*Croquis de Paris No.397 ~ 世界遺産モンサンミッシェルと出会いと 〜 *
2016年10月28日9:00 AM カテゴリー:Designersdiary
更新がめっぽう遅くなりました〜^^;
そして無事プチバカンスも終わり今日から娘も学校へ行きました〜♪
昨日は朝起きるなり、
「はぁぁ、あと8週間もしないとバカンスがないのね・・・」
(ってこらぁ、十分じゃぁ)
☆ 道に迷ったらこんな素敵な場所に着きました♪ ついでに一緒について来ちゃったおばさま達に家族写真をお願いしちゃいました。 ☆
さてさて、前回の更新の後、旦那さんも久々の連休が取れるというので
どこいくどこいく?♪♪♪
(注: 今日は過去最高に長いかも。お時間のある時に読んでくださいね)
イギリス!
電車でいけるじゃん!と娘。
でも調べてみると直前の予約は片道でひとり209ユーロ。一泊二日でそれはありえん!ということで、
うーん、じゃぁママは海が見たいからまた久しぶりにモンサンミッシェルに行こう!もう昔行った記憶も乏しいでしょ?と半ば勝手に決めました^^
☆ 見えますか?向こうにモンサンミッシェルが。☆
ホテルもその日の朝にどこでもいいから出たとこ勝負のお得な所で予約。
ゆっくりめの時間に出発して。車を走らせて、走らせて、走らせて・・・
以外と遠いのよね。まだまだつかない、笑
ちょっと休憩したいと思い、サービスエリアに寄り、パパは普通に自動販売機でコーヒーを。
私はおいしいショコラが飲みたくなり、スタバの自動販売機があるというのでわざわざ列に並び、やっと自分の番が来たと思ってショコラを買ったら、出て来たのはただの白いお湯で(涙)
近くにいたレジのお兄さんにその事を話すと、返金してくれたので、
「ねぇそこのポール(ちょいと小洒落た系のパン屋さんです)でもショコラあるかな?」と聞くと、
ちょっと待ってね・・・っと言いながら、いきなりポールのカウンターに入って紙コップをとり、がーっとショコラを注いで私に「はい♪」と。
しかもお金もいらないという、お詫びだよと。(いやいやお兄さん^^;)他にお客さんも並んでるっていうのに。
有り難〜く、笑。とても美味しいショコラを頂きました。
☆ どこまでも続く湿地帯と羊さんたちの風景 ☆
で、そのショコラ代はっていうと、せっかく出そうとしていたものなので娘にハイっと♪ 好きな物買って良いよ〜
そうしたら、色々数ある、妙に高いお土産お土産した物の中に、手作りで作られながら、なぜかかなりお手頃に設定されているガラス製のペンダントを見つけてふたりで「あ!ラピュタ!」笑
そう、ちょうど先日から娘の中で盛り上がっている、学校の発表会で歌う予定の曲、「君を乗せて」の衣装のためにどうしようと悩んでいた主人公のシータが付けているネックレス。
青いガラス質の石に金の紋章が入った飛行石のネックレス風のものを見つけて二人で歓声を上げたのでした☆
☆ で、本来のシャトルバス乗り場に到着 ☆
と、なぜかいきなり旅行らしからぬ展開でしたが^^;
それからまたかなりの時間を走り、やーっとこさモンサンミッシェルあたりに近づいて来たよ〜って頃。
パリを北上してから西に向かう、A13-A84経由でN175に入るわりと広めの道路を走っていたのですが、途中モンサンミッシェル方面の右折出来る道が封鎖されていて、みんなは気にせず真っ直ぐに走っていくのに、旦那さんはさっきの曲がれなかった道に乗れるように走るといきなり細い道で右に曲がって畑の中を走り出す。。。
☆ シャトルバスは無料です。歩いて行く事も馬車に乗る事も出来ます ☆
と、その田舎道も突き当たりまで走って、左に曲がった瞬間。
ちらっと!
ほんのちらっと!でしたが、上の写真にある様な、それはもう〜絵に書いた風景を助手席にいた私が見つけてしまったので。
細い畑の中をUターンして貰いました、笑
っていうか、めっちゃ気持ちいい〜!そして羊さん可愛い〜♡
すぐそこにいるのでムシャムシャムシャムシャとプレサレ(海の塩を含んだ草)を食べる音だけが響いてました♪
モンサンミッシェルってプレサレも有名だもんね。
と旦那さんに言われて、え?塩鶏?(poulet=鶏、salé=塩けのある)
と羊を前に鶏?と思ったのは私だけでしょうか。
pouletではなく、pré=草地の方ですね^^;塩けのある草を食べた羊さんが美味しい、という話です。(すみません、また話が長くなりました)
で、なんだかんだでナベット(無料シャトルバス)乗り場にもたどり着けて・・・
☆ 寄り道し過ぎ?夕方の4時になりました。☆
無事モンサンミッシェルに到〜着〜☆
以前来た時にはまだここまで車で来れましたからね。
満潮時には海に取り残された様な神秘的な島になる。
そんな昔の絶景を取り戻すために工事がされて、今はここに駐車場はなく、
無料のシャトルバスか馬車、もしくは歩いてこの島まで来る事が出来る様になっています。
☆ 目の前の6人兄弟家族が逞しかった〜 ☆
けっこう入館ぎりぎりの夕方になってしまったので、入り口のオムレツ屋さんにもまわりのお土産物屋さんにも目もくれず、どんどこ教会に進みます。
☆ 教会前の西側のテラスからの眺め ☆
無事入場できてテラスで休憩。
さっきバスに乗って来たところは、上から見るとこんな感じ。
満潮時になると橋も一緒に沈んじゃうという事なのかな???
