらもとても綺麗になっていました*^^*
☆ 外観はコリント式の柱が52本並ぶ古代ギリシア・古代ローマの神殿を模したネオ・クラシック様式 ☆
マドレーヌ寺院は、
1764年、ルイ15世によって建設が始まるも中断。
1805年にナポレオン1世がフランスの名誉を讃える栄光の神殿とすることを決定し、
建築家ピエール・ヴィーニョンが古代神殿風のデザインで設計。
しかしその後ナポレオンが失脚し、
ルイ18世によってカトリック教会に用途が戻され1842年に完成した。
という、特別な経緯で作られた教会。
☆ 見上げるとこんな感じ。彫刻が美しいですね。☆
大きな道路に面した車のロータリーになっている開けた場所に、
ノートルダム大聖堂とはまた違った、重厚な存在感。
外観のコリント式の柱の高さは30m。52本の柱が並んでいます。
正面の三角の部分にはアンリ・ルメールの「最後の審判」の彫刻に、
銅の扉には、アンリ・ド・トリケイによる「十戒」をテーマにしたレリーフが施されています。
☆ ペンディングドームと呼ばれる球状の天井が、向こうの祭壇まで続いています。☆
私が前回来たが2023年の2月なので、ちょうど2年ぶりですね。
当時の記事↑には、娘の歯医者さんの話に始まって(懐かしい)
その下にブノワ・デュトゥールさんの作品が展示された美しいマドレーヌ寺院の写真を載せていました。
こちらも感動的でした*^^*
☆ 丸い天井に設けられた丸い天窓からの光がまたなんとも言えない空気感を醸し出していますね。☆
内装はペンディングドームと飛ばれる球状の天井が向こうまで続いていて、
その先に明るい祭壇。
重厚なドーム型の天井には丸い天窓が設けられていて、
そこら取り入れられる光がとてもかっこいいです。
そう、ステンドグラスがないんですよね。
☆ 繊細で美しい「聖マグダラのマリアの歓喜」像 ☆
祭壇にはマグダラのマリア像
彫刻家カルロ・マケロッティは、凱旋門のレリーフのひとつも担当しています。
祭壇の横にはまだクリスマスのクレッシュが飾られていました。
☆ 高貴で華やかな雰囲気の祭壇 ☆
祭壇の後ろのフレスコ画は、ジュール=クロード・ジーグラー作。こちらも素敵です。
どこも繊細で高貴で、そして重厚感が漂っています。
後ろを振り返ると
☆ マドレーヌ寺院特有の空気感があります。☆
入り口にあるのはパイプオルガン。
この眺め。圧巻ですね。
☆ どこにギャラリーやレストランへの入り口があったんだろう。☆
今知ったのですが、
この建物内にサル・ロワイヤルと呼ばれる王室の間や
(現在はギャラリー等美術展などに利用)
ランチのみのレストランがあるらしく・・・
今度またチェックしてみたいと思います♪
☆ ここからの眺めもかっこいいですね〜 ☆
出口からの眺めも^^
そう、高さがあるので、コンコルド広場のオベリスク、
そのさらに向こうまで見渡せます。
遠くに小さく見えるのはブルボン宮殿(見えるかな?)
こちらも、ナポレオンがフランス革命を経て
向かいのマドレーヌ寺院に合わせてコリント式の柱を正面に並べたのだそうです。
☆ 冬ならではということで、二人でタルトタタンをシェアして食べました。☆
そしてようやくお茶、笑(沢山歩かせてしまいました。大丈夫だったかな)
短い時間でしたけど、
Kさんとの美術館と教会巡りにおしゃべり、楽しかったです。
(お土産もたくさん頂いて*^^* 感謝!)
また会えるのを楽しみにしています♪
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆
☆MUNEKO☆