*Croquis de Paris No.392 ~ 空っぽになること 〜 *
2016年9月30日9:00 AM カテゴリー:Designersdiary
あららぁ、ふぅ〜っと一息♪ なんて思っていたら
体のゼンマイがゆるみ過ぎてちょっと巻き戻せなくなっちゃいました。
次に動かなきゃって思ってもだらだらだらだら。かえってダルい^^;
40代の無理は後で来ますよ奥さん♪
やっぱ自分のスピードで普段から動いてるのが一番気持ちいいって事ですね。
☆ ストックホルム、ガムラスタンのスルッセンからフェリーに乗って ☆
さぁ、少しずつ動いて行きますよ☆今日は長いです、笑
(って気がついたらもう10月もこんなに過ぎちゃってる!)
今のパリはトレンチコートから軽めのコートやライトダウンへと衣替えしていよいよ寒くなって来ましたが、ちょうど今のパリと同じ位の気温だった8月のスウェーデン。
☆ ユールゴーデン島に到着 ☆
KちゃんもJ君のサポートも無しで、丸一日お出かけした日がありました♪
スルッセンからフェリーに乗って、ユールゴーデン島へ☆
お天気、ぎりぎり持つかなぁ・・・
この島に来た目的のひとつはここ
☆ この大きさが伝わるかしらん ☆
『ヴァーサミュージアム』
・・・その昔ストックホルム港から巨大な軍艦が出航しました。
その名はヴァーサ号。
今となっては世界で唯一現存する17世紀の船舶ですが、
実はこの船、1961年の今から55年前に、
333年間沈んでいた海の底から引き上げられた船なのです。
☆ 処女航海で沈んでしまったヴァーサ号 ☆
スウェーデン王グスタフ2世アドルフの指揮により、
ドイツ人造船家の監督のもと、総勢400名もの人々が造船に従事し、
完成までに2年を要した高さ52メートル、長さ69メートル、重さ1200トンの過去に類を見ない強大な船舶。
☆ 暗い中なので上手く撮れてないけど・・・階毎に違った角度で船体を眺める造りになっていました ☆
スウェーデン海軍随一の軍艦となるはずだったヴァーサ号は、
1628年の8月10日。大勢の市民が見守る中、ストックホルム港からゆっくりと港の出口に進行方向を向けたその時、突然突風が吹き、
一度は持ち直したものの、次の強風によって開いた砲門から水が流れ込み、わずか数分で逃げ後れた乗務員を道連れにして、海の底へと沈んでしまったのだそうです;;
☆ 巨大かつ、そのままの形で残っていた船舶の引き上げは本当に大変な事だったでしょうね。☆
国王が通常を上回る大砲を積載したいと考えたため。
造船開始後のプラン変更で、この巨大な大砲により上部が重くなりすぎた
のが原因だと考えられているそう。。。
にしても、333年もの間。船体の95%が残っていたという、ほぼそのままの状態で海の底に完全な形で保存されていたのは軌跡ですね。
☆ 推進32メートルの海底に333年間沈んでいたヴァーサ号 ☆
これには、ほかのどの海域よりも良い状態で残せた理由があったのだそうです。
ここバルト海には、木材にとって有害なフナクイムシが生息していない事、
海水の酸素濃度が他の海よりも低く、木材が朽ちにくい事。
実際、鉄のボルトは錆び付きオーク材は黒く変色していたものの、
船舶の形が保持出来たのはひとえに当時の木製のダボのお陰なのだそう。
いやはや、凄い迫力でした。
ちなみに、船と同じく引き上げられた船員さん達もいましたよ。
(名前も付けられて、何百年も立った今、本人達はどんな気分なんだろう^^;)
☆ ユールゴーデンをぶらりひと歩き ☆
さて、すっごいのを見た後は少し歩いてまたとある所を目指します。
こっちでいいのかなぁ^^;ま、いっか♪
目指すは次の目的地『スカンセン』
と、その前にここら辺でご飯食べると良いよ〜と
Kちゃんが言っていた場所に向かい・・・
数件ある中のひとつのレストランを選んで
こんにちは〜、まだご飯いいですか〜?
「もちろん♪」とかなりカジュアルな格好で入った我らですが、
☆ ここはホイップバターでした。肉っ子娘はもちろんサイコロステーキ、私はザリガニやら甲殻類たっぷりスープのお魚に、主人は軽くスモークした新鮮なサーモン。あいかわらずパンも絶品 ☆
結構な良いところっぽいんですけどぉ(ぽっ*^^*)
お昼なので簡単に〜って思ったけどぉ
メニュー見てたら、超美味しそうなのでぇ
アラカルトのメインをガッツリ食べちゃいました、笑
☆ 食後のデザートにトリュフチョコは定番っぽい。名前は読めないけどUlla Winbladhってお店でした。☆
とまぁ、Kちゃんに教えられたお店じゃなかったみたいなんですけどね、
大当たりでした☆
今改めて調べてみると、めっちゃ評判の歴史ある有名なお店の様です。
ちょっと動物園の前に腹ごしらえ♪って入ったお店がこれ、
いやマジ、スウェーデン恐るべし。
☆ すんごく広いらしいので、一気にケーブルカーで上まで行ってみました。☆
で、レストラン近くにあった『スカンセン』裏の?小さな入場口からケーブルカーが出ている様なので、楽して丘の上まで一気に上ります♪ わーい。
世界初の野外博物館『スカンセン』
1981年、スウェーデン全土から移築された160以上の代表的な家屋や農園があり、古き良きスウェーデンの暮らしを見て楽しんだり、園内には動物園や工房もあって、丘の上からはストックホルムの街を眺められるかなり広い敷地になっています。
☆ トナカイ!?ですよね。夏なので角がないトナカイさんに会いました。☆
昔のスウェーデンの学校があって、実際先生(役の方)にお話を聞いたり、
ガラスや手捻りの陶器工房を見学したり、動物と遊んだり。
☆ ガラス吹きを見れば、私もやってみたい!(娘)。うん、好きそうだね。 ☆
今年は早く夏が終わってしまった様で、来場者も少なく、閉まっている場所もちらほらでしたが、暖かい夏にはもっとのんびりゆったり出来そう。
正面の出口を出た所にあるミュージアムショップもなかなかセンスが良くて結構長くいちゃいました。
他にもこの近くには遊園地や水族館、ABBA(!)ミュージアムまであって。
観光地がぎっしり詰まったガムラスタンも楽しいけど、
ユールゴーデン島、時間がある人にはお薦めです♪
☆ 何度もやってくれる娘が我が子ながら可愛いです ☆
どっちが見られてる方なのやら、笑
ではではこんな感じでまた来週〜*^^*
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