☆ 満ち潮の出会いに立ち会えて小さく感激 ☆
沢山の人が眺めてる方向に目を向けてみると、
みるみるうちに潮が満ちてくる海が☆
向こうとこちらの大きな潮の出会いに立ち会えました♪
おおー♡
知らない人同士の、低くて小さな心の歓声が重なる瞬間*^^*
☆ 最上階の回廊 ☆
昔のLAPAGEダイアリーをググってみると、最後にここに来たのは2012年の4月のようですね。今から4年半前、6才ちょっと。
その前に母と来た時には、パパの胸に前抱っこされてたもんなぁ。
娘はまったくと言っていいほどここの事を覚えていないそうです。
そっかぁ。。。
建物と娘の大きさを4、5年毎に比べて見ている私には
あの時はこのキツい階段をパパが抱っこして上ったんだよなぁとか、
その後は頑張って歩いてくれたっけ。とか、なかなか感慨深いものがあります*^^*
☆ でっかくなったよ、君は ☆
中世の頃には多くの巡礼者を受け入れていたこの修道院にも、18世紀には牢獄として使われていた歴史があります。
↓これはその時、労働に使われていた大車輪なんだそう。
☆ 人が入って回すようになっていて、下から荷物を引き上げられる様になっています。☆
途中、聞こえて来るフランス語を耳にしては、あの人こう言ってたけどなんて言ってたの?これってどういう意味?
そんなママに対して、カトリックの学校に通う娘が詳しく解説してくれるので頼もしいです。
大きくなったのねぇ、ウルウル。
☆ 学校のお友達にお土産を選びました ☆
館内を見終わった最後に、美術館にある様なショップがありました。
ちょうどここに来る途中、学校で一番の仲良しのMちゃんのママからお泊まり来ませんか〜?のメッセッジを貰っていたので、何か無いかなぁと探していたら、素敵な置物を発見。娘の分もお揃いで買う事に。
(こういう時、娘は一発でこれって見つけてるんですよね。
それに比べてママの私は店内をとりあえず他にも良い物がないか一周してしまうタイプです。)
なんだかこのお人形、娘とお友達に似てるね*^^*
☆ 左下に見えるのは、ガブリエル塔っていうんですって。潮もずいぶんと満ちて来たね。☆
修道院を出て、建物の周りを歩きながら外の風景を眺めます。
景色が良いので隣にいたおばさまに声をかけ、またここでも家族写真をお願いしました。
「ちゃんと撮れてるか確認してね?大丈夫?」と優しいおばさま。
そうしたら、近くにいたおばさまのお友達たちが、
「その人プロの写真家よ〜!サインでもお願いしたら〜♪」
と言うので、
「そうね、そうするわ〜♪ 笑」
なんて、すっかり冗談だと思って軽く返事しながらメルシー♡って、さよならしたら、
旦那さんと娘ふたりから、
「あれはほんまやろー!冗談ちゃうやろー!」と、総突っ込み入れられました^^;
☆ こんな下にも小さな礼拝堂があるんですよ。素敵だなぁ・・・☆
ご、ごめん、おばさま。そしてありがとう☆
さっきのお店のでっかい白い紙袋とかちゃんと見えない様にして綺麗にして撮ってもらえば良かったー。なんて、笑
☆ 夕暮れ時のモンサンミッシェルも綺麗でしたよー ☆
帰りも中の通りは通らず、外の城壁を歩いて下りて行きました。
途中、外側からも入れるお土産物屋さんに入りたいという娘。
入ってみたら、そこには剣やら日本刀やらピストルやらが一杯^^;
「実は上がって行く時にこのお店があったの見てたんだ〜♪」
(あんなに急いで上がってって一瞬の隙に!?)
か、買わんからね。
(昔からこっち系なんだよなぁ。萌えるらしい、笑。本当は弓道とかもやりたいらしい。いつか何かになってるのかな^^;それとも前世は戦国時代に生きてたから血が騒ぐとか)
☆ 絵に書いたような風景とはまさにこんな事 ☆
最初に出会ったプレサレの羊さんとモンサンミッシェルの風景が美しかったので最後にもう一枚。
古ーい携帯も、こんな時にはいい味出してくれる様ですよ^^
ではでは、今度こそすぐに更新しますね。
次回は旅の後半へ・・・
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