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*** パ リ 通 信 No.74 ***

*Croquis de Paris*
☆ ブルゴーニュの世界遺産 Part 1
『サント・マドレーヌ・バジリカ教会と聖なる丘 ヴェズレー 』☆

皆様こんにちは。お元気ですか?
私、治って来たと思っていた腰痛が超悪化。こちらで初めて救急病院に行きました。
お医者様のオピニオン(←意見って。MRIとかじゃないの!?)は
なんと、ヘルニア! やっちゃいました(;;)
でも今やそれを抑える薬があるんですね〜。
すっごく効きが良いと思っていたら今度は副作用で激しい目眩と嘔吐に襲われ。。。
今日はお薬も減らしてこの通り元気になっていますが
いやぁ、それにしてもまったく激しい一週間でした。

さてさて、京都だよりの富士山の日の出、めちゃめちゃ綺麗でしたね〜☆
日本では今、山ガールがブーム、聞いた事ありますあります♪

私は先週お伝えした通り、先々週の今頃はブルゴーニュにいました。
ブルゴーニュと言えば、ディジョンやボーヌの街そしてワインが有名ですが、
今回の旅の主な目的はブルゴーニュの世界遺産の旅。
初日は山ガールならぬ、丘ガール。
『サント・マドレーヌ・バジリカ教会』が建つ聖なる丘
「ヴェズレー」に登りました♪

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 ☆ヴェズレーの丘から☆

 

ヴェズレーは中世の時代にタイムスリップしたかの様な
小高い丘にある小さな村です。
この村に来た目的は二つ。
一つは同じく世界遺産である『サント・マドレーヌ・バジリカ教会』

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 ☆ サント・マドレーヌ・バジリカ教会へ続く参道 ☆

 

そしてもうひとつはこの街にある3星レストラン
レスペランスのシェフが開いたというもひとつのカジュアルなレストラン、
ラントルヴィーニュでお昼をする事。
がしかし!ガイド情報とは違って、その日のお昼は営業していなくて
ラントルヴィーニュで食事することは出来ませんでした。
残念。ま、そんなこともありますね。

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 ☆ そんなこんなでサント・マドレーヌ・バジリカ教会に到着〜 ☆

 

サントマドレーヌのマドレーヌとはマグダラのマリア様の事、
その昔、この聖堂はマリアの遺骨が祀られているとされたため
ここヴェズレーは中世の巡礼路の出発地となり、沢山の人が押し寄せたそうです。
その後、ローマのバチカン教皇の「遺骨はプロバンスにある」との発表をうけて以来
衰退の一途をたどったものの、19世紀になってその歴史的価値が認められ
修復されて現在の姿に蘇ったそうです。

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 ☆ 身廊から祭壇の方の眺め ☆

 

出発前はロマネスク様式の教会なので古くて豪華さにかけるんだろうなぁと、
正直美味しいご飯がお目当てで(^^;)さらに世界遺産に行けるなら♪
なんて中途半端な気分でした。

ですが、入ってみると・・・ほぉ〜
「非常〜に美しい!」じゃぁありませんか☆☆☆

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 ☆ 入り口を入ったところにある中世のタンバンと柱頭 ☆

 

上の右側の写真はこの教会の柱すべてに施されている彫刻
一つ一つがキリストにまつわるお話を表したもの。
たまたま気になったその中の一つを写真に収めて帰って来たのですが、
これが「粉をひく聖人達」と言って、
キリスト教上の大きなテーマを表しているのだそう。
(なかなかやるな、私。な〜んて思ちゃいました♪)

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 ☆ マリーマドレーヌ=マリア様の像 ☆

 

その歴史に翻弄されたマリア様。
今そこには穏やかで静かな時間が流れていました。

ところで、こうして歩いているとむくむくと私の中に湧き出る気持ちが。
それは、ゴシックも良いけど「なんだかロマネスクが好きみたい☆」
あまり期待していなかったせい?それとも日本から戻って間もないから?
これは旅が続くにつれ、どの度合いはどんどん増して行くのでした。

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 ☆ 祭壇の後ろより身廊を眺めて ☆

 

今もそうですが、昔はカタカナで書かれた土地名や名前にはめっぽう弱かった私。
でも、最近は少しずつですがその歴史や実際の建物が心に馴染んできた様で
それが違和感なく、しっくり身にしみる様になってきました。
まだまだ深いフランスの美。
旅行は苦手な方なので亀さんの歩みですが、この日記を通して
日本の皆様にちょっぴり旅した気分を味わってもらえたら幸いです☆

来週はブルゴーニュの世界遺産 Part 2をお送りします♪

A la semaine prochaine !
MUNEKO