*** パ リ 通 信 No.50 ***
2010年3月12日9:00 AM カテゴリー:Designersdiary
*Croquis de Paris*
☆ パリ農業国際見本市(フランスの食と農業教育)☆
皆様こんにちは♪
日本もまた寒くなった様ですね。。。
相変わらず朝は氷点下のパリです。
さて、先週お伝えしたバカンス、実はスキーバカンスと言うものでした。
と聞いてもこの休みの多さには今だ???なのですが、
その後、せめてものバカンス気分を味わって貰えたら、と
ポルトベルサイユで行われていたパリ農業国際見本市に
友人家族とお出かけしてきました♪
バカンスどうしてた?のママさん達の問いに
「土曜日農業祭に出掛けたよ」と答えると
「ええ〜!平日でも大変なのに、大変な人だったでしょう?!」との声。
そうです。農業大国フランスで行われるこのサロン、もの凄い人気で
当日は、人・人また人でごったがえしておりました。。。
農家が子供達を受け入れて一緒に野菜や家畜を育てるのを学ぶ
「教育ファーム」がちょっとしたブームのフランス。
農業が国の半分を占めていて、経済の重要な黒字部門でもあります。
なんというか、見ていて感じるのは農家の方達は
ここに来ている動物達が優秀って言うのもあるんですが
皆さん、プライドがあって愛情があってみんな格好いいんですよね♪
ここは決して動物園ではなく、食文化として見たリアルなサロンですが
子供達に牛乳やチーズやハムなど、その製造工程を知って楽しんで貰うための
沢山のイベントもあって子供達にも大人気のイベントです。
日本では様々なスナック菓子やインスタント食品が買えますが
こちらでは、本当にその手のものを買おうとすると、
毎回同じで味もどこも似たり寄ったりで困ることしばしば。
結局のところ、焼きたてのパンやタルトが街のあちこちで買えて、
美味しい乳製品が山の様にあって、フルーツも盛りだくさんのこの街では
特に開発の必要がないのかもしれません。
聞いたところによると、一般的な日本人の舌よりフランス人の舌のほうが
インスタント慣れしていなくて、純粋な出汁の味に敏感なのは
フランス人の方と言う話も・・・
食に関わる規制も厳しくて保存料無添加の製品もとても多いです。
とは言え、食事に時間がかかるフランスで、安くて簡単に済ませられる
ハンバーガーショップはここ数年で驚くほどに増えました。
と、話し出すときりがない食いしん坊な私ですが
今回子供メインで出掛けた農業祭なので生の動物達との触れ合いがメインでしたが
本当は7つものパビリオンがあり、次回は是非、
ワインやチーズや生ハムの試食や買い出しに行きたいと思いました。
って、また食べ物の話(苦笑)
日本からもこのサロンは有名でツアーが出ているそうですよ。
是非興味がある方は行ってみて下さいね♪
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ところで、
おかげさまでこのパリ日記も50回を迎えることとなりました!
日記なんて、生まれてこの方一度もまじめにつけたこともない私が
良くここまで続いたものです。
「いつも見てるよ〜」と声をかけて頂く皆様の暖かい言葉に支えられ
やっとここまで来れました。本当に嬉しく励みになっています。
ありがとうの気持ちで一杯です☆☆☆
日頃の感謝を込めて・・・愛いっぱいのハートを贈ります。
もうすぐホワイトデーですね。
これから春に向けて発売のラパージュ新作クラシック
こちらも愛をいっぱい詰め込みました。
皆様に楽しんで頂けると嬉しいです♪
MUNEKO