*Croquis de Paris No.344 ~ 良く晴れた日のエッフェル塔を背景に ~*
2015年10月30日9:00 AM カテゴリー:Designersdiary
2週間のバカンススコレールの最終日の今日、
このダイアリーを書いています。
バカンスの最終日、月の始まりの日曜日でもある今日、美術館は無料、頼まれていたお仕事もちょっと一段落。お天気も良さそうで暖かそう♪ さぁて何して過ごしましょうかと楽しみにしていた今日ですが、
・・・昨日の夜にグキっとやっちまいました。そう腰を。
こんなことってある?
2週間前はYさん、その一週間後にはSちゃん、その一週間後がMちゃんである私って。どんだけMなの。どんだけ好きなんだ自分達の事を。
っていうか、最近の話のネタがババくさすぎる。
それよりイスから立ち上がると姿も完全におばあちゃんすぎるぅ、笑。
☆ 赤いコートを着て知人に頼まれたサンタとエッフェルの写真を撮りに出かけました。写真by Sさん ☆
今日の写真はそのYさんを誘ってエッフェル塔の下、シャンドマルスにお散歩に出かけた時のもの。
しかも明るい素敵な写真は全部Sさん作。めっちゃ詩的で美しい・・・。
対してなぜか暗いのが私です。Oh~No~
(その後ホワイトバランスが低く設定されていたのに気がつきました^^;)
☆ この頃暗い私の写真。☆
ところで、今日が11月の始まりならば昨日は10月の最終日。
手の空いた夕方、ふと思い立って娘を教会に誘ってみました。
こっちには日本の様な近所のお宮さん?的なものがないので、
娘が一年に一回、学校から特別に連れて行ってもらうという教会へ。
☆ なんて素敵で詩的な写真なんだぁ!!! そのカメラ欲しい。ってカメラのせいじゃないって。☆
こちらに帰って来てから体調が良い事。
その他色々なことにお礼が言いたくて、ついでに娘も誘ってお散歩したくなって。。。
教会ではお賽銭、とは言わずになんて言うんだろう?
ともかく誘われた娘は2ユーロを握りしめ、私はお財布に20ユーロ札が入ってるのをちらりと見て出かけました。
行く道から、二人で今まであった不思議で幸せな話で盛り上がりながら☆
☆ こうも視線ってそれぞれ違うのね。Sさんは人を、私は光を追ってるのかな。☆
パリに行く事になったのは、日本で働いていた会社の社長に辞める事を告げたときに、「辞めてどうするんや!」と言われ、とっさに「フランスにでも行ってみようかなぁ♪」と口から思わず出てしまったのを、後からそれも良いかも♪ と実現してみたこと。
それで数ヶ月で帰って就職するつもりが、パパと出会って、それから今もここにいて、さらに目の前にあなたがいるという幸せ。
パパと昔ぶらぶらとお散歩していた時に、こちらにいながら日本の仕事が出来てたまに仕事で日本に帰れたら最高!って言ってたら、直後に日本からお仕事一緒にしませんか?とメールが来て二人で驚いた事。
☆ 思わず、私も画像を明るく修正しちまったよ。☆
ある日朝早くにとあるお店に出向いたら、世界で一番尊敬している日本人デザイナーさんが目の前にいて、思わず声をかけてしまい、人生相談にも乗ってもらった上にお茶までご馳走になってしまったこと。
☆ 秋に染まった散歩道。素敵です。☆
そんな、私のうっそぉ〜!な話で盛り上がりながら、教会に入るといつもは鳴っていない生のパイプオルガンが演奏されていて、いつもは見かけない一冊のノートがあって、みんなの感謝の言葉が書き込まれているみたい。(トゥッサン、こちらのお盆だからかな)
ママは何書くの?と言われて、今まで話した事をフランス語で書いた「フリ」してみたり。その後娘が本当に何か書いているので、何書いたの?って聞いたら、ママを治してくれてありがとう。だって。
・・・泣けるやん・・・自分の事書きなよぉぉぉ
☆ 今日はおじいちゃんおばあちゃんにお孫さん率高いなぁ。そんな中、でっかい娘ひとり参戦。いつまでも楽しめる純粋な彼女。☆
小さな教会の中をひとまわりして、(娘の幸せな最近の出来事は、ピアノとバドミントンを始めれた事でした。ずっとやりたいって言ってたんだよね。)娘からカトリックの教えを説いてもらい^^;
最後に二人でお賽銭(?)
