*Croquis de Paris No.360 ~ 大人への階段2 〜 *
2016年2月19日9:00 AM カテゴリー:Designersdiary
さぁ、お正月のプチバカンスが終わったかと思えば、今日からもうスキーバカンスってやつです^^;とは言っても、今年のこの暖冬ではスキー???そんなの毎年みんな行ってたっけ?ってくらい暖かい冬になりました。
☆ バレエの授業待ちの間に久しぶりにSちゃんKちゃんとカフェ。特製チーズケーキを3人で分けました。☆
バカンスに入って毎日お昼のメニューに悩む今、最近お祝いやら外食やらで飽食気味だったので、今日アジアンスーパーに寄ったついでに日清のカップヌードルが目に入り、本人が食べてみたいというので珍しく、
インスタントラーメンでも食べてみる?カップヌードルとチキンラーメンどっちが良い?って聞いたら、チキンラーメンのCMが頭に浮かんだらしく、
「穴があいてる所に卵落としてフタしないとあかんのよ!」と得意げに教えてくれました、笑。(日本文化のほぼ全てはテレビで知識を蓄えているMです。+すぐに感化されやすいタイプ^^)
☆ で、このカフェで初めて紅茶を頼んだら、こんなアルミやかんにお湯が入って出て来て、驚き、爆笑! ☆
家に帰って器を暖め、お湯を沸かしてラーメンの窪みに卵を落としてお湯をかけ待つ事3分。
「出来たよ〜♡」「 いっただっきま〜す♪」
ん?ちょっと変な匂い。←インスタントだからね^^;
卵にちょんちょんってつけながら食べよう〜♪
(卵食べ終える)
・・・もう残して良い?←笑!
☆ 先週の日曜日、前々から呼びたいと言っていた、お友達二人を招待しました。☆
こちらで生まれて、小さい頃からたま〜にインスタントやレトルト食品を試してみるもいつもこんなんです。
それで良いんだよ^^
ママたちは小さい頃から、あっやしい色の着いた駄菓子とか、それこそたまのインスタントが結構嬉しかったりした時代だからね。
それでも、私もこっちに長く住む様になって、かなりケミカルなものが体から抜けて、どんどん食べられなくなってるよ。
そんな、母娘のお昼ご飯でした。
☆ でもそのうちの一人の男の子は病気で来れなくて、女子二人でフォンダンショコラを作ることに。周りに着かない様に真ん中に入れてね〜 ☆
最近はアジアンスーパーで、薄切りのお肉も手に入るし子供のお菓子も割と手軽に買える様になって。テレビも日本の情報も、ネットで簡単に入る時代。
こちらで生まれ育った娘は日本に行ってもさほど違和感なく馴染めるくらい、すっかり日本の子供として育ってる。
そんな彼女が、今年は学校の先生から、読解力と表現力の低さを指摘されて、オルトフォニスト(発音矯正)も紹介されてこの間は母娘で面談に行って来た。
☆ 周りもけっこう汚れちゃったけど、上出来上出来♪ ☆
結果。発音完璧問題無し。
学校の先生も、このオルフォトニストの先生もとても親切で。
この教科以外はこんなに出来ているのにもったいないと。二人で色々考えを交換されて後日お二人から返事をもらった。
☆ 出来た〜!熱々を頬張ったら「美味しい〜!!!」そう、やっぱりこっちのチョコレートは美味しいのよね。☆
結局のところ。
あなた達にとって日本語は母国語なんだから、もちろんそれは大切にして。
すでにこの子にとって、他のフランス語で育つ子供に比べれば結構な勉強をこなしているはず。
ですが、この先の中学校高校になるにつれ、フランス人でも難しくなってゆく表現力を理解し身につけなければ、この子は学校でどうこなして行けば良いのか?
