*Croquis de Paris No.399 ~ ハロウィンやらスペインやら日々のこと 〜 *
2016年11月11日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
先週のバイユーの続きはまた今度って事で・・・
もう結構前になっちゃいますけど、
ハロウィーン(にしても、えらく前の話^^;)の後に、実家の母から電話がありました。
☆ ハロウィンのパーティグッズだと思い、ハロウィンの、まさにその夜に、グッズが入っていると言う箱を買ったら・・・中身はカボチャだったというオチ。「Courageux(頑張りやさん)」の文字だけ見ちゃってたけど、良く見てみたら「Courge(カボチャ)」と書いてあるし^^;(グッズというのは、どうも箱に書かれたお面やらだったみたい) ☆
***
兄家族と隣同士に住む父と母。
ある日、孫である兄のところの2番目の小学生のお姉ちゃんから
ハロウィンパーティへの案内状を一通ずつ貰ったそうで。。。
そこには「500円までのプレゼントを用意して&仮装して来てね♪」の文字がありました。
それでどうしたの?と私が聞くと、
普段は「わしはいかん、お前行って来い。」と言う父が、
その手紙を見て、なんと大人しく仮装してパーティに顔を出してくれたそうな。。。
☆ で、手みやげになにも彫っていないカボチャを。ゴメンって、笑 ☆
体の大きな父は、大人しく母に言われる通りに敷布を体に巻いて片方の肩で結んでもらい、頭にはタオルを巻き付け、母も同じく端切れとタオルを巻いて。
二人で隣の家の扉を開けて、
「インドから来ました〜」と♪ 入場したそうな。
もちろん、普段いかつい作業着の爺ちゃんの姿しか見ていない兄家族は大爆笑で。その後も大人しくその格好のまま座って、音楽が流れる中でプレゼントを皆で回して交換したりと、
もはや何のパーティかはさっぱり???だけど(笑)
終始大人しく、楽しく過ごす事が出来たそうだ。
☆ 遅くなったけど、こちらも子供達でプチハロウィンして楽しみました。 ☆
いやぁ、ありえへんね。笑^^
後日写真も送られて来たけど、いやぁ、ありえへんね。笑^^
仕事に一途で、ある意味家族思い過ぎて、
独断と偏見で結構家族には迷惑かけてきた爺ちゃんの姿とは思えないほど
若くなってて楽しそうにソファに座る父母の二人の姿でした。
・・・なんとも良いもの見させて頂きました。
ありがとう。参加したかったわ♡
☆ Oursinウルザン(うに)を3個お願いしたら「ウルサン」と直され、Bulotブロー(ツブ貝)少し、とお願いしたら「ビュロー」と直され。フランス語が(日本語も、笑)適当すぎる自分が恐ろしいです^^;☆
ちなみに、余談ですが、
このアパートで過ごす初めてのハロウィンの夜。
ピンポーン!と、2人組の仮装した子供達が2組、時間差でやって来たので2回キャンディーをあげたけど、
・・・あれは絶対同一人物だったな。笑
最初の一組はまったく喋らなかったしね^^
また来年も待ってるよ〜♪
☆ ツブ貝がうにょうにょ元気でした。ウニの中身ってこんなになってるのね〜 ☆
ところで、ノルマンディーから帰って来てその後、久々に娘とマルシェでお買い物に行きました♪
魚屋さんに行ってみたらカキやらウニやらツブ貝やらが盛りだくさんで
パパがいる事を良い事に、思わず色々買ってしまって。。。
ツブ貝はうにゃうにゃ、めっちゃ動いていて、
ごめーん、と言いながらも、マスタードが無かったので塩と七味で湯がいて。
(本来はマスタードを沢山入れて茹でると良いそうです)
ラングスティーヌ(手長海老)も塩ゆでに。
☆ 鯛のお刺身に、ツブ貝、手長海老に、ウニ、の魚介尽くしの晩ご飯♡ ☆
ウニって・・・
ウニって普段食べてるあのまんまの状態でトゲトゲの殻の中に入ってるんじゃないんですね!
殻に綺麗に盛り付けられてるところって見た事あるじゃないですか?
