*** パ リ 通 信 No.118 ***
2011年7月1日9:00 AM カテゴリー:Designersdiary
*Croquis de Paris*
☆ パリのアヴァンギャルド!? ☆
皆様こんにちは。お元気ですか?もう7月です!
早いですね〜、本当に。
ところで先週もお伝えしましたあんなに寒かったパリですが、
週末パリの気温は本当に37度になりました。
しかも、お昼までは肌寒いくらいだったのに一気に上昇。
そんな中、スーパーで買い物をしてレジに向かおうとした瞬間、
店内の電気がポンっ!なんと一気に使われた冷房のせいで
ブレーカーが飛んでしまった様子で(おまけに水漏れも!)
その場に品物を置いて外に出されてしまった私です。
ちなみに、同じ頃同じ店内でレジに並んでいた友人は、
ちょうど自分のレジの精算が出来たところで受付が終わったそうです。
羨ましい〜。
さてそんな暑い日、学年最後のお誕生会に呼ばれ、いそいそと向かった
今回のお家。外見からして今までパリで見慣れた私好みの1900年代前後の
クラシックな建物とは大きく違います。かといって現代風の建物でもない、
いったいどんなお家なのでしょう。。。
これまた、ピンクとグレーのチェック。おお、そう来ます!?
なんと言っていいのか、アヴァンギャルド?と言った感じ。
なかなか真似出来ませんね。
と言いながら私が住む建物もなぜかエントランスがブルーの縦縞模様
外見は結構普通なのに。いつも不思議に思っています(^^;)
次第に、ここはアーティストが住むアパート???と思い始めた訳ですが、
その期待は裏切られませんでした♪
お邪魔したお家のお部屋です。
じゃじゃ〜ん!
こんな事になっていました♪
加えてお母さんの仮装ぶりにも思わず拍手☆
もうてっきり「ここはアーティストの集まるアパートなんですね〜。」
って聞いてみると、
ここのご夫婦、まったくアートに関係のない職業らしい(^^;)
この部屋を埋め尽くす絵やステンドグラス、彫刻は、友人の男性アーティストが
ひとりで全て手がけたものなんだそうです。
ちなみに、フランスでは子供が生まれたら赤ちゃんの頃から一人に一部屋が一般的。
是非娘の部屋も見てやって。とパパに案内されてお邪魔したら・・・
これまたなんと驚きの部屋。
天井には天使の絵、壁にはお嬢さんの初めて描いた絵が掛けられていました。
凄いですね〜。5歳にしてすっかりアーティスト!
それにしても日本でいくらマンションを購入したとしても、
ここまで自由にやっちゃう勇気、ないですよね〜。
「他に住んでいる人たちもいたって普通よ。」
「アートとは別に何も関係ない人たちよ。」と言われながらも
いやいや、その扉の向こうに何かありそう〜。と期待しちゃう私なのでした。
だって、近くの交差点が既にこんな感じ(^^)
同じ区でもこんなに違う、アバンギャルドなパリの一面をお伝えしました。
まだまだありそうですね。
また見つけたらご報告します♪
A la semaine prochaine !
☆MUNEKO☆