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*Croquis de Paris No.424 ~ 世界遺産 ノートルダム大聖堂(ランス)~ *

 

美味しいバゲットのサンドイッチを頬張りながら、
電車の中でもワイワイワイワイ。
子供達も人数が多いので、歌に遊びにUNOにと、まったく暇しません^^
そして、シャロン・アン・シャンパーニュからようやく目的の地ランスに、
 
ついた〜♪
 
1ランス駅に到着 
 ☆ 駅もカッコいいですね ☆
 
駅前の公園を横切って、メインストリートらしき通りに出た所で
一番年下のRちゃんの様子がおかしい。歩くのもしんどそうだし;;
とりあえず薬局でお薬を貰って、ママとRちゃんは近くのカフェで休む事にしました。
 
一番小さいながらずっと頑張って着いて来てたもんね。良く頑張りました♡
 
残すみんなで、さぁ大きな教会目指して頑張って歩こう〜!
 
2駅前の公園からまっすぐ続く通りをてくてく
 ☆ メインストリートのロータリーにあるモニュメント。パリのレピュブリックを思い出します。☆
 
ここランスに来るのは、私にとって恐らく・・・16年ぶりくらい!?
もうそんなになるのか!? 考えただけで恐ろしいです;;
しかも当時パリに住んでいた、
この間遊びに来てくれたファミリーの旦那さんのTさんから、
「日本から来ているお友達に着いてってやってくれ、もちろん交通費はあいつに出させるから。」と、他にもどこかの社長さんの案内やらetc、
よくフランス語もこれっぽっちも話せなかった私に、
ちょくちょく旅ガイドをさせてたなぁと^^;その無茶ぶりに驚きです。(引き受ける私も私、笑)
しかもパリもフランスもぜ〜んぜん詳しくないってのに。
 
3路面電車もありますね
 ☆ 路面電車のある広い通り ☆
 
なので当時の記憶も、
 真っ直ぐのお店が沢山ある通りがあった。(たぶんこの通りだったんだろうね)
 魚介の盛り合わせを食べた。(お皿が何段かになった豪華なのを、初めて)
 シャンパンが有名な土地なんですよって言われたのに、
「私飲めないんです」と言ってシャンパン工場の見学をお断りした。(←ひどっ)
 フジタの教会を見た。ランスの大聖堂の記憶は無し、
 シャガールのイメージはある。たぶんそれが今回行くそこなのだろう、笑
 
まだぁ〜?って言う子供達を連れて・・・
ついに
 
4見えた!
 ☆ 空の青と緑の中に現れる我らが聖母、ノートルダム♡ ☆
 
来た〜☆☆☆
 
『 ノートルダム大聖堂(ランス)』
 
遠くからでもその迫力が伝わって来る♪
 で、
 
5ででん!ノートルダム大聖堂ランス
 ☆ 大きい!それにしても、よくこんなの考えたものだと*^^* ☆
 
じゃじゃ〜ん♪
 
ゴ〜ジャスぅ〜♡
ゴシック建築の最骨頂ですね〜♡
ちょっと大げさだけど、写真も今日は大きめで♡
 
フランス各地に(我らが貴婦人”聖母マリア”と呼ばれる)ノートルダムがある中で、
アミアン、シャルトルに並んで、(過去のアミアンの記事♪)
ランスのノートルダム大聖堂はゴシック建築の最高傑作と言われています。
 
