*Croquis de Paris No.310 ~ ポンピドゥーセンター・メッス ~*
2015年2月27日9:00 AM カテゴリー:Designersdiary
気がつけば2月も終わり、そして娘のスキーバカンスとやらも終わりに近付いて来ましたよ♪
さてさて、そのバカンスも一週間ちょっとが過ぎた頃、
腰も痛めた事だし(意外にすぐ治ったけど)仕事もあるしでお出かけはやめようかなぁと思っていたものの、家には2週目になればパパの3連休にお出かけ出来る!と希望を胸に当初から大人しく過ごしてきたお嬢さんがひとり。
その事はしっかり覚えていたようです。
良かった、ギリギリにホテルを予約しておいて・・・
☆ まずは途中のメッスを目指します ☆
かくして元々予定していたストラスブールを変更して近場のブールジュに一泊。と思ったらホテルがストラスブールの2倍の宿泊料のしか空いてないって事で、それならばやっぱり遠いけどストラスブールに2泊しましょうと、ざざっと朝から荷物を詰めていざ出発☆
☆ 無事メッスに到着。お〜建物の雰囲気が違いますね♪ ☆
直接ストラスブールを目指すとなればパリからストラスブールまでは約500km。
いやいやいや、それはさすがに無理。最近車酔いを克服したっぽい私でも、大阪から東京の距離を車はさすがにお断り。なので、ぼちぼち休憩しながら行きましょう^^
☆ こんな所にきてしまいました♪ やほっ ☆
という事で予定していたのがこのメッス。
メッスのシンボル、サン・テティチエンヌ教会にあるシャガールのステンドグラスをチェックしてからストラスブールを目指せば良いじゃない?
って思って予定していたら・・・、メッス、メッス、METZ、ってあのポンピドゥーセンターの別館があるMETZじゃん!ということになり
私「すみませんが皆さん、しっかり寄っていいですか?(笑)」
☆ そう、この特徴あるテント風屋根に木組みの骨組み、ポンピドゥーセンター・メッスです。☆
いやぁ、思わぬぼた餅。
自分の中で一番行きたかった場所をすっかり忘れていました(なんで忘れる)そこに行ける事になるとは^^
日本人建築家の坂茂氏とフランス人ジャン・ド・ガスティーヌ氏の日仏共同チームの設計。
☆ うわぁ、うわぁ、とこのカーブをいつまでも眺めていたくなりますね。☆
いやぁ、この見事なカーブ。飛び出た窓。たまりませんね*^^*
ちょうどロビーではオノ・ヨーコさんのWish Treeが開催されていました。
☆ 吹き抜けの天井
世界最北に位置するアイスランドの首都、レイキャヴークから平和の光を発信し、世界を包み込むという意味を込めて、その沖合の島に建設された世界平和を願うモニュメント、イマジン・ピース・タワー。
その中に、ここで書かれたみんなの平和への願いも世界中のメッセージと共にどんどん納められて行くようです。フランスなので木はオリーブ。日本の短冊を思いおこさせますね。
☆ 家庭円満と書く旦那さん。ごもっともです^^ ☆
三人三様の思いで書いた願い。この小さな願いが大きな平和に繋がっているんですもんね。
さてさて、その後チケットを買い展示室に向かったのですが、
・・・にしても人少なすぎない???これってもしかして・・・
☆ しかも楽しみにしていた窓からの景色が見えない ☆
ほっほっほ。
無計画には無計画のオチが(毎度の事ですが)ありますとも。
なんと!ほぼ全館企画展の為の改装中でした!あ〜ららぁ。
しかも開催は4月とか5月って。のんびりすぎやしませんか???
☆ でっかいミロ。でっかいピカソ。ここならではのビッグな作品ですね。☆
と言う訳で、2階を少し見て、その上は見れず(涙)1階に戻り常設展らしきものを見てきました。
そうは言っても、それも凄い規模が大きくて、ここでしか見れない素晴らしいものだったんですけどね。
上は入っていきなりのミロ、その下がこちらも大きなピカソ。
☆ これ、本当に教科書そのまんまなんだよ〜。と興奮する母です。☆
そして、もう美術の教科書そのまんまのフェルナン・レジェ^^
こんなにでっかいんですね〜。
で、またこれが↓凄いでしょっ♪
☆ フランク・ステラって言うんだよ〜 ☆
あのフランク・ステラです☆ めっちゃポップそしてでっかい♪
もちろん浮いているのではなく浮いて見える彼特有の作品です。
もっともっと中を堪能したかったけど、
あ〜、幸せ(笑)
☆ しかも、ギリギリ雨降ってないし ☆
外を眺めて、この中にいる自分を嬉しく思うのでした。
☆ エイとかタコとかに見えるのは海辺で育ったからかな ☆
模型もありました。
実は上から見るとこんな形になっているんですねぇ
イメージは中国の竹を編んだ帽子のイメージらしいですが、ちょっと海にいる生物っぽくも見えますね*^^*
☆ 夜の姿が良いわ〜。是非また見てみたいです ☆
また夜も来たい♡とか言ったらブーイングが来るかしらん。
忘れた頃に言ってみよう♪
幸せな旅の始まりなのでした。
ではでは、来週もまだまだ続きます。
A la semaine prochaine ♪
☆MUNEKO☆