*Croquis de Paris No.440 ~ 京都にてシチリア料理を堪能するの巻き ~ *
2017年8月25日10:00 AM カテゴリー:Designersdiary
日本から貰って来た新しいお薬を一昨日から服薬開始。
したものの、昨日一昨日の二日間はえも言えぬ痛みに死んでおりました;;
のぉ〜〜〜、涙
☆ 京都LAGAPEに出社した日、ランチは友人Sちゃんと待ち合わせ。
の、お店に向かう途中に出会った「アホアホアホ」の提灯。なんて斬新な看板!笑 ☆
思い起こすは数年前、処方されたピルにやられ、
お昼の2時頃まで起き上がれない日々が続き、
とりあえず処方された数ヶ月分を飲み終えたけど、
それなら月に数日の痛みに耐える方がマシなんじゃないかと思ったあの頃。
今回もこんなのがこの先10年も続いちゃうの〜!?ってぞっとしたけど、
今朝起きたら痛みもほぼ治まってました!
の、乗り越えられたらしい。ほっ*^^*
☆ 京都、高辻通。なんでもない通りにシチリア料理店『リカータ』がありました。☆
洗濯できる〜♪ 洗いものもできる〜♪ ご飯の用意もできる〜♪ 食欲がある〜♪
普通の生活が出来る幸せ♡
凄いんだぁ普通って♪
さてさて、写真は日本の京都でのこと。
LAPAGE本店に出社して、お昼のランチはフランス時代からの友人、
京都のSちゃんと待ち合わせ。
☆ こじんまりとした店内は、白い壁に黄色いパラソル、木のテーブルでほっくり暖かな優しいイメージ ☆
四条から少し離れて、高辻通り、柳馬場を西に入ったところに
Sちゃんが予約してくれた、シチリア料理の『リカータ』がありました♪
四条から南に3本目。
3本目。。。って言っても結構遠いのね^^;
この日は猛暑日。お昼の時間とあって太陽が真っ正面から向かってくるので
思わず手持ちの傘を開いて歩いたけど、一瞬で汗だくに。
盆地の京都、この逃げようのない熱気と湿度が無ければ大好きなのになぁ・・・
☆ 時間もあまりないし、軽そうなパスタランチを選びました♪ ☆
思ったより時間がかかったので、Sちゃんが外に出て迎えに来てくれました♪
黒髪をセンターで分け、ワックスでびたっと後ろでまとめて、
唇にはいつもの赤のどれか。
フランスで買った流行を気にしない麻のグレーのシャツにお気に入りの黒いパンツ。
ぶれない感じがいつ会ってもカッコイイんだなぁ
☆ 飲み物も充実してます♪ ☆
『リカータ』さん、以前Sちゃんが来ようと思って電話したら
満席で来れなかったらしい。
手書きのメニューを見てても、どれを食べようか悩んでしまうほど魅力的です。
飲み物は・・・、ガス入りのお水が1Lで150円???
お店で炭酸水を作られているのだそうですが、これがね
「美味しかった♡」こんなに軽くて飲み易いのは初めて。
ヨーロパの炭酸水でなく、日本で自家製(恐らく日本のお水)
で炭酸水を作るとこんなに軽く飲みやすく仕上がるんですね。感動です。
☆ 楽しい人です。Sちゃんをよく知る我が旦那さんに写真を送ったら、
変わらへんなぁと笑っておりました。☆
パンも自家製!これがまた美味しい*^^*
しょっぱなからバクバク食べてしまってヤバいです。
そして出て来た前菜が・・・
☆ この美しい前菜盛り。今見ててもヨダレがでそう〜 ☆
これ!
