*Croquis de Paris No.192 ~ モーツァルト&ヘンデル ~ *
2012年11月30日9:00 AM カテゴリー:Designersdiary
皆様こんにちは♪ お元気ですか?
パリはすっかり秋から冬へ、木々の葉もすっかり落ちてしまいました。
☆ 車のボンネットにも沢山の落ち葉 ☆
先日、こちらの友人達の間で「モーツァルトを探せ〜。」
と話題になりました♪
こちらで使われているお金、ユーロの硬貨。
裏は各国それぞれにデザインされていて、それが国境を越えて混ざり合い、
自分のお財布の中を覗いただけでもスペインにイタリアetc…
結構バラエティに富んでいるのです。
☆ こちらはモーツァルト通りのアトリエ・モーツァルト♪ ☆
そこで、友人の音楽家夫妻かモーツァルトの1ユーロ硬貨を探して
みんなに声を掛けました。
それはオーストリアは小さい国なので沢山発行されていない。
=なかなか見つからないとのこと。
探し始めると、やはりなかなか見つからないわけで・・・
そんなお熱も冷め始めた頃、
ふと主人の財布に転がり込んできたモーツァルト君♪
それと時を同じくして、私の財布に50サンチーム、娘の財布に20サンチーム
同じオーストリアの硬貨が見つかたのです☆ 面白いものですね。
☆ 左から、オーストリアの1ユーロ、20サンチーム、50さんチーム ☆
その後無事硬貨は音楽家夫妻の元へ♪
(娘は自分で大事にするそうです^^)
するとお礼にと言うわけではないですが、
遅ればせながらと言うわけで私の誕生日プレゼントを頂いちゃいました☆
☆ ありがとう〜 ☆
ひとつは奥様からクロッカスの球根
(ヒヤシンスの様に育てられるんです♪)
そう、LAPAGEのコレクションとして私もデザインしている
あのフルールのクロッカス(クロキュス)☆
(上から3段目の左か2列目です)
もうひとつは旦那様からヘンデルのCD。
☆ こちらはまったく関係ないですが(!)同じくモーツァルト通りにあるギマールの100年ほど前の建物♪ ☆
ヘンデル???
音楽音痴の私には名前も最初はハンデルとか読んじゃってましたが、
Georg Friedrich Handel(英 George Frideric Handel)
『ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル』
(ドイツ生まれのイギリスに帰化したバロック時代を代表する作曲家1685~1759)の『水上の音楽・Water Music』です☆
(Slovak Chamber Orchestraバージョン、綺麗に録れてますね)
☆ もう少し明るい日差しだったら良かったのですが・・・ちょっと怖いギマール?☆
「流れてくる音を聴いた瞬間、ゴージャスで分厚い衣装をまとった
王様とお后様の様な人が壇上から下りてきて皆に挨拶をし、
ダンスを楽しむような映像が浮かんだわ〜」
なんて印象を伝えると、
この音楽はまさに、
イギリスの王となったジョージ1世の船遊びの際に演奏されたものだとか・・・
すごくないですか?(え?普通?)
☆ 角に建っていてこんな形のお屋敷なのです。面白いですね。☆
音が、聞いたその人の中にその情景を思い起こさせるって、
本当に凄い事ですよね。
いや、凄いなぁ・・・。
***
余談ですが、
これは宗子さんのイメージだ♪とか言って
誕生日よりかなり前に買っていてくれたのだとか。
恐れ多いです(^^;)でも、だとしたらかなり嬉しいです♪
***
☆ 扉に映り込んだパリの景色が綺麗でした。こちらも100年以上も変わらない景色なのかも ☆
時を超えて作品が伝えられて、その時代の情景まで浮かんできて。
沢山の人によってまた後世にに伝えられて・・・
なんて素敵な事。
ひとりの人の仕事としてなんて素晴らしいことなんでしょう。
自分に置き換えたら・・・
ブルブルっと身震いします。
気を引き締めて頑張らないと!ですね☆
100年後に伝えられる指輪。デザイン出来てる?
Uhhh… Oui.
A la semaine prochaine ♪
☆MUNEKO☆