*Croquis de Paris No.424 ~ 世界遺産 ノートルダム大聖堂(ランス)~ *
2017年5月5日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
美味しいバゲットのサンドイッチを頬張りながら、
電車の中でもワイワイワイワイ。
子供達も人数が多いので、歌に遊びにUNOにと、まったく暇しません^^
そして、シャロン・アン・シャンパーニュからようやく目的の地ランスに、
ついた〜♪
☆ 駅もカッコいいですね ☆
駅前の公園を横切って、メインストリートらしき通りに出た所で
一番年下のRちゃんの様子がおかしい。歩くのもしんどそうだし;;
とりあえず薬局でお薬を貰って、ママとRちゃんは近くのカフェで休む事にしました。
一番小さいながらずっと頑張って着いて来てたもんね。良く頑張りました♡
残すみんなで、さぁ大きな教会目指して頑張って歩こう〜!
☆ メインストリートのロータリーにあるモニュメント。パリのレピュブリックを思い出します。☆
ここランスに来るのは、私にとって恐らく・・・16年ぶりくらい!?
もうそんなになるのか!? 考えただけで恐ろしいです;;
しかも当時パリに住んでいた、
この間遊びに来てくれたファミリーの旦那さんのTさんから、
「日本から来ているお友達に着いてってやってくれ、もちろん交通費はあいつに出させるから。」と、他にもどこかの社長さんの案内やらetc、
よくフランス語もこれっぽっちも話せなかった私に、
ちょくちょく旅ガイドをさせてたなぁと^^;その無茶ぶりに驚きです。(引き受ける私も私、笑)
しかもパリもフランスもぜ〜んぜん詳しくないってのに。
☆ 路面電車のある広い通り ☆
なので当時の記憶も、
真っ直ぐのお店が沢山ある通りがあった。(たぶんこの通りだったんだろうね)
魚介の盛り合わせを食べた。(お皿が何段かになった豪華なのを、初めて)
シャンパンが有名な土地なんですよって言われたのに、
「私飲めないんです」と言ってシャンパン工場の見学をお断りした。(←ひどっ)
フジタの教会を見た。ランスの大聖堂の記憶は無し、
シャガールのイメージはある。たぶんそれが今回行くそこなのだろう、笑
まだぁ〜?って言う子供達を連れて・・・
ついに
☆ 空の青と緑の中に現れる我らが聖母、ノートルダム♡ ☆
来た〜☆☆☆
『 ノートルダム大聖堂(ランス)』
遠くからでもその迫力が伝わって来る♪
で、
☆ 大きい!それにしても、よくこんなの考えたものだと*^^* ☆
じゃじゃ〜ん♪
ゴ〜ジャスぅ〜♡
ゴシック建築の最骨頂ですね〜♡
ちょっと大げさだけど、写真も今日は大きめで♡
フランス各地に(我らが貴婦人”聖母マリア”と呼ばれる)ノートルダムがある中で、
アミアン、シャルトルに並んで、(過去のアミアンの記事♪)
ランスのノートルダム大聖堂はゴシック建築の最高傑作と言われています。
フランスの初代王様クロービス以来、歴代のフランス国王の戴冠式が行われてきた場所。
ジャンヌダルクがシャルル7世に戴冠をさせた事でも有名です♪
☆ 写真を見ていてもぞわぞわします。☆
正面のアーキボルト。
よくわかんないけど、とにかく繊細!笑。そしてその迫力☆
これで、一段一段それぞれに意味があって、って思うと・・・
凄いなぁ*^^*
すべてはいきなり出来たものではなくて、
その歴史とともに、徐々に形作られて完成されて来たのでしょうけどね。
でもやはりその仕事ぶりは凄いです。
☆ ひとつひとつの像の顔も表情豊か ☆
有名な『微笑みの天使像』(下の大きな4体の像の一番右)も♪
その凄さに圧倒されながら中に入ります。
☆ 薔薇窓が上下二つあるのも特徴的 ☆
このノートルダム大聖堂。
現在の建物は、前教会の1210年の火災の後から再建されたもの。
正面のファサードは15世紀頃に完成したそうです。
・・・それにしても、薔薇窓も綺麗♡
☆ いつかまたこの空間で、ぼ〜っと座っていたいな。。。☆
ゴシック時代はこの身廊の高さを競うようになったそうで、
ここランスの大聖堂は天井高38m、
アミアンは現存する大聖堂の中で最も高い42.3mなので2番目♪と書こうと思ったら
メッスの大聖堂の時にも42mと書いてた。あれれ?
なのに、メッスがあまり比較対象として出て来ないのは、ゴシックのみの造りじゃないから?かな?^^;
そして、さらにこのランスの大聖堂を有名にしているのがこの、
☆ メッスに比べると繊細で、ある意味シャガールらしい青が美しい作品。☆
シャガールのステンドグラス。
あれ?シャガールのステンドグラス?と聞いて、ふと過去の記事を検索してみたら、
ありました♪ (メッスの記事)こちらもメッス^^
シャガールあり、身廊の高さもトップ並、ステンドグラスの面積は世界最大。
なのにランスほどは有名ではなさそうなメッスのサン・テティエンヌ大聖堂。
ちょっぴり応援したくなる、笑。
ちなみに、ここランスのシャガールのステンドグラスは1974年に、
メッスのステンドグラスは1959年に制作されたそうで。
フランス国内では、5つの大聖堂。
ランス、メッス、ストラスブール、ル・サイヤン(どこだ?)、ニース、
のためにシャガールはステンドグラスを制作しているそうです。
☆ 人との大きさを比べるとその高さが伝わるかな?☆
勝手に盛り上がりますけど、このヴォールト(天井)、
シャープで陰影があって、ぞわっぞわしちゃいますね〜、笑
ピアと呼ばれる、ゴシック時代特有の複数の柱を束ねた様な細工も萌えます。
これ、実際に複数の柱を束ねているのではなく、石を切り込んでこういう形状に
しているのですがら(さらにその輪切り状態の石を積み上げて柱にしているのですから)
ぞわぞわが止まりません、笑。
ひゃぁ〜、面白かったぁ。
って、こうして記事にする事で2度味わい直しているわけですが^^
☆ アールヌーボー調のシャンパンが壁一面に並ぶお店、グラン・カフェヘ。☆
時々、子供達の行動にヒヤヒヤわなわなドキドキしながらも、
そして、そういう事に反応する自分に少々の驚きもありながらの旅でした。
最後は子供達も歩き疲れているようなので、
電車の時間がくるまでRちゃん母娘が待つカフェへ♪
☆ にしてもよく飲んだなぁ〜 ☆
後は電車に乗ってパリに帰るだけ♪
って事で、かんぱ〜い♡
サンパ(明るくて親切)なおじさんに、せっかくなのでこの土地の
シャンパンのお薦めを聞いたらこれが出てきました。
PARMER&Co (パルメール&コー)のブリュットレゼルヴ、もちろんランス製
結果、これが一番美味しかったです☆
パリでも買えるかな〜
また見つけたら味わいたいシャンパンでした。
シャンパン工場の見学を断ったあの頃の私に教えて上げたい。
ちょっとは大人になったって*^^*
長かった泡の国でのお話はこれにておしまい。
ではでは、また来週に♪
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆
☆MUNEKO☆