娘は2ユーロ硬貨を一枚、私は20ユーロ札を箱に入れてロウソクを一つずつ、マリア様の所に灯して来ました。
☆ 人生は軌跡や偶然の連続。誰が操っているのか、もはやそれが普通というのか。☆
教会の帰り。
どういう流れか、こんな話に。
私はつい最近まで色々あれこれ悩んでから一つを選ぶ性格だったけど、あなたってホント、いつも悩まないししかも初めての道でもプレゼントでも、「これ!」ってあっさり感覚で選んじゃう。それが結局色々調べてから選ぶ結果と同じなんだよねぇ。
自分の本当の感覚に従うという素敵な才能の持ち主やねぇ☆
なんて話してたら、
「私だって迷う時はあるよぉ、あれ買って良かったのかなとか。買わなくて後悔しないかなとか。」と言われてドキっ!
☆ 遊具の公園も紅葉が美しい。☆
そう、先日お友達の男の子の誕生日プレゼントを一緒に探していた時、
娘も欲しがって、自分で同じものを買いたい!と言ったのを、このバカンスはあれもパパに買ってもらって、これも買ってもらったしぃ、古本もいっぱい買ってあげたしetc…との理由で「ちょ〜っと今は止めておこうよ。」と私が止めてしまったのでした。
(でもよく考えたら、買ってもらった中にひとつも娘が、「今」欲しいと言った物は無く、勝手に親のこっちが欲しがっていたものを喜ぶだろうと思って買ってあげてただけな訳で。本人の意志ではなく手に入ったわけで^^;)
☆ 珍しく晴れた日だったので、親子連れで一杯。多すぎて遊べないとふくれる娘。☆
ちょうど帰り道にはそのお店の前を通るしなぁ・・・
そっかぁ。
「じゃぁ、やっぱり買っちゃうか!」
手持ちはないからカードで。でも後で返してね♪
娘は欲しかったプラモデルの箱を持って、レジまでルンルン。
レジのお姉さんは白いコンタクトで口から血を流し、服は血まみれ。
に、一瞬固まるものの。お姉さんと一緒に爆笑。
そうだった、パリは日本の様にいっこうに盛り上がってないっぽいけど、世はハロウィンでした。
お会計は17.95ユーロになりま〜す。
☆ 普段は撮れない貴重な母娘写真。真っ黄色に染まった景色の中で。☆
帰って来て、「はいママ♪」と娘から私に20ユーロ札一枚。
そして私は娘におつりとして2ユーロ硬貨と5サンチームを渡します。
で、二人して「はっ!!!」
「さっき教会でお財布から出したお金そのまんま入って来た〜!」と爆笑
(計算があってるって訳ではないけど数字の一致が偶然にしても面白い)
ほんの1時間の、それも不思議で幸せな出来事。
もうね、不思議とか偶然とか軌跡って、けっこうそれが普通なんじゃないかと思う今日この頃なのでした。
ハッピーハロウィ〜ン☆皆さんいっぱい楽しみましたか?
我が家はまったくしてませ〜ん、笑
明日からまたいつもの日常が始まります。
長かった様な、短かった様な。
楽しかった! それだけは言い切れる楽しいバカンススコレールでした。
ではでは、また来週に♪
A la semaine prochaine ♪
☆MUNEKO☆
お賽銭。は辞書に載っていませんでした。
しいていえば、don ドン、寄付かな。
「紅葉」を直接表す言葉もなさそうですね。
Feuilles jaunies [rougies] de l’automne. 秋の黄色い葉、赤い葉。
黄色くなる jaunir, 赤くなる rogirで、
落ち葉は feuille morte、 死んだ葉になります。
日本は季節を愛でる言葉が発展しているということなのでしょうね。