あれって、盛りつけに使う為には、ちゃんと中身を出して、殻は洗って茹でられていて(たぶん)。中の身も色んなごちゃごちゃした中から取り出されて、洗われて、やーっと自分たちの口に入る状態になってたんですね!
昔、海辺で、まわりのトゲトゲが無くなって裸ん坊のカラッカラになったウニでよく遊んだものですが、
実際中を開けて見れたのは初めてでした。
衝撃〜。ほんと、まめに処理してくれた旦那さんに感謝です^^
☆ ラングステーィヌも娘の大好物。余ったツブ貝は翌日さっとお醤油で煮て♪ ☆
ノルマンディーを思い出しての魚介類も、ここでは白ご飯と鯛あらのおすましで♪
ん〜、和も良いねぇ♡
鯛のお頭は、縦半分に割ってもらって後日あら炊きにして食べました*^^*
結局ほぼ全部料理を旦那さんにお願いしたわけですが、
これがね、
お料理している旦那さんの姿がいつもより楽しそうで♪
(言わずに眺めてたけど)
もちろん今までも何度もやってもらってるわけだけど。
何でしょうね。この日はこう〜、やってもらって申し訳ない、ではなくてこっちまで楽しさを貰ってる感じ。
そういうのってこっちまで嬉しくなるから不思議。
☆ でもって、こちらはスペイン風で。写真ぼけぼけ^^;。イカスミのパエリアに本場の生ハムにアンチョビが絶品! ☆
最近意識している事があって・・・
とにかくこの命で、とにかくやりたい事をやっていこうと。
頭でなく、楽しいと思える事をやっていようと。
しないといけない仕事ではなく、やりたい仕事を。
安いから買うではなく、欲しいから買うを、
食べなきゃいけない物ではなく、食べたい物を、
動かさないといけないんじゃなく、動きたい事を。
会わなきゃでなく、会いたいからを。
そう、超我がままです^^でも素敵でしょ
☆ リクエストに答えてトルティーヤ作って行きました。トンカツに柿のサラダも。☆
もちろん、そうも行かないときもあるし、
自分でも本心がわからくなっちゃう事もあるので自分でも困ってしまうけど。
(周りにもご迷惑おかけします^^;)
今まで仕事仕事しちゃってたから、時間があると逆に料理とか作りすぎちゃう事もあるけど。さらに何かで埋めようとするか、ただただ意味なくネットサーフィンしてみたりしちゃうけど。
そんな時に限って、読みたい本を読んだり、だらーんとDVDを見たりはしていないのよね。
まだまだどっかに、やらなきゃ感が染み付いてて、外では遊べても家でゆっくりする事を割り切れないのよね、きっと^^;
☆ スーパームーンのちょっと前、スペインな夜にお月様を見る事が出来ました。☆
その人通り?に正直に楽しく生きている人を見ると、だらしなかろうが多少雑だろうが、かえって笑えて来るし、こちらも力が湧いて来るから。
周りには、さすがだなぁって、ぶれないなぁって人たちが一杯で
飲み会の場では全員本音が出過ぎて、毎回爆笑させてもらってる。
最近お気に入りの、星野源さんが出ていた番組で、彼が書いた「働く男」の本の1文が紹介されていた。
働きたくない。
昔は違った。働き続ける事が自分のアイデンティティーだった。
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この本を執筆していた頃、そして校了日までは。
大病をするまで、働く事がアイデンティティーだった星野源さんが得た、ダラダラする事の楽しさ。仕事をしなくても自分でいられる事を見つけた今の自分についても話されていた。
そんな今の星野さんだから、こちらも聞いていてすんなりと入って来るのだろう。
けっこう前にみんなが面白いと薦めてくれた本なのにね。
今頃読みたくなりました。
今度借りに行こうっと^^
あ!LAPAGEのインスタグラムのフォロワーさんが3,000人を突破しました☆
コメント読ませてもらってはみなさんの暖かい言葉に嬉し涙を流す日々です。
こうして長く愛して頂いている事に本当に感謝しています。
ありがとうございます!宗子
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