＊Croquis de Paris No.354 ～二見浦・猿田彦さん・お伊勢さん～＊

2016年1月8日9:00 AM カテゴリー：Designersdiary

こちらに帰って来て一週間。
学校に行けば先生にウルウルされながら、帰りを待ってたわよぉ！
と歓迎され、娘の一週間の休み中の遅れも、
どうにでもなるなる大丈夫♪ とその他諸々サポートしてもらい、

　☆ ここは三重県、夫婦岩で有名な二見浦（ふたみがうら）にやって来ました。☆

スーパーに顔出せば、
野菜売り場まで聞こえる声で、魚屋さんから
「ムネコー!!! 元気だったんかー！」とお客さんそっちのけで叫ばれて、
周りの店員さんやらお客さん大爆笑で。

　☆ 小さな頃から毎年来ていた懐かしの場所です。 ☆

２階に行って年末に買い替え出来なかった新しいバスタオルやらを抱えて歩いていると、遠くのレジから、ボナネ〜の新年の挨拶もそこそこに
「それどこの棚で見つけたの！めっちゃ可愛い！」と
席を離れて、棚まで案内して！と話かけて来るレジのおばさん。

　☆ その後は猿田彦神社へ、こちらも小さい頃からの思い出の場所。☆

さらに娘のお友達の誕生会のプレゼントを抱えて違うレジに行くと、
いつもぶっきらぼうな若い店員さん、
「これ、いくら安くなってたの？６ユーロも！？良いわね。」
と、笑みを漏らす彼女。（か、可愛い）

　☆ お伊勢さん参りからすると邪道だけれど、二見と猿田彦さんのお参りの後は、おかげ横丁で伊勢うどんを食べて内宮へ。☆

一方マルシェでも、いつものアクセサリー屋さんのおばさんが
「元気だった？M（娘）にノエルのプレゼントを渡せてないわよぉ。」
と、笑顔で出迎えてくれる。

娘は娘で、初日の給食でガレット・デ・ロワを食べたら、見事にフェーブが当たって、おまけにちょっぴり気になるあの子も当たって、お妃、王様はお互いを指名してクラスでひゅーひゅー♡だったそうな*＾＾*

　☆ 伊勢神宮、五十鈴川 ☆

今回の日本。
甘えて暮らして、上げ膳据え膳でご飯もおいしくて、あまりに馴染みすぎて
フランスの生活に戻れるだろうか＾＾；と不安なくらいでこちらの生活に戻って来た。

なのに緊張の月曜日から、その不安は一気にふっ飛んで沢山のハッピーをもらい続けた一週間でした。
ほんと、帰って来たら来たで幸せだなぁ・・・＾＾

　☆ 五十鈴川御手洗場で手を洗い・・・ ☆

さてさて、こちらは年末の日本。

びゅーびゅーと海風が吹く中、お正月は実質元旦しかいられないので、
年末のお礼参りに日帰りで行ってきました。
二見浦（ふたみがうら）と猿田彦（さるたひこ）さんにお伊勢さん☆

もともと夫婦岩で有名な二見浦の二見興玉（おきたま）神社と猿田彦神社は
小さい頃から家族で毎年新年にお参りしていた馴染みの場所。
と言ってももう十数年ぶり、へたしたら二十年ぶり位かも。懐かしいです。

　☆ 二の鳥居の前でもペコリ。初めてお邪魔します。☆

二見浦で母子でお守り入りのおみくじも引きました。

二人して大吉。私は健康・延命・金運の亀。

『ひそみ居しふちの龍らも時を得て雲井に登るかげのめでたさ』
こういう文章の響きが好きです*＾＾*

一方、娘はここの守り神、無事帰る、元のようになるの蛙。

『照りつづく日かげなやみし小山田にうれしくそそぐ夕立の雨』

　☆ 境内の大樹がかっこ良かったです。子供達にとってはトトロの木みたい。☆

その後は猿田彦神社へ
みちひらきの神様なのだそう。
方位除、地祭、土地開発、家業繁栄etc…実家が建設業だからでしょうね。
境内には天照大神が天岩窟（あめのいわや）に籠られた時に神楽を舞った
天宇受売命（あめのうずめのみこと）（←ちょっぴり難しい＾＾；）
を祀る佐瑠女神社もあって、
その昔、ここは芸の神様なんだよぉと教えてもらったのを覚えています。