いやぁね、もう最高♡
大皿にちびちび色々。しかも魚介にフルーツたっぷり。
私を普段知ってる人なら納得の、私好みのお皿でした♪
そしてこの写真を見て思い出しました。
あ、私やっぱり新鮮な魚介が大好きなのね^^;
こちらに戻って来てはや一週間。
以前の様に、鶏も豚もお肉も、もちろんお魚も買って来て料理するけど
なーんか物足りないって思ってた。。。
☆ そしてSちゃんの変わらない天然ぶりも最高で笑いっぱなし ☆
それは、
魚だ、貝だ、新鮮な魚介類だ〜
新鮮な魚介が足りてないのだ〜〜〜〜
思わず検索しましたね。
「 パリ シチリア レストラン 」笑
数件見つかりました。
ここまでは魚介&新鮮ではなさそうですが、行ってみる価値あり。
そして、ここんところのなんだか物足りなかった食卓に
もっと魚介とフルーツと野菜を意識して行こう!と思ったのでした。
☆ 私は鮪のカラスミと季節野菜のラディアトーリ ☆
京都のSちゃんとの会話はいちいちバカバカしくて楽しいです。
この待ち合わせの連絡取ってる時に、思い出したかの様に
「あ、離婚してん♪」って送って来るしね、笑
確か、前回パリに来た時も急に「結婚してん♪」って言ったよね。あんた
今でもパリに戻って来たいらしい。
パリにいて超日本的な食事と生活をしている私と、
京都にいて、超フランス的な生活をしているSちゃん。
お互い真逆の事をしてるよね。
☆ Sちゃんは鮪とミント、トマトソースの穴あきパスタで。☆
私は、久々に京都の街を歩いていて、
小さな路地にある小さなお店にいちいち感動するし。
そんな話をすると、どこが〜!?と反論して来るし。
日本は好きだけど、
あまりに忙しなく、急ぎの仕事に追われている人たちを見る度に、
やっぱり日本で生活するには、このペースで大きな休み無しに働かないと
やっていけないのかなぁと思っていたところに、
Sちゃんの妹さんも外資系、Sちゃんも今のギャラリーのオーナーに言って
一週間ちょっとの休みを取って、スペインに行ってたっていうし。
なんていうのか、いつも予想を裏切って来るので面白い。
☆ 食後のアイスまで自家製。めっちゃ爽やかでぺろっと頂けちゃいました。☆
二人でいるとほんと楽しいって言うより、この人の周りには
このキャラに惹かれて、沢山の応援者が集まって来る。
壮快な人間なのだ。
この居心地の良さ。
鞄、可愛いじゃん。っていうと、小学校の頃から持ってるカゴの鞄らしい。
中からはアールデコ時代のキラッキラのメッシュの巾着。
そしてあの赤い口紅が出て来る。。。
「この巾着、蚤の市で100円♪」っていうのが笑えるし。
それ、売ってる場所が違えば5,000円とかでも売れてるよ。
そうこの人は何十万のイスや数万のお皿も買えば、数百円の鞄も買う人。
☆ 行きのあの「アホ」の提灯はなくなって・・・ ☆
こういう人が私は好きなんだなぁって思う。
高い安いに関係なく、自分の価値を持っている人。
反対に、最近苦手な人がなぜ苦手なのかもぼんやり分かって来たかも^^;
要はセンスが合わないだけなのかも(あっちゃ〜)
この絵どう? これ可愛いでしょ?
の感覚が合わない人が単純に苦手なのかもと最近思えて来た。
センスが良い悪いの問題でもなければ相手に罪も無いのだ。
☆ よく見たら、「炭火焼き鳥 アホウどり」になっていました!
あのアホはそのアホだったのか!笑 ☆
そんな自分も最近歳のせいか^^;今までの服がすっかり
似合わなくなって自分の好みが分からなくなりつつある気がする。
(ないですか?そんなこと)
日本のこんな「好き」が詰まった出来事を思い出しつつ、
体も食も整えつつ、また自分をやって行こうと思う。
***
リカータさんへ向かう途中
「アホ アホ アホ」なる提灯を軒先に並べてあるお店発見。
こんな事も出来ますよ、的な勇気ある提灯屋さんだと思っていたら
帰りには、「炭火焼き鳥 アホウどり」になっていました。
これ、提灯屋さんも注文を受けてわざわざ
「アホ」の文字を外に干して乾かしていたのね^^;
それにしてもひとり歩いていてウケたわぁ、笑
なんとも貴重なタイミングで通りがかってしまった京都の野路裏の思い出の風景でした。
A la semaine prochaine
☆MUNEKO☆
☆MUNEKO☆