*Croquis de Paris No.314 ~ 世界遺産の街ストラスブールNo.2 遊覧船バトラマ ~*
2015年3月27日9:00 AM カテゴリー:Designersdiary
朝がすっかり明るくなりましたね〜、まだまだ早くなる朝を調整するためこの週末から夏時間になります♪
我が家はパパが深夜に時計の針を一時間進めてくれるので、気がつかないうちに1時間無くなっているという、体を慣らす為のちょっぴり眠い週末です。その分日本とは7時間差になって、連絡が取りやすくなります^^
☆ 要塞として建てられた歴史的建造物のクヴェール橋より、バラージュヴォーバンを望む向こうのカラフルな建物は現代美術館 ☆
さてさて、ストラスブールの旅は続き・・・
☆ どこを切り取っても可愛らしい景色 ☆
ノートルダム大聖堂の屋上まで332段の階段を昇って街を上から一望した私たちは今度は船着き場にやって来ました。パリのセーヌ川の遊覧船の様に今度は街を一周しましょうというわけ♪
パスを持っているのでこちらも無料ですが、売り場のおばさんに聞かれました。
☆ 天井までガラス張りのBATORAMA(バトラマ)に乗り込んで、いざ♪ ☆
「グラン・トゥール(大きいほう)? プチ・トゥール(小さいほう)?」
今日はゆっくりするつもりですからね
(しかし前もって何も下調べしない我が一行)
迷わず、「グラン・トゥール!」
☆ いきなり可愛いし*^^* ☆
映画のセットみたいじゃないですか?
パリに比べて立体感が少ないせいか、おもちゃみたいな可愛い建物が並びます。
こちらはコロンバージュと呼ばれる木組みの家々が並ぶプティット・フランス。
☆ 同じコロンバージュでも、他の街に比べてストラスブールでは白壁のものが多いのが特徴だそうです。☆
ストラスブールで最も写真にとられているであろう有名な場所らしいです。
いきなりこの水門の前で船は止まり・・・後ろの水門が閉まった後、どんどん水かさが増して私たちを乗せた船ごと上昇。
☆ よう〜元気〜?ってな感じで。窓際に立って世間話をし始める船長さん。 ☆
そう、2重の水門で水かさを調整して低いこちら側から高い位置にある向こう側へ移動出来るのですね。
いきなり上の方から知り合いの方が船長さんと話し始めてますが、
段々と水かさが増えるに連れてみるみる二人の目線が同じになっていくのが面白いですね♪
水門通過〜☆
☆ この回転橋を操作していたのは・・・ ☆
とか思っていたら、さっきのお知り合いのおじさんは次に現れた回転橋の係の方でした^^
そして船はプティット・フランスを過ぎてクヴェール橋をくぐり、旧市街の西端にたどり着いた所でぐるりと北側に旋回します。
☆ 今日のダイアリーの最初の写真の場所まで来ました。☆
クヴェール橋と3つの塔はその昔要塞として建設された様ですが、その後塔は牢獄としても仕様されていたそうです。
☆ 左上 サン・ジャン教会、右上 サン・ポール教会、あとは・・・ちょっと自信がないので割愛 ☆
船内には日本語音声で街の解説を聞く事が出来るのですが、17世紀にフランスの王政下に置かれ、普仏戦争でトイツ領となり、また第一世界大戦でフランスに戻り、第二次世界大戦でナチス・ドイツに占領されて、戦後再びフランスに戻されたという歴史に翻弄された街というだけあって、建物ひとつひとつにまつわるその内容はなかなか重いものだったのも、楽しい美しいばかりでは語れないこの街の個性でした。
☆ 確か、シャルリー・エブド社の事件の際には社員全員でテラスに出てJe suis Charlieの紙を持って抗議した写真を公開していたのもここだったんじゃないかな・・・。☆
船は旧市街をほぼ一周して、東の支流に向かいます。
↑フランスのテレビ局としては一番大好きな atre アルテ(アートと言う意味)の本社はストラスブールにあったんですね☆
日本で言う、NHKのE-テレ?G-テレ? いつもセンスの良い凝った番組を放送しているテレビ局です。
そして、この立派な建物が・・・
☆ ただ、ここまで来る道のりはちょびっと殺風景な感じでして。☆
欧州議会
欧州評議会と裁判所の全てがこの川沿いに並んで建っていました。
47の国が加盟する欧州評議会。「ヨーロッパの平和は独仏の和解から」という考えのもと、1949年にこの地に設置されたんだそうです。
と、はるばるここまでやって来ましたが・・・、
旧市街を周遊しているのと違って、船はここでUターン。
あらら、ここまでも結構殺風景だったんですけどぉ
☆ ようやく船着き場に到着。長かった〜 ☆
・・・その昔、受付のおばさんが聞きました。
大きいのにする?それとも小さい方にしますか?
どっちにしろタダだから♪ と迷わず大きいのを選びましたが・・・
今思えば小さいほうで良かったかと^^;
☆ 街のちこちにこんなマークを見つけたので、インフォメーションで聞いてみました。☆
まぁ、まぁ(笑)にしても貴重な経験が出来ました。
既にお昼は過ぎ、お腹はぺこぺこ。
お昼はタルト・フランベというでっかい薄いピザ風の伝統料理でお腹を満たして
いつものごとく予定は未定。
そうそう、パスを買うついでにバラードという一冊の本を購入していましたよ♪
☆ この方、こういうのを持たせるとしっかり歩く方です。でないと、すぐ疲れます^^ ☆
ここからは散策がてらこんなマークを探して歩いてみましょう〜
と言う訳で、ストラスブールの遊覧船。
お薦めは小さい方で♡
A la semaine prochaine ♪
☆MUNEKO☆