*Croquis de Paris* no.40* ☆BONNE ANNEE! 2010☆
2010年1月1日9:00 AM カテゴリー:Designersdiary
今日はお休みしようかな・・・と思いながら、
☆40回目☆のパリスケッチはやっぱり元旦に書くのがなんだか幸せ♪
と言うことで、皆様。
☆明けましておめでとうございます〜☆
さてさて、皆様にとって、2009年はどのような年でしたか?
文字を読むのも書くのも覚えるのも(^^;)苦手な私にとって、
2009年は知人から本を薦めて頂いたり、
友達から言葉のプレゼントを貰ったり、
心やイメージを文字や言葉に出来るってやっぱり素敵だなぁ、
とあらためて思った年でした。
今日、2010年の元旦は、その中から心に残った
そしてずっと忘れないでいたいと思う、
そんなエッセイをここに書きとめておきたいと思います。
『司馬遼太郎が考えたこと』山村雄一先生とその人脈、より
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「高貴な少年」
大きな魂というのは、その内側に少年を飼っているかいないか、
ということだと私は考えている。物事に不審を感ずる心、芸術への感動、
星空の下にいるというだけで心が水色に溶けてゆくような衝動、
気高さをもった異性や同性を見たときに、その気高さを小さな宝石のように
結晶させて自分の心臓にピンのように篏入(かんにゅう)してみたいと思う気持ち、
不条理を戦闘的に不条理と思える心、巨大な仮説が日常茶飯事にうかんでくる
知的なダイナミズム、そして珍妙な人間が目の前にきたとき、すぐさま童話の世界
にその人物を組み入れてしまう無制限な自由、さらには悪に対し、
たとえ古箒(ふるぼうき)の柄でも持って戦いにゆくけなげさ、
リアクションに対する無配慮さとりりしさ。
……ざっといえば少年とはそうしたものである。
一つ忘れた。物事に無心に凝る心である。
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もう一つは、友人からのプレゼントより☆
この詩は1992年のX’mas eve、
オードリーヘップバーンが 愛息子SeanとLucaに読んであげたそうです。
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魅力的な唇のためには、
優しい言葉を紡ぐこと
愛らしい瞳のためには、
人々の素晴らしさを見つけること
スリムな体のためには、
飢えた人々と食べものを分かちあうこと
豊かな髪のためには、
一日に一度、子供の指で梳いてもらうこと
美しい身のこなしのためには、
決してひとりで歩むことがないと知ること
人は物よりもはるかに多く回復し、
復活し、生きかえり、再生し、
報われることが必要なのです、
くり返し、くり返し報われることが・・・
年をとると、人は、自分に二つの手があることに、気がつきます
自分自身を助ける手、
もう一つは、他者を助けるための手だと
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私もとても心打たれました。
そして、まだまだ言葉にするのが苦手な私からは☆
愛する皆様へ、
『あけましておめでとうございます』
昨年はお世話になりました。
今年も皆様にとって幸せな年でありますように・・・♪
☆BONNE & HEUREUSE ANNEE! 2010 ☆
MUNEKO