フランスの初代王様クロービス以来、歴代のフランス国王の戴冠式が行われてきた場所。
ジャンヌダルクがシャルル7世に戴冠をさせた事でも有名です♪
 
6繊細なアーキボルト
 ☆ 写真を見ていてもぞわぞわします。☆
 
正面のアーキボルト。
よくわかんないけど、とにかく繊細!笑。そしてその迫力☆
これで、一段一段それぞれに意味があって、って思うと・・・
凄いなぁ*^^*
 
すべてはいきなり出来たものではなくて、
その歴史とともに、徐々に形作られて完成されて来たのでしょうけどね。
でもやはりその仕事ぶりは凄いです。
 
7微笑みの天使
  ☆ ひとつひとつの像の顔も表情豊か ☆
 
有名な『微笑みの天使像』(下の大きな4体の像の一番右)も♪
 
その凄さに圧倒されながら中に入ります。
 
8バラ窓が上下にふたつもあります
 ☆ 薔薇窓が上下二つあるのも特徴的 ☆
 
このノートルダム大聖堂。
現在の建物は、前教会の1210年の火災の後から再建されたもの。
正面のファサードは15世紀頃に完成したそうです。
 
・・・それにしても、薔薇窓も綺麗♡
 
9ランス ノートルダム大聖堂 内部
  ☆ いつかまたこの空間で、ぼ〜っと座っていたいな。。。☆
 
ゴシック時代はこの身廊の高さを競うようになったそうで、
ここランスの大聖堂は天井高38m、
アミアンは現存する大聖堂の中で最も高い42.3mなので2番目♪と書こうと思ったら
 
メッスの大聖堂の時にも42mと書いてた。あれれ?
なのに、メッスがあまり比較対象として出て来ないのは、ゴシックのみの造りじゃないから?かな?^^;
 
そして、さらにこのランスの大聖堂を有名にしているのがこの、
 
10シャガールのステンドグラス
 ☆ メッスに比べると繊細で、ある意味シャガールらしい青が美しい作品。☆
 
シャガールのステンドグラス。
 
あれ?シャガールのステンドグラス?と聞いて、ふと過去の記事を検索してみたら、
ありました♪ (メッスの記事)こちらもメッス^^
シャガールあり、身廊の高さもトップ並、ステンドグラスの面積は世界最大。
なのにランスほどは有名ではなさそうなメッスのサン・テティエンヌ大聖堂。
ちょっぴり応援したくなる、笑。
 
ちなみに、ここランスのシャガールのステンドグラスは1974年に、
メッスのステンドグラスは1959年に制作されたそうで。
フランス国内では、5つの大聖堂。
ランス、メッス、ストラスブール、ル・サイヤン(どこだ?)、ニース、
のためにシャガールはステンドグラスを制作しているそうです。
 
11側廊のアーケードもシャープでカッコいい
 ☆ 人との大きさを比べるとその高さが伝わるかな?☆
 
勝手に盛り上がりますけど、このヴォールト(天井)、
シャープで陰影があって、ぞわっぞわしちゃいますね〜、笑
ピアと呼ばれる、ゴシック時代特有の複数の柱を束ねた様な細工も萌えます。
これ、実際に複数の柱を束ねているのではなく、石を切り込んでこういう形状に
しているのですがら(さらにその輪切り状態の石を積み上げて柱にしているのですから)
ぞわぞわが止まりません、笑。
 
 
ひゃぁ〜、面白かったぁ。
って、こうして記事にする事で2度味わい直しているわけですが^^
 
12お待たせ〜
 ☆ アールヌーボー調のシャンパンが壁一面に並ぶお店、グラン・カフェヘ。☆
 
時々、子供達の行動にヒヤヒヤわなわなドキドキしながらも、
そして、そういう事に反応する自分に少々の驚きもありながらの旅でした。
 
最後は子供達も歩き疲れているようなので、
電車の時間がくるまでRちゃん母娘が待つカフェへ♪
 
13今回一のシャンパン
 ☆ にしてもよく飲んだなぁ〜 ☆
 
後は電車に乗ってパリに帰るだけ♪
って事で、かんぱ〜い♡
 
サンパ(明るくて親切)なおじさんに、せっかくなのでこの土地の
シャンパンのお薦めを聞いたらこれが出てきました。
PARMER&Co (パルメール&コー)のブリュットレゼルヴ、もちろんランス製
 
結果、これが一番美味しかったです☆
パリでも買えるかな〜
また見つけたら味わいたいシャンパンでした。
 
シャンパン工場の見学を断ったあの頃の私に教えて上げたい。
ちょっとは大人になったって*^^*
 
 
長かった泡の国でのお話はこれにておしまい。
ではでは、また来週に♪
 
 
 
A la semaine prochaine 
☆MUNEKO☆