☆ 見た目はちょっと焦げちゃったけど、美味しかったです^^ ☆
あとほんの少しでも良いです。しっかり彼女がフランス語で表現する場を作ってあげて、それを身内の様にすぐに直してくれる人が側にいる状態を作りましょう。分からない単語を人に直ぐに聞く事も出来ず、毎回辞書で引けというのはあまりに不便でしょう?
お金をかけすぎても長続きはしませんし、
週一でも良い、お姉さんの様にMが話した内容を聞いてくれて、その場で直したり、語彙を増やしてくれる様な生徒さんを探してみましょう。
ということになりました。
「ありがとうございます!」としか言いようがない(涙)
☆ 女の子二人なもんだから、今度はお裁縫する事に♪ ☆
幼稚園の年中さんの時に言われた「家でもどっぷりフランス語漬けにして下さい」という先生のセリフ。
は、ハイ。と言いながらもそうはしなかった。だって、私たち親とのコミュニケーションはどうなっちゃうの?
フランス語を教えようとしておきながら、Mがフランス語に寄り気味になってくれば、その度に日本語に引っ張って来た。なんて我がままな親^^;
日本の行事を知らせるために、お正月だよ、着物だよ、お雛様だよ、お月見だよ・・・小さい頃から、日本でも違和感なく馴染める様に、日本を知ってもらうために・・・。
☆ いやぁ、日本の100均も凄いし、おばあちゃんに貰った日本の小学生が使ってるお裁縫セットが驚愕の使いやすさ!☆
って、どんだけ不安やねんっ!どんだけ、フランス化する事を拒否しちゃってるの?って、笑。
もう10歳。もういいでしょう。
もう私大丈夫だよ♪
って、娘にも言われた。*^^*
☆ パパにも手作りフォンダンショコラとハートの缶に入ったドラジェ。そしてお手紙。☆
フランスに到着した頃、人に頼まれてベビーシッターを2件やった事がある。
日本人のお母さんとフランス人のお父さんをもつめっちゃ可愛い子供達。
だけど、
同じ日本人である二人のお母さんとの会話が、なんと7割ほどしか聞き取れなかったのが衝撃で。
その時思ったんだろうなぁ、私は日本語とフランス語を混ぜまいと。
フランス語の音の調子に乗せて早口で日本語を話すまいと。
(っていうかまずフランス語出来てないけど)
どっか心で差別しちゃったんだね^^;いや、今でも苦手か?ほんとごめんなさい。
☆ 来れなかったA君に、本当はバレンタインデーのこの日曜日にチョコ渡したかったんだよね*^^* (後日学校で渡す事が出来ました)☆
日本の小学校5年生の内容を習い始めるこの2月に、塾も算数をやめてみた。
毎週の宿題の量をこなすのは大変だった。ただ、どう考えても日本の考え方の方が計算も速いし便利。でも、もうそろそろ日本の算数の基礎は十分に学んで身に付いたよね。
☆ パパからはお赤飯もらった!ありがとう。ママは炊けても小豆ご飯だったな。☆
手放してみよう。
この子がどうなって行くのか、何になって行くのか。
(って言いながら、どこかで期待しちゃってる私はヤらしいな、笑)
子供からその価値を教えて貰おう。
どっぷりフランス人に育っちゃったらどうしよう!?なんてビビるな♪
(って実は小さくビビってるけど^^;)
その前に親が、色んなコンプレックスを開き直りに変換させなきゃね。
フランス語が話せないコンプレックスが、この子もちゃんと話せてないんじゃないかって不安をあおるし、そこに注目しがちになるから。
人は、自分の問題としている部分にのみ人に問題を見つけるのだろう。
今日も流れるままに書き綴って変な話になってしまった。
つまりは、日本でも教育は大変なんだろうけど、海外で子供を産んだ親として色々思う所ありますってなお話でした。
でもね、結局素直が一番。元気に楽しんで育ってくれるが一番、なのだわ。
by MUNEKO
☆ A la semaine prochaine ~ ☆