*Croquis de Paris No.218 ~ 子育ての環境とParisと私 ~*
2013年5月31日9:00 AM カテゴリー:Designersdiary
お元気ですか?
やっぱり肌寒い5月の最終日を迎えたパリです。
日本は暖かそうですね♪ いいなぁ・・・。
さてさて、先日はアミアンの教会を訪れたお話を書きましたが、
帰って来てから7歳の娘が描いた絵がかなり良い味を出していたので
今日は特別に大公開(^^)(って大げさですが)
☆ 完全に親ばかです(笑)☆
ね、良い味出してますよね♪
アミアンで買ってきた小さな絵はがきの小さな教会を見ながらですが、
窓にも沢山の聖人が描かれているのも愛おしくって。
どなたかアミアンのエコバッグにでも推薦してもらえないでしょうか(笑)
☆ 写真は3年前のものですが、これの前には彼女のゆりかごが私のデスクの横にありました ☆
そんな事を考えているうちに色んな事を思い出しました。
私もちょうど7歳の時、小学校の先生が美術の授業で描き終え
られなかった孔雀の絵を、遅くまで残って描いていて良いよ。と
そっと一人、孔雀小屋の前で納得のいくまで絵を描かせてくれました。
☆ 窓にぺたぺた。必ずやりたくなりますよね♪ ☆
羽の一枚一枚。足の模様のひとつひとつ、餌の一粒一粒まで。
油性のマジックやクレヨンでの一発勝負。そして絵の具を使ってカラフルに。
描き上がった絵の自分の中での満足感といったら♪
☆ 使い終わったインクを洗おうと思ったら、とっても可愛かった ☆
今思えば、よくそこまで放任しておいてくれたものです。
その経験のお陰でその後は絵を描くのがさらに楽しくなって、
そして今に至るわけで。
☆ 小さい頃からリサのお家だと思っているのは、ポンピドゥーセンターです。☆
この時の出来事がなければ、今の私も違う風になっていたかも!?
なんて思ってみたり。
不思議なものですね。
さて、そんな私の娘ただ今7歳と当時の私と同い年。
☆ ニケの後でちょこんと休憩している姿が印象的でした。「これなんだか分かる?」☆
田舎で育った私には考えられない様なある意味恵まれた環境。
周りを見れば芸術作品がごろごろ。そんな中で育っていますが、
きっとこれが普通。くらいの感覚かもしれませんね。
☆ 自分の小さい頃もそうだった様に ☆
そんな中で育つ彼女。はてさてこの先はどうなることやら(笑)
でも、暖かく見守って行きたいと思います。
自分の小さかった頃、建築家系だった実家と同じように、
ここには沢山の真っ白な紙がありますから。絵は描きたい放題♪
☆ その向こうには何が待っているだろう。楽しみです。 ☆
子供の小さな頃に経験させてあげられる事って
結局は親の自分の想像以上のものは難しそうですが、
その枠を越えて、子供のオリジナルの目線で色々と経験して
のびのびと好きに成長してくれたらなぁって思います。
そうそう、私も。
大人になりましたが自分の中の素直な感覚はいつまでも大切に、ね。
皆さんも良い週末を☆
Bon week-end!
☆MUNEKO☆