*Croquis de Paris No.324 ~ ノートルダム・パリとポン・デ・ザールの南京錠撤去 ~*
2015年6月12日9:00 AM カテゴリー:Designersdiary
皆様こんにちは♪
一度涼しくなったパリですが、今週末もまた暑くなってきました。
中途半端に出したり片付けたりしていた衣装ケース、
いよいよ夏服に衣替えしちゃっていいかしら♪って感じです。
☆ またまたノートルダム・パリにやって来ました ☆
さて写真は先週、大切な用事が無事済んでほっとしたのでまたまたお久しぶりのノートルダム。
☆ 上を見上げると28体の「王のギャラリー」と呼ばれる像がずらり。☆
もう4ヶ月も前の2月の事、子供の身分証明書の更新のため、必要書類を揃えてプレフェクチュールを訪ねるも以前と違って完全予約制になっており、受付にて惜しくも撃沈。
その後予約が取れたのが4ヶ月後のこの6月、元の書類はしっかり有効期限の3ヶ月を過ぎ^^;改めて書類を揃えていざ!出陣。笑
(っていうか、書類の不備があるとまたどれだけ先延ばしになってしまうのか分からないので、特別審査が難しい申請ではないとはいえ、やっぱり緊張するんですよね。)
☆ こちらは3つの扉のうちの右側の入り口、「聖女アンナの扉口」☆
昔は申請する部屋から続く行列がずら〜〜っと外まで並ぶ勢いだった窓口も、この日は受付で番号札を貰いちゃんと座って待つことが出来て、しかも直ぐに呼ばれてあっと言う間に手続きが終わりました。担当のお兄さんも親切な方でした。ほっ。
☆ イエス様に、無事済みましたよありがと〜のご挨拶。☆
と言う訳で、プレフェクチュールの側の駐車場の真上がノートルダム。
やっぱり、帰る前にちょこっと訪ねてみたくなるのはやっぱり魅力的な場所だから♪
☆ いつ見ても癒されます。☆
この日もローソク上げても良い?と聞く娘。
☆ 小さいロウソクに火を付けるのもまだまだ危なっかしいですが、☆
でもって、今日はジャンヌにロウソクをあげるのだそう^^
さすが、先日オルレアンで散々ジャンヌダルクについて学んできただけのことあります♪
☆ なんというのか、他の神様に比べてものすごく親近感湧きます。☆
と、そうこうしていると・・・
☆ わっ、気がつけば人がいっぱい集まってた♪ ☆
なんと、聖歌のコーラスが始まるみたい!
☆ こんな素敵な舞台で歌える事ってなかなかないでしょうね。凄いなぁ ☆
何度もぷらっと来てるけど、こんな事は初めて♡
なんだか嬉しくて幸せな気分になりました。
聖歌を聞きながら、バックヤードをゆっくりと回って。。。
☆ こっちサイドから♪ ジ〜ン、ありがたやぁ。 ☆
もっと眺めていたいところですが、午後は午後でまた用事があるので足早に駐車場に向かいました。
素敵な歌声をありがとう*^^*
たまたま、帰りの車中からはポン・デ・ザール(芸術橋)の重くなってしまった南京錠の撤去の様子がちらっと見れて・・・
☆ ついにあの南京錠が撤去される事になりました。☆
もともとは2006年のイタリアベストセラーがきっかけとなって、南京錠を掛ける事がローマで始まり、2008年頃からパリでも広まったんだそうです。現時点で取り付けられた錠の数は70万個以上、重さはゾウ20頭分にもなると言う事で、欄干の一部が重みで崩れるなど、ついに撤去される事になりました。
私が2010年の11月に書いた時は、まだこんな↓感じでしたからね。。。あれから5年。錠の撤去後はガラスの覆いを取り付けられる予定だそうです。
☆ 私が2010年に書いた時はこんな感じ。最後は付ける場所もないほどに埋め尽くされていました。☆
川にも沢山の鍵が放り投げられているそうなのでこういう事になってしまうのは悲しい事ですが、これも長い歴史のひとコマなのでしょうね。
フランス語学生当時、パリのセーヌ川に掛けられた橋の講義を聞いていて、一番好きな橋は?と質問された時、私ひとり答えたのがこのポン・デ・ザール(芸術橋)でした。
パリに来た当初は、橋は橋でも車は通らず、お昼になればみんなここに座ってランチを広げてのんびり時間を楽しんでいる風景がなんとも微笑ましく思えたものです。
また、そんな日が来ると良いですね・・・。
ではでは、週末も暑くなるのかな。
それではまた来週に^^
A la semaine prochaine ♪
☆MUNEKO☆